人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

メイン散々も・・・

2012-11-04 18:21:43 | Weblog

 日本シリーズは巨人が3年ぶり22度目のVで幕を閉じた。まぁアンチ巨人の僕が見ても致し方ない結果だろう。選手層が薄い上に田中賢介もいないし、期待した吉川、武田勝で4敗だから完敗といっていいだろう。ただ采配や試合の進め方には不満は残った。とにもかくにもお疲れ様でした。
 それにしても今年の巨人は強かったなぁ。優勝の要因はもちろん阿部や内海の活躍が大きいが、杉内、ホールトン、村田、石井の新加入選手がすべて働いたのがやっぱり大きかった。シーズン前、杉内と石井は活躍すると書いたが、ホールトンがここまで勝つとは思わなかった。また村田の打撃はこんなものと思っていたが、彼の守備力を侮っていた。彼の守備で今年は随分投手は助けてもらっただろう。すべてが上手く行った巨人、今年は潔く強さを認めて日本プロ野球の回顧とする。おめでとう、巨人ファンの皆さん! 来年こそは雪辱しましょう、アンチ巨人の皆さん!

では競馬。まずは今日の朝行われた【ブリーダーズCターフ】。日本から参戦したトレイルブレイザー(武豊騎乗、牡5歳・池江泰寿厩舎)は4着に終わった。勝ったのはR・ドミンゲス騎乗のリトルマイクで2着はポイントオブエントリー。勝ちタイムは2分22秒83。大外12番枠からスタートしたトレイルブレイザーは5番手を絶好の手ごたえで追走。4角では外から進出して先頭に並びかけるシーンもあったが、直線で伸びを欠いて4着に敗れた。本当に残念だったが、トレイルブレイザーは力を出し切ったと思う。ただ相手が強かったというだけだ。それでも【凱旋門賞】、【BC】と世界の超一流に混じって日本馬が走らせる池江調教師の挑戦は競馬ファンを楽しませてくれる。心より拍手を贈りたい。尚、勝ったリトルマイクは今年の【アーリントン・ミリオン】の勝ち馬。【JC】にも予備登録している。
 日本の競馬を振り返る。まずは東京メイン【アルゼンチン共和国杯】。勝ったのは横山典弘騎乗の2番人気ルルーシュ(藤沢厩舎・牡4)。直線で早めに先頭に立つ横綱相撲で完勝。待望の重賞初勝利を挙げた。勝ちタイムの2分29秒9は、レコード(’05年オペラシチー)に0秒1差の好タイムだった。レースは、ミッキーペトラが大外枠からハナを奪い、ルルーシュは好位。4角でミッキーペトラが失速すると満を持して先頭に立ち、一気に差を広げた。後続の追撃をまったく寄せ付けず、2着ムスカテールに1馬身1/2差の完勝。3着は6番人気のマイネルマークが入り、1番人気で僕が本命に推したギュスターヴクライは直線伸びず6着に終わった。
 勝ったルルーシュだが、こんなに強いのかと思うほどのレース。正直参りました。この走りなら【JC】でも十分勝負になるはずで、是非出走して欲しい。2着ムスカテールも力をつけている。これなら重賞でも勝負になるだろう。3着 マイネルマークも力をつけている。もっと長い距離が良さそうで、兄同様中山2500mがいいかも・・・。4着ビートブラックも59㌔背負っての好走。少し復活の光が見えてきた。問題は6着ギュスターヴクライ。直線バランスを崩したが、全く伸びなかった。ひょっとしたら故障!?と思っていたら、やっぱりレース中に右前浅屈腱不全断裂を発症していた。残念。
 ルルーシュは、父ゼンノロブロイ、母ダンスーズデトワール(母父Highest Honor)という血統。通算成績は11戦6勝で、重賞初勝利。ゼンノロブロイ産駒はJRA重賞通算8勝目、今年は前述のトレイルブレイザーの【京都記念】以来2勝目となった。藤沢和雄調教師は’97年タイキエルドラド、’00年マチカネキンノホシに次いで【アルゼンチン共和国杯】3勝目、JRA重賞は通算で85勝目(今年2勝目)。鞍上の横山典弘は’90年メジロモントレー、‘91年ヤマニングローバル、’04年レニングラードに次いで【アルゼンチン共和国杯】4勝目、JRA重賞は通算137勝目、今年は4勝目となった。
 京都のメインでも強い馬が現れた。【みやこS】、勝ったのは、岩田康誠騎乗の1番人気ローマンレジェンド(栗東・藤原英厩舎)。ゴール寸前で差し切り、6連勝で重賞連勝を飾った。タイムは1分49秒6。道中ローマンレジェンドは中団のインをロスなく追走。直線では前が開かずヒヤリとさせられたが、残り100m付近でスペースに瞬時に反応して、先に抜け出したニホンピアワーズをクビ差、差し切った。さらにクビ差の3着には3歳馬ホッコータルマエが入り、僕が推奨した2番人気のハタノヴァンクールは着外に敗れた。
 勝ったローマンレジェンドはまさしく横綱相撲。順調に成長している。「強い」の一言だった。これで自信を持て【JCダート】に進める。 2着ニホンピロアワーズもここにきて本当に力をつけている。3着ホッコータルマエも3歳で最先着しているのだが、力がある。次走は叩き2戦目もっと良くなるだろう。問題の10着ハタノヴァンクールだが、休み明け、初の古馬との手合わせ、57㌔、前の馬に有利な馬場とこの馬には厳しい条件が揃った。ただそれでも走ると思っていたから今日の競馬には不満が残る。次は勝ち馬同様【JCダート】だと思うが、果たしてどれだけ復活するか見ものである。
 ローマンレジェンドは、父スペシャルウィーク、母パーソナルレジェンド(母父Awesome Again)という血統。通算成績は11戦8勝で、重賞は【エルムS】に次ぐ2勝目。スペシャルウィーク産駒はJRA重賞32勝目、今年は同馬で制した【エルムS】以来4勝目となった。管理する藤原英昭調教師、鞍上の岩田康誠ともに【みやこS】は初優勝。藤原師は先週の【天皇賞・秋】のエイシンフラッシュに続き2週連続の重賞制覇。通算では29勝目、今年3勝目となった。岩田はJRA重賞通算52勝目、今年は【富士S】のクラレントに続く10勝目となった。

 来週は【エリザベス女王杯】を含めて重賞が5レースも用意されている。今日などはメインの予想が散々だったが、他のレースで万馬券3本Getしてプラス収支となった。ということは来週はこの5レース以外で頑張らなくてはならないということか・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イライラする!!!

2012-11-03 21:00:08 | Weblog

 日本ハムってこんな消極的なチームだったのか。日本シリーズを観ていてつくづくそう思った。僕がもともとアンチ巨人で期待が高かった分普通の人より、そう思うのかもしれないが、それにしても策がなさすぎる気がする。すべてにおいて何とかしようという作戦も気迫も見えない。
 たとえば今日の1回の攻撃でも2死で糸井がヒットで出たのだが、阿部の足の怪我を考えたらあそこは盗塁だろう。6回表陽のヒット後もそうだ。今浪の初球攻撃はない(これは積極性ではない)。じっくり攻めて足を絡める策を取るべきだっただろう。次の糸井がヒット、中田のホームランでなんとかなったものの、あまりにも打線まかせだ。守備でもクビを捻った。1回裏の巨人の攻撃2死2,3塁で打者村田。あそこはどう考えても勝負だろう。現在の村田と矢野を比べたら間違いなく村田勝負だと僕は思うのだが・・・。とにかくあまりにもきれいな野球をしすぎる栗山野球。ぜひ恩師野村元監督にその采配を聞いてみたいものだ。
 ただよく考えてみると、今年の日本ハムはロッテとオリックスと交流戦の大幅勝ち越しで優勝したチーム。西武、ソフトバンク、楽天には負け越しているのだから、その力を考えたら僕の過剰な応援なのかもしれない。

 

 では明日の予想。まずは東京メイン【アルゼンチン共和国杯】。7番ムスカテール、9番ギュスターヴクライの両頭で本命を悩んだが、58㌔が嫌われるなら、9番gyスターヴクライが強い! オルフェーヴルを破ったことのある馬がこのメンバーなら58㌔で惨敗するとは思えない。叩き2戦目、得意の東京。【JC】出走になるためには凡走はNG。ここは自身の本命。相手は4,8番。7番は少し人気になりすぎか・・・。
 京都メイン【みやこS】は2番ローマンレジェントが断然かもしれないが、強い3歳馬の砂の大将格14番ハタノヴァンクールを狙う。3歳馬でありながら2番ローマンレジェントと同じ57㌔は厳しいし、勝ち方が大外まくりの極端な競馬しかできないが、それでもダートで凡走する絵が僕には見えない。相手は実力馬2,8番だが10,11番も面白そう。
 福島メイン【フルーツラインC】は9番トーセンプリモ。格上緒戦となるが、福島1150mはよく走る。鞍上大野は元々福島得意なのに今日は未勝利に終わった。明日は力の入るところで一発を期待。相手は2,6番だが、超大穴は11番。
 

 現在日本シリーズは7回を終えで巨人が阿部の決勝打で4-3でリードしている。ここでもなぜ阿部勝負だったのだろう。阿部と村田、当然阿部敬遠だろう。あ~イライラする!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“加藤”が招くか・・・

2012-11-02 21:38:37 | 野球

 日本シリーズは僕の予想を完全に覆し、巨人が3勝2敗と日本一に王手をかけている。
日本ハムにとっても僕にとっても誤算は2勝すると思っていた左腕・吉川の不調。僕はソフトバンクファンのため、シーズンから吉川のピッチングを見ていたが、こんな吉川は見たことないほどの出来の悪さ。2戦とも全く腕が振れていなかった。これが日本シリーズのプレッシャーなのか・・・。でも考えかたを変えてみれば、その誤算の中、日本ハムは2勝しているのだから大健闘と言えば大健闘かもしれない。
 “誤算”の次は“誤審”。昨日の試合の四回無死一塁で日本ハム・多田野が、巨人・加藤健に投球。リプレー映像を見る限り、頭部死球ではないように見えたが、柳田球審の判定は危険球。当然、日本ハム・栗山監督は猛抗議したが、判定は変わらなかった。この打席で苦痛に顔をゆがめて倒れ込んだ加藤は、次の打席で大ブーイングを浴びたが、見事のタイムリーヒットを放った。
 疑惑の場面について日本ハムの選手からは不満の声が上がったという。鶴岡は
「ヘルメットに当たった音じゃなかった。ヘルメットならカツンという音がする。バットの音がした。何て言っていいのか分からない」
と複雑な表情を浮かべた。続けて
「柳田さんは最初、ファウルと言ったが原監督が出てきてから判定が変わった。それ(判定)に関してはコメントのしようがない」
と話した。危険球退場となった多田野も
「だます方もだます方。だまされる方もだまされる方」
と審判の判定と、加藤への不満を言い残して球場を後にしたらしい。
 さすがに栗山監督だけは
「審判がそう見えたんなら仕方ない」
と大人の対応をする一方で
「絶対にあきらめない。みんなに喜んでもらえるように頑張りたい」
と話したようだが、僕はひょっとしたらひょっとするのではないかと思っている。というのも、恨みを一気に買うことになったのが“加藤”だからだ。皆さんも覚えているだろう。近鉄の加藤哲朗氏。試合後の勝利者インタビューで「巨人はロッテより弱い」発言をした彼である(実際は『当時、報知新聞の近鉄担当だった方に、「ところで哲ちゃん、実際のところどうなん? (巨人は)ロッテより弱いんちゃうの?」って感じのことは聞かれました。それに対して僕は「ジャイアンツはピッチャーで勝ったチームや。桑田、斎藤、槇原、水野……。あれだけ、ええピッチャーおったら優勝するで。でも打線はアカンなぁ」みたいな話をした。いわゆる誘導尋問ですわ』と加藤氏は語っている)。あのひと言で巨人に逆転優勝された戦犯にされた男だ。真偽の確認よりも記憶に残る日本シリーズを沸かせたひとりの選手だ。その彼と同じ名字の選手が今回は日本ハムの恨みを買っている。よくスポーツの世界で歴史は繰り返されるというし、同じ加藤が・・・。
 実際僕は6戦目に日本ハムが勝ったら優勝するのではないかと思っている。というのも6戦目で日本ハムが沢村VS.武田勝で勝てれば、7戦目はホールトンor宮国VS.ウルフ。で、日本ハムは中村、吉川(3度目の正直)が使える。つまりウルフが3回投げれば、中村、吉川、宮西、石井、増井、武田久とつぎ込めるのである。まぁ正直僕の個人的に贔屓目もあるが、“加藤”が導いた逆転劇を期待したい。

 では明日の予想。まずは重賞、東京メイン【アルテミスS】。現状で強いのは1,5,6,7番あたりだろうが、正直実力はよくわからない。ならば心情的に気持ちがある馬から買いたい。本命は16番ラヴネヴァーダイズ。何でこの馬に気持ちがあるかというと、この馬のデビュー戦をしっかり見ていたからである。僕の愛馬、ワナビーザベストが負けたレース、その勝ち馬がこの馬である。そのレースぶりは決して強さが目立つレースではなかったが、センスは相当ありそうであった。叩いた上積みもあるのでこの馬から勝負する。相手は1,7番。
 京都メイン【京洛S】は6番ハクサンムーンの逃げ切りに期待する。Bコースになることで馬場はよくなり、ハンデの54㌔は恵まれた。逃げて駄目なら諦めもつく。相手は4,8番。
 新潟メイン【磐梯山特別】は2番キンセイポラリス。いつ走るか分からない馬だが、この条件なら安定して走る馬。相手は1,11番。

 今週から11月競馬。これで悪い流れが一変して欲しいものだ。そういえば、前述の誤審した柳田主審。元ヤクルトで栗山監督の後輩である。複雑だろうな、栗山監督。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする