人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

JCも参りました!!!

2012-11-25 18:56:20 | Weblog

《いちばん魅力があるのは15番ジェンティルドンナ。ただ貰いの【エリザベス女王杯】に見向きもせずこちらに来たのは勝算があってものだろう。おまけにオルフェーヴル、フェノーメノ、ルーラーシップ、ロージキングダムと同じサンデーRの錚々たるメンバーが出走してくるのに出るということは相当の覚悟だろう。でなければ共同馬主が黙ってはいまい。レッドデザイアでも3着になったことのあるレース、それを考えるとジェンティルも十分勝負になる。》
 
 
昨日のコラムで書いた文章である。だったら「買えよ」と自分で言いたい。ただ昨日時点ではジェンティルよりダークシャドウが買いたかったのだから仕方ない。まぁ自分での言い訳は配当が低かったということだろう。
 その
東京11R【第32回JC】を振り返る。勝ったのは前述したように岩田騎乗の3番人気ジェンティルドンナ牝3・石坂正)。1番人気オルフェーヴルとの壮絶な叩き合いを制して優勝を飾った。牝馬3冠に続くGI4勝目を飾るとともに、日本の3歳牝馬として初めて【JC】優勝という偉業を成し遂げた。タイムは2分23秒1。同じ勝負服の3冠馬同士による叩き合いは、内に岩田のジェンティルドンナ、外に池添のオルフェーヴル。2頭がラチ沿いでつばぜり合いを繰り広げる。そしていったん抜け出したジェンティルドンナは最後まで相手に抜かせることはなかった。陣営が自信も持って挑んで無堂々の勝利。しかも【凱旋門賞】で世界を驚かせた年上の3冠馬を競り負かしての価値ある戴冠だった。ただただ“お見事!”のひと言。

 レースはビートブラックが逃げ、2番手をトーセンジョーダンが追走。ジェンティルドンナは3番手につけた。ライバルのオルフェーヴルは、後方待機から4角で一気に押し上げて3番手の外まで上がった。逃げたビートブラックを目標にオルフェーヴルが襲いかかると、内でじっと我慢していた岩田とジェンティルドンナのコンビが、ひと呼吸置いてから追い出す。そこからは3冠馬同士のマッチレースがゴールまで続いた。わずかに先に出たのは内のジェンティル。そして、最後まで抜かせず、ハナ差退けたところがゴールだった。レースはジェンティルドンナの進路の取り方と、レッドカドーのモッセ騎手からの異議申し立てによって審議が行われたが、到達順位の通り確定。3着には出遅れながらも、最後僕の本命馬ダークシャドウを交わしたルーラーシップが入った。
 勝ったジェンティルドンナは直線進路取りで処分を受けたが、岩田の腹を据えた好騎乗が光った。思い切って先行し、道中は内をぴたり。また直線ではひと呼吸おいての追い出し。見事であった。またそれに応えたジェンティルドンナも立派。本当に人馬一体の勝利であった。それにしてもこのジェンティルドンナはどこまで強くなるのだろう。ドバイ、凱旋門などで走りが見たい。2着オルフェーヴルはやはり強い馬だった。着差が着差だけに接触は悔しいだろう。あれがなかったら勝っていたかもしれないが、こればかりはわからない。運がなかったということだろう。来年はジェンティルとドンナのコンビで是非海外に・・・。3着ルーラーシップはまた出遅れ。ただ僕はこの馬は【有馬記念】の方が良いように思っている。4着ダークシャドウはもう少し前の位置(オルフェーヴルより前)で競馬してくれると思っていたのだが・・・。最後はルーラーシップに差されたが、2000mのようにもう少し速いペースがこの馬に合う。でもデムーロの力でなんとか3着は死守してほしかったなぁ。5着フェノーメノは最後指し返してきているのだから、力も根性もある。ただ今日のところは力負けだろう。6着トーセンジョーダンは最後の直線でのブレーキが痛かった。ひょっとしたらあれがなければ馬券は合ったかもしれない。さすがに力はある。
 ジェンティルドンナは、父ディープインパクト、母ドナブリーニ(母父Bertolini)という血統。通算成績は9戦7勝。重賞は【シンザン記念】、【桜花賞】、【オークス】、【ローズS】、【秋華賞】に次いで6勝目。ディープ産駒はJRA重賞通算27勝目、今年はなんと18勝目。GⅠ勝利はジェンティルの【秋華賞】以来通算8勝目となった。管理する石坂正調教師は【JC】初優勝、岩田は’07年アドマイヤムーン、’11年ブエナビスタに次いで3勝目。石坂調教師はJRA重賞37勝目、今年は11勝目。GⅠ勝ちは【秋華賞】以来で通算10勝目となった。岩田はJRA重賞53勝目、今年は11勝目。GⅠは【秋華賞】以来18勝目となった。つまり岩田は重賞の1/3がGⅠ勝利である。 尚、この岩田だが、最後の直線コースで外側に斜行した進路の取り方が強引なものであったため、2012年12月1日~12月2日(日)まで開催日2日間の騎乗停止となった。ただ僕が見た限り、そこまでとは思わなかったのだが・・・。僕がオルフェーヴル本命でなかったからそう思うのかもしれないが・・。
 またジェンティルドンナは今回の優勝で、ブエナビスタが持つ牝馬のJRA年間最多獲得賞金記録も更新した。
 
 来週は【JCダート】。外国馬の参戦がなく、日本馬の対戦となったが、エスポワールシチー、トランセンド、ローマンレジェント、イジゲン、ハタノヴァンクールなどどこからでも狙えるメンバーが揃った。僕もどれを本命にしようか迷っている。というのも、本命にしようと思っていた馬が最近調子が悪い・・・のである

コメント
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