銚子・角巳之・三代目

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秋桜(コスモス)

2006年10月30日 | 

100_0633 薄紅の~コスモスが~秋の日の~何気ない陽だまりに・揺れている~♪ 言わずと知れた さだまさしさんの名曲です。このコスモス、メキシコが原産のようですが、すっかり日本の(秋の)風景に同化しております。写真は何回か掲載しております、花筏(はないかだ:生け花教室)さんの店頭で見つけたもの。せっかく、まだ自然も残る地方都市で日常を過ごしている訳だから、野に咲く花や、生き物達、雲の形や、風の匂い...、こんな事を感じながら過ごしたい...。と何故か体に似合わずそんな事を思っております。最近、これまた以前掲載したA寿司店の若旦那の料理を食べる機会が有ったのですが、東京ではこの値段じゃ絶対に食べられないという質・量もさることながら、行く度に季節の花が飾ってあるし、旬の食材もすべてに一工夫。本当に参りました。若旦那は花筏さんで生け花も習っているらしい。“この花は美しい”と言う感覚と”この料理は美味しい”という感覚は根っこのところで繋がりが有るのでは?と感じています。膳を出す時、そこに並ぶすべての料理が一皿ごとに完成されているのではなくて、これは敢えて薄味に、これは甘めに...、食べながらこの意図は何だろうと思っていましたが、食べ終わった後すべてが分かりました。言葉無く、ただ幸せな気分になっていたからです。花もすべてが画一的で、同じ色だったら美しいと思うかどうか。薄紅色があったり、くすんでいたり、ちょっと欠けていたり...、でも美しいと思うのは何故なのでしょうか?人も同じかもしれません。ちなみにコスモスの花言葉は...、乙女の純潔だそうです....。(読んでいる方が吹き出しているのが目に浮かびます.....)