人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

引退&Jリーグ

2017-02-24 20:52:27 | Weblog

今週の競馬をもって、調教師4名、騎手2名、計6名が引退する。引退するのは長浜博之調教師、坪憲章調教師、菅原康夫調教師、成島英春調教師、武幸四郎騎手、田中博康騎手。騎手の2人は2017年度調教師免許試験に合格していて新たな道に進む。
 各人に僕の思い出を書いてみる。まずは長浜師。長浜厩舎にとってアグネスレディー(1979年オークス馬)の血統は父であった長浜彦三郎から受け継いだゆかりの血統であった。レディーの娘であったアグネスフローラは桜花賞馬となり、その息子のアグネスフライトとアグネスタキオンは3歳牡馬クラシックを制しており、三代に渡ってのクラシック制覇また兄弟クラシック制覇となった。当時、主戦騎手は河内洋(現調教師)だった。また、アグネスタキオンは種牡馬でもすでにG1馬は輩出しており、その仔ダイワスカーレットは【桜花賞】を制しており、四代に渡ってのクラシック制覇となった。そして2010年、ビッグウィークで【菊花賞】を制し、クラシック三冠を達成している。
 そんな中、僕がいちばん記憶に残っているのはファビラスラフインだ。【第1回秋華賞】でオークス馬エアグルーヴを下GⅠ馬になったのだが、僕が思い出に残っているのはそのあとの【JC】。通常【エリザベス女王杯】に進む中、4歳の身(現状は3歳)で出走。僕はずっと追いかけていたので、この馬から購入したのだが、この年のメンバーは凱旋門賞馬エリシオや、キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス馬のペンタイア、ブリーダーズカップ・ターフ2着馬のシングスピールなど外国馬に、また日本馬も、天皇賞(秋)馬バブルガムフェロー、エリザベス女王杯馬のダンスパートナーなど錚々たるメンバー。ファビラスラフインはさすがに7番人気であったが、猛追したシングスピールとの追い比べの結果、ハナ差差されたが2着に入った。日本の牝馬が前年のヒシアマゾンに続いて2年連続で連対を果たし、4歳馬となると日本馬としては牡馬も含めて史上初の連対であったのだ。現在【JC】になると、3歳牝馬を買いたくなるのはこのファビラスラフインのせいかもしれない。
 坪憲氏はそれほど思い出がない。しいていえば1992年に【朝日3歳S】を勝ったエルウェーウィンぐらいか。〇外のカーリアン産駒ということで、当時、血統に興味を持ち始めた僕は凄く興味を持った。ただやっぱり日本内国産馬を応援したく、ずっと敵対視していた思い出がある。そんなエルウェーウィンが7歳になったとき、【アルゼンチン共和国杯】で奇跡の復活を遂げたのだが、その時は僕自身もう終わったものだと思い全く無視していた。14番人気での優勝。【朝日杯】から3年11か月ぶり(1434日ぶり)となる勝利を果たす。これはJRAの当時の最長重賞勝利間隔記録でもあった。

 菅原師は調教師としてよりも“勝負師の泰さん”と呼ばれた騎手時代の思い出がある。僕が競馬を始めた時はホリスキー(菊花賞馬)の後なので、大活躍を観た感じではないのだが、そんな中ランニングフリーの騎乗を覚えている。GⅠこそ勝てなかったが、1987年の【天皇賞・春】で13番人気ながらタマモクロスの2着と健闘し、波乱を演出。その後は7歳時には【AJCC】、【日経賞】とG2を2連勝するなど活躍した。その後も中長距離路線を走り続け、9歳になった年頭のアメリカジョッキークラブカップ3着を最後に引退。華々しい活躍こそなかったがコツコツと走り続け、堅実に賞金を稼いでいた事から競走生活の晩年には「馬主孝行」「無事是名馬」がぴったりの馬だった。僕の中では中山巧者とのイメージが強い。また引退後は種牡馬となり、数少ない産駒の中から1997年の【弥生賞】を圧勝したランニングゲイルを出している。
成島師は騎手時代タケデンジャスミンにお世話になった。当時から穴党だった僕は何度か美味しい思いをさせてもらった。イメージは芝短距離の穴馬。【仲冬S】で馬券を獲ったイメージがある。調教師になってからはブランドノーブルのイメージが強い。やっぱり穴党なのでこういう馬が思い出に残っているのだろうが、【府中牝馬S】で買っていて3着になって外した思い出が・・・。あの当時西山さんの馬良く買っていたなぁ。
 続いて騎手。武幸四郎。初騎乗は1997年3月1日、阪神競馬第1競走でメイショウユリヒメに騎乗し、13頭立ての6着に終わる。3月2日、【マイラーズC】でオースミタイクーンに騎乗し、11番人気で快勝。初勝利が重賞、さらにはJRA史上最短記録となるデビュー2日目での重賞勝利という快挙を成し遂げた。同年のJRA賞で最多勝利新人騎手を受賞した。兄・豊も最多勝利新人騎手を受賞しており、JRA史上初の兄弟受賞であった。2000年には【秋華賞】を10番人気のティコティコタックで勝ち、GI初勝利を挙げる。2007年ごろを境目に騎乗機会、勝利数ともに下降し始め、2009年には1999年から連続していた連続年重賞勝利もストップ。2011年にはデビュー以来自己最低の年間7勝に終わる。しかし2013年にメイショウマンボで【オークス】を制し、7年ぶりのGI勝利、5年ぶりの重賞勝利を挙げる。この年には同馬で【秋華賞】と【エリザベス女王杯】にも勝利した。そんな幸四郎の僕思い出のレースは2000年【根岸S】。最後方からのスタートで先頭が残り400mの標識を通過する直前まで最後方に位置していたが、そこから後に鬼脚と呼ばれる末脚を見せる。直線だけで7馬身以上離れ、更に残り200m標識通過時点で5馬身ほど離れた先頭を差し切り、逆に2着のエイシンサンルイス11/4差をつけて重賞2勝目を飾ったレース。いまだにこの衝撃は記憶に残り、JRAでも2007年の年間キャンペーン「FEEL LIVE」の特設サイトで行われた「FEEL LIVE ベストテン」と称するレース投票企画で用意された20候補のなかに含まれていたほどだ。
 最後は田中博。彼との思い出ではそんなに大きくはないが【エリザベス女王杯】のクィーンスブマンテより、シルクメビウスかな。2009年には【ユニコーンS】を制し重賞初勝利。この年、勝てはしなかったが、【ジャパンダートダービー】、【JCダート】、特に【JCダート】のエスポワールシチー2着は凄い3歳馬が出てきたなとの強い印象を受けた。その後残念ながらGⅠには届かなかったが、トランセンドやカネヒキリとの好勝負はダートファンを沸かせた。
 明日の【アーリントンC】は幸四郎で勝負するつもり。中山9Rは菅原&田中引退タッグが見られる。こっちは思い出馬券でも買おうかな。

 そういえば明日からJリーグが開幕する。スポーツニュース、スポーツ新聞で情報、結果を仕入れるぐらいで、全く詳しくないが今年も順位予想する。どうしても西日本出身なのでそっちに贔屓目が行ってしまうが…。1位は浦和レッズ。ここ一番は弱いが総合力は上だろう。2位は鹿島アントラーズ。実力は浦和と双璧。柴崎不在で…。3位ガンバ大阪。井手口の成長に遠藤が長丁場踏ん張れば…。4位セレッソ大阪。清武のカムバックと鳥栖を強豪クラブに押し上げたユン・ジョンファン監督の手腕で…。5位ヴィッセル神戸。ネルシーニョ体制3年目で、指揮官の目指すサッカーが浸透してきている。6位柏レイソル。リーグ随一の破壊力を秘めるブラジル人3トップを擁する。7位FC東京。FW大久保嘉人らを獲得した熱意は本物のような気がする。8位川崎Fは、新加入のMF家長昭博とMF阿部浩之の加入が上手く機能すれもっと上位も。9位サンフレッチェ広島。佐藤寿遺跡も実力はある。10位横浜FM。若返りが嵌れば上位進出も…。11位サガン鳥栖。GK林の遺跡は大きいが九州唯一のチーム。もっと頑張ってほしい。12位ジュピロ磐田。中村俊輔に期待したい!13位大宮アルディージャ。家永、泉沢の移籍が大きいか。14位ヴァンフォーレ甲府。ドゥドゥの残留。ウィルソン加入が良い方向に出れば…。15位アルビレックス新潟。総入れ替えの3外国人が活躍すればあっと言わせるかも…。16位清水エスパルス。大前の移籍が痛い。17位ベガルタ仙台。ハモン・ロペス、ウィルソンの離脱痛い。18位北海道コンサドーレ札幌。稲本&小野でどこまで…。
 明日の予想。まずは武幸四郎が騎乗する【アーリントンC】。本命は幸四郎騎乗の9番ミラアイトーン。1頭だけ強い馬がいるが幸四郎が惚れている馬で、距離も1400~マイルがいい。相手は2,3,7,8,11,12番。中山メイン【総武S】は13番ピオネロ。前述したファビラスラインに騎乗していたのが松永幹調教師。ここは引退繋がりで・・・。前走は太かったので松永幹師が同じ間違いをするとは思えない。相手は4,5,10,11,12,15番。小倉メイン【皿倉山特別】は人気でも11番ブライトバローズ。昨年の勝ち馬で小倉の長丁場はピッタリ。相手は4,5,7,8,12番。
 転がしは中山1R12番単勝30%、複勝70%→小倉10R15番単勝30%、複勝70%→阪神12R12番単勝30%、複勝70%。
 大阪の親友と昨日食事したのだが、今年の競馬が不調だと口にしていた。僕も2月になって不調だが、今回の食事が2人の競馬のいいきっかけになれば・・・。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする