銚子・角巳之・三代目

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日照不足

2006年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

000_1075 ゴールデン・ウィークが明けてからすっきりしない天気が続いています。新聞報道などによると深刻な日照不足で、すでに農作物に影響が出ているそうです。関東圏の日照時間は例年同時期に比べて70%近くマイナスとか。43年ぶりの記録的な(悪い)数字だそうです。改めて農業はお天気商売という事を感じますし、こういう報道を聞くと、食べる側の普段の心構えというものを考えざるを得ません。この10年を見ても大豊作で余剰が沢山出たり、天候不順で生育が悪く、レタスが1個700円(首都圏で)なんて事もありました。国内が不足したので中国等から緊急輸入すると、残留農薬問題が浮上したり、この農薬に関して今までとは違ったポジティブ・リストなる制度も今月末からスタートします(これは改めて報告します)最近、“自己責任”という言葉を良く聞きます。お金や投資の事などで使われているようですが、実は最も重要な“自己責任”は“食べる”という事ではないか?と最近考えております。人間は食べなければ生きて行けない。従ってどう“食べる”か?という事は“どう生きるか?”と同義語である。何かの本に載ってました。私はここまで格好良く言えた立場では有りませんが、根本的に同じ考え方です。故に、どう食べるか?という選択肢を示す生産の活動や環境の変化は無関心ではいられない。周囲を見渡すと、そうお考えになっている方々かなり増えているように思います。