人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

デムーロに肖りたい!

2017-02-26 18:53:21 | Weblog

 今日行なわれた【東京マラソン】井上大仁(24・MHPS)が2時間8分22秒で日本勢最高の8位に入った。優勝は前世界記録保持者ウィルソン・キプサング(34・ケニア)。タイムは2時間3分58秒だった。この時計は2009年の【福岡国際】でツェガエ・ケベデ(エチオピア)がマークした2時間5分18秒を超える日本国内での最高記録となった。この結果を見て日本陸連の瀬古利彦長距離・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーはレース後、「これが世界の走りと見せつけられた」とキプサングを賞賛。日本勢最高の井上には「後半、よく粘ってまとめて自己記録を出してくれた。まだ24歳という若さもある。3年後の(東京)五輪に近づいた選手かな」と評価した。また初マラソンで日本新記録ペースで飛ばし、後半に失速した設楽悠太(25・ホンダ)については、「前半積極的にいって、どうなるんだろうとびくびくしていた。マラソンの能力が高いと感じさせた」と今後に期待を寄せた。僕も若いふたりには好感が持てたが、それでも2時間8分台とは・・・もう少し時計でないものだろうか。僕はここ数年マラソンを観て思うのだが、他のスポーツは練習方法、グッズの発達など時計が早くなっていているのに、どうして日本マラソンだけは記録が出ないのだろう。それをつくづく思ってしまう。根性がなくなったのか、指導者が悪いのか・・・。テニスの錦織、ゴルフの松山のような選手が出てくるのを期待したい。候補はやっぱり青学関係者か。
 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第91回中山記念】。勝ったのはM・デムーロ騎乗の3番人気ネオリアリズム(牡6歳・堀宣行厩舎)。最内枠から好スタートを切り、道中は2,3番手の位置をキープ。直線でタイミングよく仕掛けて抜け出し重賞2勝目を飾った。今年GIに昇格した【大阪杯】の優先出走権を獲得した。タイムは1分47秒6。3/4馬身差の2着はサクラアンプルール(8番人気)で、さらに1/2馬身離れた3着にロゴタイプ(7番人気)が入った。
 勝ったネオリアリズムは完璧なレースであった。競馬も上手くなったし、切れる脚も使えるようになった。【大阪杯】か、ドバイかわからないが、これだけの競馬ができれば次も楽しみだ。2着サクラアンプルールには驚いた。この相手にここまでやれる のですから馬が成長しているのだろう。兄のサクラメガワンダーも6歳で重賞2勝しているので、これから面白いかも・・・。3着ロゴタイプは叩き台的レースで好走。次はもっと良くなるだろう。僕が本命に推したツクバアズマオーは6着。
上がりが速くて切れ負け。やはりこのメンバーでは敷居が高かった。
 ネオリアリズムは、父ネオユニヴァース、母トキオリアリティー(母父メドウレイク)という血統。半兄リアルインパクトは【安田記念】、【ジョージライダーS】など重賞を4勝している。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は17戦7勝。重賞は2016年【札幌記念】に次いで2勝目。【中山記念】は、堀宣行調教師は2016年ドゥラメンテに次いで2勝目。M・デムーロは2011年ヴィクトワールピサ、16年ドゥラメンテに次いで3勝目。尚昨日の【アーリントンC】を制し、4週連続重賞制覇となったM・デムーロは土日重賞制覇となった。
 阪神!11Rで行われた【第61回阪急杯】は、幸英明騎乗の7番人気トーキングドラム(牡7歳・斎藤誠厩舎)が重賞初挑戦でV。【高松宮記念】の優先出走権を獲得した。タイムは1分21秒4。2着にヒルノデイバロー(4番人気)、3着にナガラオリオン(12番人気)が入り、3連単は248万3180円の好配当となった。僕が本命に推した断然1番人気シュウジは折り合いを欠き、直線で伸びず8着に終わった。レースは重賞最後の騎乗となった武幸四郎のカオスモスが逃げ、テイエムタイホー、シュウジ、ブラヴィッシモが続く展開。中団のやや後ろを追走していたトーキングドラムは、直線で最内からグングンと脚を伸ばして先頭に立つと、追撃したヒルノデイバローをアタマで退けた。後方から伸びたナガラオリオンがさらに2馬身差の3着。
 勝ったトーキングドラムの根性に驚いた。最後も内の狭いところからしっかり伸びた。幸も好騎乗だった。こんな競馬ができたなら、本番も楽しみだ。2着ヒルノデイバローも良く走っている。相手なりに走るタイプ。また穴あける可能性はある。3着ナガラオリオンはさすがに買えない。芝の方が面白いかも・・・。8着シュウジは入れ込みがすべて。距離も1200mの方がいいのかも・・・。
 トーキングドラムは父キングカメハメハ、母トランシーフレーズ(母父SS)という血統・北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は下河辺美智子氏。通算成績は21戦5勝。【阪急杯】は、斎藤誠調教師は初勝利。幸英明は2007年のエイシンドーバー(1着同着)に次いで2勝目となった。尚、幸は10から12Rまで3連勝を飾った。
 競馬が今日も絶不調。どうにかならないものか・・・。

 

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