人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

面白かったマラソン&競馬

2013-02-03 19:18:50 | Weblog

久々に面白いマラソン中継であった。今まではどうしても日本人選手1位争いという場面が多かったが、今回は参加している外国人選手が弱かったとはいえ、日本人同士の優勝争いは見応えがあった。そのマラソンは『別府大分毎日マラソン』。そして優勝争いしたのが“最強の市民ランナー”川内優輝とロンドン五輪日本人最高の6位になった中本健太郎。そして優勝は2時間08分15秒の大会新記録でマッチレースを制した川内だった。両選手共に自己最高記録を更新。また積極的なレースぶりは本当に頼もしいレースであった。8月で行われる『世界選手権』出場決定の2時間7分台(日本人1位)には届かなかったが、これによって山内は8月にモスクワで行われる『世界選手権』代表に大きく近づいた。また中本も東京マラソン、びわ湖マラソンでとんでもない選手が出てこない限り『世界選手権』に近づいたのではないだろうか。

 では今日の重賞を振り返る。まずは東京メイン【第63回東京新聞杯】。勝ったのは、岩田康誠騎乗の2番人気クラレント(牡4歳・橋口弘次郎厩舎)。直線でインから差し切り快勝。マイル戦ばかりで重賞3勝目をマークし、【安田記念】に向けて大きな収穫の勝利を手に入れた。優勝タイムは1分32秒9。レースはレッドスパーダが押し出されるように先頭に立ち、トライアンフマーチ、スマートシルエットがその直後につけ、1番人気のドナウブルー、2番人気のクラレントは先行馬群を見る位置で併走した。スローペースで最後は瞬発力勝負になり、外を回った差し馬は見せ場なく完敗となった。ゴール前は先行した馬とインを立ち回った馬の争いとなったが、その中から抜け出したのがクラレントだった。昨秋の【富士S】と同様に、見事な瞬発力を発揮して混戦を断ち切った。1/2馬身差の2着はロスなく内から脚を伸ばした5番人気のダイワマッジョーレで、クビ差3着に3番人気トライアンフマーチが入った。僕が本命にしたドナウブルーは直線全く伸びず10着、マウントシャスタは外を回って9着となった。
 勝ったクラレントはどういうわけか府中になると走る。瞬発力もありスペースのないところを割ってきたがさすがであった。まだまだ力が感善意ついたとは思えないが、府中舞台の【安田記念】では面白いかも・・・。2着ダイワマッジョーレはスタート後手で腹を据えた騎乗で内をついて伸びてきた、その伸びっぷりは見事で、この馬はマイルのほうが良さそうな競馬だった。今後もマイルなら楽しみ。3着トライアンフマーチやや直線で前が開かずその分だけ負けた感じ。惜しいレースであった。9着マウントシャスタは外を回っていては・・・。一方、10着ドナウブルーはどうしたのだろう。休み明けで目標は先といっても負けすぎである。
  クラレントは、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー(母父ダンシングブレーヴ)という血統。北海道・ノースヒルズマネジメントの生産で、前田晋二氏の所有馬。通算成績は12戦4勝。重賞は【デイリー杯2歳S】(’11年)、【富士S】(’12年)に次いで3勝目。ダンス産駒は今年の【中山金杯】のタッチミーノット以来今年2勝目、通算45勝目。橋口弘次郎調教師、岩田ともに【東京新聞杯】は初勝利で、橋口師はJRA重賞85勝目(今年初勝利)、岩田は54勝目(今年初勝利)となった。
 一方、京都メイン【第53回きさらぎ賞】は、和田竜二騎乗の6番人気タマモベストプレイ(牡3・南井克巳厩舎)がゴール寸前で差し切って重賞初勝利を飾った。タイムは1分48秒9。兄弟が泣いた距離を克服したタマモベストプレイが、春に向けて大きく夢の広がる重賞初Vを決めた。レースは押し出されるように僕が本命に推したマズルファイヤーがハナに立ち、超スローの流れ。バッドボーイ、タマモベストプレイが2、3番手、1番人気のリグヴェーダは内ラチ沿いを追走した。直線は馬場の真ん中あたりで各馬が横に広がっての追い比べ。逃げ込みを図るマズルファイヤーだったが、1完歩ごとにタマモベストプレイが差を詰め、ゴール寸前できっちりとかわした。クビ差の2着にはマズルファイヤーが粘り、3/4身差の3着には3番人気のアドマイヤドバイが入った。勝ったタマモベストプレイは距離克服した形だが、今日のようなスローペースではそれが本物かどうかはまだ分からない。ただレースは上手い。僕が本命に推した2着マズルファイヤーは絶好の流れだったが、昇級としては良く走ったうちだろう。馬格もありまだまだ成長しそう。3着アドマイヤドバイは要約常識にかかってきた感じ。少し先が楽しみになってきた。
 タマモベストプレイは、父フジキセキ、母ホットプレイ(母父NT)という血統。北海道・信成牧場の生産で、タマモ(株)の所有馬。通算成績は4戦3勝。重賞初勝利。実に良く走る血統だ。同じ全兄、姉はすべてオープン馬だ。フジキセキ産駒はJRA重賞61勝目、今年初勝利。南井克巳調教師、和田竜二ともに【きさらぎ賞】初勝利。南井師はJRA重賞8勝目。実に’10年【小倉大賞典】のオースミスパーク以来の重賞制覇となった。鞍上の和田はJRA重賞31勝目、年男(’77年生まれ)として最初の重賞勝ちとなった。

  来週は3連休となるが、土曜日仕事で、日曜日は府中にいく予定。今週のことを考えると、土曜日は仕事でまとめ買いが必要で、今週と同じように爆発する可能性があるのではと期待している。そして日曜は馬場で・・・大爆発といきたいものだ。

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