銚子・角巳之・三代目

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サバ焼き

2006年05月12日 | 銚子のうまいもの

000_1058 昨日の大サバ加工第一弾。作った塩サバ焼いてみました。主に北欧の原料を使って作られ量販されている塩サバ。これの美味しさは脂だと言います。銚子のサバは脂が少なくて....。という声を良く聞いてました。ただこのサバ。銚子で揚がったサバです。脂が乗ってとても美味かったです。田舎ゆえ七輪もあるのですが、今回はあえてガス台で焼いてみました。これで美味いですから、七輪の遠火でジックリ焼いたら尚美味いと思います。このサバですが塩サバでは美味しいですが、ミンチにしてツミレ等にすると脂が多すぎて加工が難しくなります。アシと呼ばれる弾力が出難くなりますし、脂の酸化等により完成品の鮮度劣化が早くなるだろうと思います。むろん、その場で作って食べる分には何の問題も無く、あくまでも商品とした場合の話ですが。この1年、いろいろな魚を見て、触って、食べて参りました。脂の乗ったキンメが不味い訳がないと思いましたし、写真のサバも同様です。ただ美味しい=脂ではない。という事は実体験として判って参りました。産地に眠っている宝はむしろ脂が乗っていない魚の方にある。そうも感じております。脂があるものは刺身、或いは塩焼き等シンプルな調理、脂が乗っていないものへの一工夫が楽しさの領域であるとも感じ始めました。それにしてもこの塩サバ...。是非銚子へ食べに来て下さい。百聞は一見にしかずです。