昨年のセ・リーグ王者が苦しんでいる。昨日も岡田が自滅し大敗。一昨日などは延長十回表に3失策が絡んで、ヤクルトに一挙12点を勝ち越され、3-15の屈辱的な敗戦を喫した。これで広島は12年ぶりの開幕から4カード連続の負け越しとなった。1950年の2リーグ分立後、開幕から4カード連続で負け越したチームは優勝したことがなく、あくまでも数字上ではあるが、11試合目で早くも優勝の可能性が消えるという状況になった。原因はいくつもあるようだが、とにかくかみ合わせが悪い。打線では1番田中広の調子が悪いし、ここにきて4番鈴木までが絶不調、5番以降もヒットは出るがつなぎが悪く機能していない。昨年の逆転する広島の雰囲気が全く感じず、投手陣や守備にも大きな影響をもたらしている。特に昨日までで両リーグ最多18失策は酷すぎる。間違いなく力はあるチームだが、各個人を観るとスランプが長くなる選手が多い。また縁の下の力持ちであった新井の引退も大きな要因になっているように思う。打者、投手にラッキーボーイが欲しいところだが、打者で石原、長野、投手で今村あたりのベテランに奮起してもらいたい。尚、12年前の広島だがブラウン監督の2年目で、開幕から8カード連続で勝ち越しがなく、4月は11勝15敗と出遅れ。5月に調子を上げ、月間12勝11敗1分けとわずかに盛り返したが、これが月別で唯一の勝ち越しだった。交流戦でも投打ともに不調で5勝18敗1分けの12球団最下位。最終的には60勝82敗2分けの借金22で、首位巨人と19.5ゲーム差の5位でシーズンを終えた。広島奮起せよ!
競馬の話。水曜日に大井で、交流GⅢ【東京スプリント】が行われた。レースは2番手を追走した森泰斗騎乗で4番人気のキタサンミカヅキ(船橋)がゴール手前で抜け出して勝利。重賞6勝目を挙げるとともに、昨年のNAR年度代表馬の意地を見せた。注目に藤田菜七子騎乗のコパノキッキング(JRA)は直線で追い込んだものの1馬身差の2着。さらにクビ差の3着には武豊騎乗のヒロシゲゴールド(JRA)が逃げ粘った。人馬とも泥まみれになった藤田菜七子は、JRA女性騎手初のグレード制覇は持ち越しとなった。レース後の各報道を観ていると、“残念”“惜しかった”という論評が多いが、あえて藤田菜七子のために言うなら、明らかにスタートのミス。出負けして最後方からの競馬で、すぐさま馬群に取り付いたが、6ハロン戦で前残りの不良馬場では致命的だった。次走は【かしわ記念】(5/6、船橋、交流GI、1600mダート)か【北海道スプリント】(6/6、門別、交流GⅢ、1200mダート)らしいが、藤田菜七子の挑戦は続く。その大井での《サウスヴィグラス祭り》は今週も不調。4/9~11までやったのだが、30,000円投資で回収金は8,540円だった。21,460円のマイナス。4月になって勢いがなくなってきたが、季節的なものなのか…。少なくともGWまでは続けるつもりだ。
明日の予想。まずは中山メインと行きたいところだが、このメンバーならオジュウチョウサンで間違いなさそうなので中山12Rを予想。本命は22番ダイワドノヴァン。前走は休み明けで馬体減。仕切り直しで狙いたい。相手は6,10,12,13,14番。阪神メイン【アーリントンC】は1番ミッキースピリット。一線級だと部が悪いがこのメンバーなら馬券になる可能性はある。相手は2,3,12,13,14,15番。福島メイン【ラジオ福島賞】は1番スズカグラーテ。ハナに立つとよくない馬。2番の馬に先に行かせて競馬すれば…。相手は2,4,5,8,9,10番と内の馬で…。
【皐月賞】は2頭で悩んでいる。ただ1頭強いのがいるが…。