人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

騎乗停止を問う!

2014-05-02 22:00:43 | 競馬予想

先週、ごっちゃんこと後藤浩輝が走行妨害を受けて落馬負傷した。
アクシデントが発生したのは日曜日の東京第10レースで、ジャングルハヤテに騎乗してのことだった。前を走っていた岩田騎乗のリラコサージュが外側に斜行し、その後ろ脚にジャングルハヤテの前脚がさらわれ、転倒したのだった。ごっちゃんは病院で第5、6頸椎棘突起骨折と診断され、暫くは復帰できない見込みとなった。
騎手という職業は危険と背中合わせで、いつ事故に遭うかわからない。とは言っても、ごっちゃんと岩田の因縁はこれだけではない。2年前の【NHKマイルC】でシゲルスダチに騎乗したときも、岩田騎乗の馬に走行妨害を受けて落馬し、頸椎のひびと頸髄不全損傷を負い4カ月休養したのだ。しかも不運は重なり、同年9月に復帰するもレース前の馬場入りの際に落馬し、第1、2頸椎と頭蓋骨を骨折してしまった。そして1年以上の療養を経て、昨年10月にようやく復帰したのだった。そんなごっちゃんがまた・・・。
 先週も書いたが、今回の走行妨害により岩田は5月3日から11日まで9日間(開催4日間)の騎乗停止となった。このため、【天皇賞・春】で乗る予定だったウインバリアシオン、【NHKマイルC】で騎乗予定だったロサギガンティアはほかの騎手に乗り替わりとなる。
 でも、本当に騎乗停止4日間でいいだろうか? 同じ騎手が、同じ騎手に再度走行妨害をし、落馬事故となった。“運が悪い”と言えばそれだけだが、“運”だけで済ませてはいけないような気がする。たぶんJRAの判断は、罪は重なるものでなく、瞬間、瞬間ということだろうが、僕はそれがなぜか解せない。
 また昨年日本の降着ルール変更も事故の要因のひとつのような気もしている。以前なら走行妨害が被害馬に重大な影響を与えたと判断されたら降着となったし、走行妨害によって、落馬・競走中止した場合、失格になっていた。しかし今はその走行妨害がなければ被害馬が加害馬に先着していたと判断された場合のみ、加害馬は被害馬の後ろに降着とされる。つまり被害の大きさと処分は直接関係なくなっているのだ。これでは今回のように落馬事故防止にはならないのではないか。岩田の場合、超一流でありながら、2012年【JC】でジェンティルドンナに騎乗してオルフェーヴルにぶつけ2日間の騎乗停止になったり、昨年の【安田記念】でもロードカナロアで斜行し過怠金10万円を科されたりと激しい騎乗が目立つ。ただこれも彼の持ち味で、そのアグレシッブさは馬券を買っている者たちにとって心強いものだろう。ぎりぎりの騎乗、つまりその騎乗ぶりはプロ中のプロなのだ。ただ人が死んでからでは遅い。騎乗停止は岩田だけでなく誰もが犯す可能性がある。だからこそもっと厳しい処置が必要だと僕は思うのだが、皆さんはどう思います? ごっちゃんいち早くの復帰待ってます!

 では明日の予想。まずは東京メイン【青葉賞】。2番ワールドインパクトと13番ヤマノウィザードとどちらを本命にしようか迷ったが、馬券的にお世話になっている2番ワールドの方を本命にする。ここは人気かもしれないが、確実に成長をしている馬。相手はその13番に3,5番。
 京都メイン【天王山S】は13番ハーロンベイ。前走は休み明けでマイナス18㌔。普通なら勝利なんて考えられない仕上げ。それが豪快の差しきり勝ち。今度はオープン、前走の反動と不安はあるが、ここは伸びシロを信じる。相手は11,15番。
 新潟メイン【駿風S】は5番ジルコニア。この馬も2走ボケが心配が、ダッシュ力は以前よりあるし、今回は叩き2戦目で十分上積みを見込める。相手は1,7番。

 明日は府中に行く予定。久しぶりに緑のターフを満喫するつもりだ。いや緑のターフにビールを満喫する! 西武の岸のように頑張るぞ!

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