いやいや本当に競馬に勝てない。なんで東京メインはデニムを、また京都メインはナリタを軸に取り上げたのだろう。無理やり穴狙いしているわけではないが、なぜか・・・。まぁこの判断の悪さが大惨敗が続く大きな原因だ。では今日の重賞を振り返る。
東京11Rで行われた【第9回ヴィクトリアマイル】。勝ったのは内田博幸騎乗の11番人気ヴィルシーナ(5歳・友道康夫厩舎)。人気を落としていた前年の覇者が、こん身の逃走劇で堂々の逃げ切り勝ちを魅せた。ヴィルシーナは昨年のこのレース以来となる1年ぶりの勝利で、連覇を達成した。タイムは1分32秒3。レースはスタート直後からヴィルシーナが先手を主張。クロフネサプライズは2番手に控えて、ケイアイエレガントが3番手。縦長の展開になり、人気どころは中団からの競馬。ペースは速かったが、ヴィルシーナは手応え十分で直線へ。坂を上がってからは、メイショウマンボ、ホエールキャプチャやスマートレイアーらが末脚を伸ばすが、ヴィルシーナはしぶとくなかなか抜かせなかった。内からメイショウマンボがようやく1/2馬身差まで詰め寄ったところがゴールだった。2着は3番人気のメイショウマンボで、さらにアタマ差3着には6番人気ストレイトガールが入った。
勝ったヴィルシーナは内博の好騎乗が光った。今の府中の馬場は前が止まらないのでその積極的な姿勢が勝利に結びついた。最後内と外から馬が来てこの馬の特徴でである負けん気の強さがでたのもよかったのだろう。今日は参りました!さすが大魔神、運をもっていますね!2着メイショウマンボはさすがに力はある。 昨秋の絶好調時なら突き抜けて勝っていたのではないか。今日改めて思ったが、この馬相当強い!3着ストレイトガールは惜しいレースであった。直線で早く前が開いていたら、ひょっとしていたかもしれない。距離も問題はなかった。4着ホエールキャプチャは力を出し切った。それで思ったほど伸びなかったのは年齢のせいか・・・。5着キャトルフィーユはチークピーシーズ効果があった。元々力のある馬だが、距離はもう少し長い方が良さそう。僕が本命に推したデニムアンドルビーは7着。 力のあるところを魅せたが、今日のところはマイル、展開的に仕方ないところ。ただまだ走るということは確信できた。8着スマートレイアーは速い時計がなく今日のところは精一杯か。
ヴィルシーナは、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート(母父Machiavellian)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、佐々木主浩氏の所有馬。通算成績は18戦5勝。重賞は【クイーンC】、【ヴィクトリアマイル】に次いで3勝目。友道康夫調教師、内田博幸ともに昨年に次いで【ヴィクトリアマイル】2勝目。
これだけ不調が続くが【オークス】も本命はハープスターではない。この時点でもう70%ぐらい馬券は外れているようだが、起死回生の一撃を放ってみたい!