本日、連載１５０回を迎えました。読者の皆様方有難うございます。投稿やメール、最近は電話やお手紙まで。沢山の激励や貴重なご意見、重ね重ね御礼申し上げます。蒲鉾・干物の作り方や魚の捌き方、そんな内容を増やしたり、記事のレイアウト変更など、いろいろ行わなければならない事が多いのですが、１５０日も連続して掲載している割には私機械に疎く、見かねた先輩が来週銚子にお越しになり、リニューアルを手伝ってくれる事になりました。今月末あたりにはリニューアル版として２００回、３００回と継続して参りますので、引き続き宜しくお願い致します。さて連載１５０回記念の写真は、先日お台場のホテルメリディアンで開催された花のコンテストで準グランプリを受賞した作品を。出展チームは銚子の花筏（はないかだ）、銚子で野草生け花ｌ教室を主宰されている方々です。故あって、私この作品にほんのちょっとだけ関わらせて頂きました（搬出入程度なのですが....）このコンテストはフランスのバラを用いて日本の心（禅）を表すと言う主旨だったようで、このチームのタイトルは“剣禅一如（けんぜんいちにょ）でした。この背面に“煩悩”が表現されており、真正面の日本刀がその煩悩を叩き割る。日本刀の下には石像があって、剣を前に微動だにしない姿が現されています。この写真は完成から４日後、花もしおれてきてしまっており、照明の具合で暗く見えますが、完成したときに華やかなバラと、日本刀から零れる怜悧な光が交錯し、芸術をよく理解できない私でも、ハッとした衝動にかられました。続きは明日。