≪青梅マラソン≫30キロの部の女子で、≪東京五輪マラソン≫代表の23歳、前田穂南(天満屋)が1時間38分35秒の日本新記録で圧勝した。従来の記録は野口みずきがマラソンの日本記録2時間19分12秒を樹立した2005年の≪ベルリン・マラソン≫の途中計時で出した1時間38分49秒。残りの代表争いを尻目に着々に力をつけている前田。このまま順調に≪東京五輪≫に向かって欲しい。尚、男子は田口雅也(ホンダ)が1時間30分45秒で好タイムで優勝。川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は1時間33分31秒で8位だった。
≪東京五輪≫の有力候補、松山英樹(27・LEXUS)が調子を上げてきた。米男子ゴルフ《ジェネシス招待》第3日。予選カットぎりぎりの57位から出た松山は1イーグル、6バーディー、1ボギーのベストスコア64をマーク。通算6アンダーで46人抜きの11位に急浮上した。タイガー・ウッズ(44米国)は4パットなどでスコアを落として通算5オーバーの63位に後退。通算1010アンダーとしたマット・クーチャー(41・米国)、ロリー・マキロイ(30・英国)、アダム・スコット(39・オーストラリア)の3人が首位に並んだ。松山とは4打差、首位に並んでるのが実力者だけに逆転は難しいが、是非爆発して優勝して欲しい!
今日の競馬を振り返る。京都11Rで行われた【第113回京都記念】は、北村友一騎乗の1番人気クロノジェネシス(牝4歳・斉藤崇史厩舎)が3番手追走から直線外を伸びて完勝した。タイムは2分16秒4。2馬身半差の2着には僕が本命に推した後方2番手追走から外めを追い込んだカレンブーケドール(2番人気)。ともに明け4歳の牝馬、昨年の【秋華賞】1,2着馬のワンツーフィニッシュとなった。さらに1馬身3/4差遅れた3着にステイフーリッシュ(3番人気)が入った。
勝ったクロノジェネシスだが、僕が思っているより強かった。道中のリズムも良かったし、手応えも十分で、最後までしっかりと脚を使った。馬体重12㌔増も成長でパワーアップしていた。距離も2200m勝った事で選択肢が広がった。バゴ産駒の安い馬がここまで勝つとは・・・だから競馬は面白い。2着カレンブーケドールはやはり休み明けの分、動きが鈍かった。それでも苦手な馬場でここまで走れば健闘だろう。次はドバイらしいが、凡走の無い馬、期待したい!3着ステイフーリッシュは良く走っているが、前2頭が強かった。
クロノジェネシスは、父バゴ、母クロノロジスト(母父クロフネ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は9戦5勝。重賞は2019年【クイーンC】・、【秋華賞】に次いで3勝目となった。
東京11Rで行われた【第54回共同通信杯】は、C.ルメール騎乗の3番人気ダーリントンホール(牡・木村哲也厩舎)が好スタートから道中は3番手でレースを進め、直線で逃げ粘るビターエンダー(4番人気)との一騎打ちをハナ差で制して価値ある重賞初制覇を飾った。タイムは1分49秒6。4馬身差遅れた3着には僕本命のフィリオアレグロ(2番人気)。圧倒的1番人気に推された武豊騎乗のマイラプソディは、後方2番手を追走から直線で末脚を伸ばすも4着に留まった。
勝ったダーリントンホールはレースごと成長している。とびも大きく府中が合いそうで、【ダービー】も面白そう。それにしても最近ゴドルフィンの馬が走るような気がするのは僕だけだろうか。
2着ビターエンダーはF.ミナリクの好騎乗。最後まで良く粘ったが最後は勝ち馬に力負け。
3着フィリオアレグロはまだ子供。今日が2戦目だから仕方ないが、反応もいまいち。馬場なのか、力なのか分からないガ、現状ではもう少し時間が必要。4着マイラプソディはどうしたのだろう。あれで3着も無いのは故障でもしたのか・・・。これからの陣営のコメントを注意したい。
ダーリントンホールは、父New Approach、母Miss Kenton(母父Pivotal)という血統。英国・Canning Bloodstock Ltdの生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は4戦2勝で重賞初勝利。【共同通信杯】は管理する木村哲也調教師、騎乗したC.ルメールともに初勝利となった。
来週が今年初のG1【フェブラリーS】。だが、メンバーが弱い。逆に考えると馬券が面白いということ。人気はモズアスコット、インディ辺りだろうが、今のところ別な馬を狙おうと思っている!今日は久しぶりに馬券勝利!