人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

GⅠ惨敗・・・参りました!

2013-02-17 18:51:43 | Weblog

 今日WBC日本代表強化試合で山本浩二監督率いる日本代表が、2軍選手も多い広島に、いいところなく惨敗した。エースとして期待される先発のマー君(楽天)が初回2死から、ルイス、エルドレッド、松山に3連打を浴び2失点。五回から3番手として登板した山井(中日)が先頭のルーキー・下水流に頭部死球をぶつけ病院送りにしたのをきっかけに。8年目で1軍出場が1試合だけの鈴木将光に、左中間を真っ二つに破られ、4点目を献上。九回には5番手の内海(巨人)が2死から木村昇を打ちとったが、遊撃の松井稼が正面のゴロを失策し、菊池が中前打。ここでまたもや鈴木将光に外角高めの直球を左翼席に叩きこまれ、0-7と敗れた。
 打線も二回に広島で先発した前田健から、内川、糸井が連打ものの、一死後に稲葉が二ゴロ併殺打。三回には広島2番手の代表候補・今村から鳥谷が左前打を放ったものの、打ったのはこの3安打だけであった。四回から八回までは久本、福井、戸田、中崎から1人の走者も出せず凡打の山。九回に今井から角中が遊撃・木村の失策で出塁しただけで、前田健、今村の代表候補以外からは1安打も打てず、惨敗を喫した。
 緒戦だからまぁこんなものだろうが、あまりにも情けないゲーム。打てない、守れない。今のうちに膿を全部出し切るのがいいだろうが、内海などはボール適応が出来ていないとの情報があるのだ十分落選の可能性がある。僕が今のところ、落選するだろうと思う5人は沢村、大隣、内海、角中、本多かな?

 今日の競馬を振り返る。まずは東京11Rで行われた【第30回フェブラリーS】。勝ったのは浜中俊騎乗の3番人気グレープブランデー(牡5歳・安田隆行厩舎)。直線で差し切って快勝。3歳時の【ジャパンダートダービー】以来、2度目のGI制覇を成し遂げた。タイムは1分35秒1。スタートで2番人気のイジゲンが大きく出遅れ、場内が騒然となる。レースはタイセイレジェンドが強気にハナを奪い、エスポワールシチーが2番手を追走。1番人気のカレンブラックヒルはあまりゲートが良くなかったが、二の脚で加速して3番手につけ、ガルボと併走した。しかし、4角でカレンブラックヒルの手応えは怪しくなり、ズルズルと後退。2番手からエスポワールシチーが抜け出したが、中団のインでじっくりと我慢していたグレープブランデーが馬群のすき間を縫って一瞬のうちに抜け出すと、そのまま押し切って快勝した。9番人気だった3年前の覇者エスポワールシチーが3/4馬身差の2着に粘り込み、しぶとく伸びた7番人気のワンダーアキュートがクビ差の3着に入った。僕が本命に推したナムラタイタンは直線伸びず9着、1番人気のカレンブラックヒルは15着に大敗した。
 勝ったグレープブランデーは前走も鮮やかだったが、今日もスムーズなレースぶりだった。距離もマイルは明らかに短いと思うので、これからもっと大きな舞台での活躍が見込めるだろう。今後が楽しみである。2着エスポワールシチーには驚いた。スムーズな競馬さえすればまだこれだけ走れるのはさすがである。毛kk的には少し抜け出すのが早かったかもしれないが、これだけ走れば今後も見限れない。3着ワンダーアキュートはGⅠばかり使い詰めで3着を外さないのだから、その堅実さには感服する。ただ今日は直線でも前が壁になって脚を余していた。スムースだったら…。もっと驚いたのは4着セイクリムズン。ロスのないレースぶりだったが、ここまで走るとは・・・。距離も1400m~1600mくらいならまだ勝負になりそう。がいいです。5着シルクフォーチュンは昨年2着もやはり距離が長いのでは・・・。僕が面白いと思っていた6着マルカフリートも良く走った。この馬には府中のマイルは長かったようだ。7着テスタマッタもまだ見限れない走り。もっと良くなりそう。9着ナムラタイタンは絶好の位置でレースを運べたが、直線では失速。年齢的なものなのか、僕の買い被りであった。15着カレンブラックヒルは4角で失速。鞍上は「まだダートで見限れない」といっていたが、正直まだダートでは力不足だろう。
 グレープブランデーは、父マンハッタンカフェ、母ワインアンドローズ(母父ジャッジアンジェルーチ)という血統。北海道・社台ファームの生産で、(有)社台レースホースの所有馬。通算成績は16戦7勝。重賞は交流GI【ジャパンダートダービー】(’11年)、GII【東海S】(’13年)に次いで3勝目。マンカフェ産駒はJRA重賞32勝目(今年2勝目)。GⅠ勝利は’11年【天皇賞・春】のヒルノダムール以来4勝目となった。
 安田隆行調教師は’11年トランセンドに次いで【フェブラリーS】2勝目、浜中俊は初勝利。安田師はJRA重賞24勝目(今年2勝目)。GⅠ勝利は昨年の【スプリンターズS】のロードカナロア以来通算8勝目となった。騎乗した浜中はJRA重賞19勝目(今年3勝目)。GⅠ勝ちは’09年【菊花賞】のスリーロールス以来2勝目の栄冠であった。
 一方、小倉11Rで行われた【第47回小倉大賞典】は大野拓弥騎乗の6番人気ヒットザターゲット(牡5歳・加藤敬二厩舎)が直線でインから抜け出して快勝。昨年の【新潟大賞典】に続く重賞2勝目を飾った。タイムは1分46秒4。レースは大外からミッキードリームがハナに立ち、ゲシュタルト、マイネルスターリーが好位につける。流れが落ち着いたところで後方からかかり気味にシャイニーホークが進出して、勝負どころでは先行馬が苦しくなる激しい展開となった。直線は数頭の激しい叩き合いとなったが、道中後方で我慢していたヒットザターゲットがスルスルと内から抜け出し、外から伸びてきたダコールの追撃を振り切ってV。ノースヒルズマネジメントの生産馬によるワンツーとなった。3着争いも大接戦となったが、5番人気のダローネガが3着を確保。僕が推奨したパッションダンスは直線期待したほど弾けず5着に敗れた。
 勝ったヒットザターゲットだが、展開が嵌ったという感じだが、大野の腹の座った騎乗ぶりが光った。一か八かの競馬ではあるが、トップハンデの57㌔を克服したのだから強いのは確かだ。ローカルでは目の離せない一頭だ。2着ダコールは一瞬勝ったと思ったが、最後は馬が遊んだ感じだった。馬体を併せていたらこっちの方が勝っていたのでは・・・惜しいレースだった。3着ダローネガは良く粘っている。昨年この条件で勝っているところを見ると、この条件がいいのだろう。4着マルカボルトは先行しても差しても少し足らずの馬だが、揉まれても最後まで伸びていたのは収穫だろう。5着パッションダンスは伸びがイマイチだったことを考えると、もう少し広い馬場の方がいいのだろう。ただまだ経験が浅い馬で今後も注目したい。
 ヒットザターゲットは、父キングカメハメハ、母ラティール(母父タマモクロス)という血統。北海道・ノースヒルズマネジメントの生産で、前田晋二氏の所有馬。通算成績は24戦7勝。重賞はGIII【新潟大賞典】(’12年)に次いで2勝目。キンカメ産駒はJRA重賞41勝目(今年初勝利)。管理する加藤敬二調教師は’01年ミスズシャルダンに次いで【小倉大賞典】2勝目、大野拓弥は【小倉大賞典】初勝利となった。加藤師は前述の【新潟記念】以来JRA重賞27勝目、大野はJRA重賞4勝目。尚大野のJRA重賞は【新潟記念】【函館記念】【中日新聞杯】(小倉開催)とすべてローカル重賞での勝利だ。
  
 今日行われた【熊日30キロロードレース】は【別府大分毎日マラソン】で優勝し、8月の【世界選手権(モスクワ)】代表入りが有力な公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)が1時間29分31秒で初優勝した。20キロ付近から4人がスパートを掛け合う展開の中、28キロすぎで川内が抜け出した。2位は丸山文裕(旭化成)、3位は宮脇千博(トヨタ自動車)が入った。それにしてもこの川内の体力+精神力は凄い。今日にしてもトヨタ自動車の宮脇は昨年の世界ハーフマラソンの日本代表だから決して弱い選手ではない。それに勝つのだからやはり力がついているのだろう。これからが楽しみだ。

 

 

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