銚子・角巳之・三代目

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サバの味噌煮

2006年05月15日 | 銚子のうまいもの

000_1071 本日はサバのおまけ。味噌煮です。家庭ごとにサバの味噌煮の味はそれぞれで、いろいろな作り方があると思います。臭みを消すために酢を使ったり、味噌を変えたり...。写真は漁師さんが作ったもの。あまりに美味いので冗談抜きでドンブリ一杯くらい食べてしまいました。漁師さんに色々魚料理を教えて頂くのですが、今まで食べたどの料理も抜群に美味いです。しかも作り方はいたってシンプルです。作り方を聞いたのですが、帰ってきた答えは殆ど、そんなの適当、目分量だ。との事。これでは記事にならないので食い下がって聞きました。写真のサバは朝揚がった新鮮なサバという前提付きですが、①サバを食べ易い大きさに切る(適当)、②お酒をサバが隠れるくらい入れる。生姜も。(これも適当)、③少し煮て醤油、味醂を加える(これも適当)、③最後に味噌を加える(これまた適当)....。出来上がりです。砂糖を入れずに味醂を多めにすると美味そうな照りが出るようです。要するに全部適当。回数をこなすと自分なりのサバ味噌煮。料理はこれが正解はないので、とにかく料理をすることだな。腹を満たすだけでなく、作って楽しく。だそうです。恐れ入りました。ごちゃごちゃ言わずに作ってみたら楽しい。こういうの作るとお父さん方の評価がグッと上がるかもしれません。割烹のプロに煮物の黄金比(ベストな配合割合)を聞きました。ダシ5、酒1、醤油1、味醂1だそうです。これで煮て、クッキングペーパーを上から被せ、そこにかつお節。そうするとアクも取れて風味が増すそうです。筑前煮なんかはこの方法が効果的のようです。ちょっとした裏技です。