人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

縁がなかったアカイイト

2021-11-14 18:22:52 | Weblog

 今日は珍しく男子国内ゴルフから。《三井住友VISA太平洋マスターズ》。広島出身で東北福祉大卒の3人(谷原秀人、金谷拓実、幡地隆寛)が最終組で優勝争いが繰り広げられたが、単独首位で出た大先輩の谷原秀人が貫禄を見せ、4バーディ・4ボギーの「70」で回り、トータル6アンダーで首位を堅守。2016年《HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP》以来となるツアー通算15勝目を果たした。 トータル5アンダー・2位には一番若い金谷拓実。トータル4アンダー・3位にも東北福祉大卒の比嘉一貴、トータル3アンダー・4位タイには28歳の幡地隆寛、朝地洋佑、久常涼、トッド・ペク(米国)が入った。 昨年覇者の香妻陣一朗はトータル6オーバー・32位タイ。賞金ランキング1位の木下稜介はトータル11オーバー・53位タイで4日間を終えた。この結果、金谷拓実が賞金1500万円を加え、今季獲得額を約1億268万円としトップに立った。アマチュア最後の試合となった杉原大河(東北福祉大)は2アンダーの8位だった。1打差の最終ホール、金谷はバーディを取ったが、谷原にもバーディを取られて万事休す。まぁ賞金王のこともあるのだろうが、ファンを熱くさせるには最終Hの2打目はイーグル狙いのセカンドショットをして欲しかったなぁ。冷静といえば冷静だが、観ている人間にとっては、少し残念だった。
 国内女子ゴルフ。《伊藤園レディース》は首位で出た賞金ランク1位の稲見萌寧が7バーディー、ボギーなしの「65」で回り、通算17アンダーで逃げ切り、今季9勝目、ツアー通算10勝目を挙げた。  自己最多の9打差をつける圧勝だった。優勝賞金1800万円を加算し、単独5位に入った賞金ランク2位の古江彩佳との差を約1647万円に広げた。来週の《大王製紙エリエール・レディース》で2週連続優勝した場合、初の賞金女王が決まる可能性が出てきた。僕注目の西郷真央、金沢志奈が通算8アンダーの2位。上田桃子が通算7アンダーの4位。山下美夢有が通算5アンダーの6位だった。残り2試合、賞金女王は果たしてどうなるか。また僕注目の西郷は最終試合で勝つのではないかと僕は予想している。

 競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第46回エリザベス女王杯】は、幸英明の10番人気アカイイト(4歳・中竹和也厩舎)が中団追走から直線の半ばで先頭に立つと、そのまま後続を寄せ付けず押し切って勝利。春に【大阪杯】を制したレイパパレ、【秋華賞】馬アカイトリノムスメのGIを撃破。秋の女王決定戦を制しGI初制覇を果たした。タイムは2分12秒1。2着は直線で外から追い込んだ3歳馬ステラリア(7番人気)、3着にはクラヴェル(9番人気)が入線し、3連単は3万3399.6倍の大波乱決着となった。なお、1番人気に支持されたレイパパレは4コーナーで先頭に立つも粘り切れず6着、アカイトリノムスメは7着に敗れた。
 勝ったアカイイトだが、僕が思っていたより良い脚を長く使う馬だ。今日の競馬は文句なしの横綱相撲。この競馬ができるなら、今後が楽しみ。距離ももちそうだし、【有馬記念】使っても面白いのでは・・・。2着ステラリアも(松山終い、良い脚で伸びた。まだ3歳馬だし能力は有りそう。今後が楽しみ。3着クラヴェルは横山典の騎乗が嵌った感じ。でも馬混みを気にしない強さはある。6着レイパパレはずっと折り合いを欠いていた。もともと距離不安がある上にあの折り合いでは・・・。ルメール駄目なら諦めがつく。7着アカイトリノムスメはレイパパレマークだったが、正直いっぱいいっぱいだった。疲れがあったのか!?
 アカイイトは、父キズナ、母ウアジェト(母父シンボリクリスエス)という血統。種牡馬キズナにとってもこれが産駒のGI初勝利。北海道浦河町・辻牧場の生産馬で、馬主は岡浩二氏。通算成績は20戦5勝。重賞は初制覇。【エリザベス女王杯】は中竹和也調教師、幸英明ともに初勝利となった。

 福島11Rで行われた【第57回福島記念】は、菱田裕二の5番人気パンサラッサ(牡4歳・矢作芳人厩舎)がスタートから押してハナに立ち、速いペースで飛ばして直線に向かうと、脚色は衰えずにそのまま後続を大きく離して逃げ切り。前走の【オクトーバーS】勝ちからの連勝で重賞初制覇を決めた。タイムは1分59秒2。4馬身差の2着に差し脚を伸ばした僕本命の6番人気のヒュミドール、さらに半馬身遅れた3着には1番人気で5連勝を狙ったアラタが続いた。
 勝ったパンサラッサだが、菱田の好騎乗。あの速いペースでも残すのだから馬も強いのだろう。こんな特徴ある馬が出てくるのは競馬やっていて楽しい。2着ヒュミドールも良く走っている。位置取りもよかったのだろうが、今日のところは勝ち馬が走りすぎた。成長を感じるレース。3着アラタは初めての重賞で上手く立ちまわっている。最後は3着まで来ているのだから力をつけている。これなら、重賞そのうち勝てるのだろう。
 パンサラッサは父ロードカナロア、母ミスペンバリー(母父Montjeu)という血統。北海道新ひだか町・木村秀則氏の生産馬で、馬主は広尾レース(株)通算成績は17戦4勝。重賞は初制覇。【福島記念】は管理する矢作芳人調教師、騎乗した菱田裕二ともに初勝利となった。

 来週の一口馬の出走予定はない。ほとんどの馬が放牧に出ており、2歳馬たちもじっくりと調整中だ。そんな中、一番期待していたアルドゥエンナはちょっと時間がかかりそう。軽めのキャンター調整を行っていたが、先日来場した北海道の獣医師のチェックで蹄の管理に気をつけること、あと、皮下脂肪がついた体をしているので、時間をかけてその脂肪を削ぎ、より動ける体をつくっていくようにという指摘をしたらしい。その理想とする状態に持っていくには数ヶ月の期間は必要になるという。なってこった!!!

コメント
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