人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

人気馬なんて・・・

2014-05-04 18:51:02 | Weblog

 やっぱり慣れない事はしないのがいちばん。そう思った【天皇賞・春】を含めた今日の競馬であった。まず今日の失敗は、昨年お世話になったフェノーメノを簡単に見限ったこと。それにも増して断然一番人気のキズナを本命にしたこと。これが的中したらここまで思わなかったのだろうが、外れてしまうとそのショックは大きい。よって今日の競馬の敗戦はあまりにも落胆が・・・。あ~情けない!

で、今日の競馬を振り返る。京都11Rで行われた【第149回天皇賞・春】。勝ったのは昨年お3恩を忘れ見限った蛯名正義騎乗の4番人気フェノーメノ(牡5歳・戸田博文厩舎)。史上3頭目の【天皇賞・春】連覇を達成した。タイムは3分15秒1。レースはゲート内で暴れたゴールドシップが大きく出遅れて最後方。サトノノブレスがハナを切り、2番手にサイレントメロディがつけ、キズナが後方2番手、ゴールドシップが最後方という展開。2周目のスタンド前でアスカクリチャン、ヒットザターゲット、ラストインパクトも好位に進出。人気どころはいずれも中団より後ろを追走する。4コーナー手前で流れは速くなり、フェノーメノも徐々に仕掛けて外に持ち出して前を追う。直線に入ると後方のキズナとゴールドシップも大外から脚を伸ばすが、先に抜け出したのはフェノーメノとウインバリアシオン。さらに猛然と追い込んだホッコーブレーヴが加わって3頭が大接戦となった。結局フェノーメノが先頭で駆け抜け、連覇を達成した。クビ差2着が3番人気のウインバリアシオン。さらにハナ差3着に12番人気の伏兵ホッコーブレーヴが入った。1番人気のキズナは3着から1/2馬身差の4着に敗れ、ゴールドシップは7着に終わった。
 勝ったフェノーメノは前走があまりにも悪かったので見限ったが、馬体重が戻っていた。それでも昨年のほうが良く相手の揃った今年は苦戦必至とみた。しかし厩舎と牧場のスタッフの頑張りで見事な結果を出した。また蛯名の好騎乗も光った。仕掛けもぴったりで結果的にはレースの旨さがこの結果に結びついた。天晴れ!!!2着ウインバリアシオンは惜しかった。代理で騎乗した幸四郎も良く乗った。ただこれで勝てないのだからこの馬はG1運がないのかもしれない。でも強い!いや強くなった! 3着ホッコーブレーヴには驚いた。田辺は完璧に乗って馬自身も強くなっている。あの末脚は今後も侮れない。4着キズナ はこの馬のレースをやった。最後も良く伸びているが、やはり馬場と距離だろう。この馬は2400mの馬か・・・。5着タニノエポレットも驚いた。よく走っている。これまでも歴史上【天皇賞・春】では思わぬ馬が激走する。だから面白い。 7着ゴールドシップは出遅れが痛かった。あれではウィリアムズでもどうにもならない。ただまともでも京都ではあの鬼脚は使えないようだ。
 勝ったフェノーメノは、父ステイゴールド、母ディラローシェ(母父Danehill)という血統。北海道平取町・追分ファームの生産馬で、(有)サンデーレーシングの所有馬。通算成績は14戦7勝。重賞は【青葉賞】、【セントライト記念】、【日経賞】、【天皇賞・春】に次いで5勝目。戸田博文調教師は13年フェノーメノに次いで【天皇賞】2勝目、蛯名正義は96年秋バブルガムフェロー、02年春マンハッタンカフェ、13年春フェノーメノに次いで4勝目。

 来週からは初心に戻って競馬に取り組もう。人気馬なんて・・・。

 

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