人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

皐月賞万歳!!!

2010-04-18 21:05:57 | 競馬回顧

 いやぁ久しぶりの的中でした。本命のヒルノダムールが2着になり、対抗のヴィクトワールピサがV。そして穴としてピックアップしたエイシンフラッシュが3着に入って3連複的中でホクホク。ただ最近不調で3連単まで手を伸ばせなかったのがちょっと悔いとなっている。まぁ久々の的中でいいとしよう。
 その【皐月賞】を振り返る。中山で行われた【皐月賞】勝ったのは前述したように岩田康誠騎乗の1番人気ヴィクトワールピサ。道中は中団の内でレースを進めると、直線でも内を突いて鋭く抜け出し、6番人気ヒルノダムールに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分00秒8(稍重)。さらにハナ差の3着には11番人気エイシンフラッシュが、そして4着には2歳王者ローズキングダムが入った。勝ったヴィクトワールピサだが、馬に実力があるのは確かだが、岩田の好騎乗も光った。ポッカリと開いた1頭分のスペースを見逃さなかったからだ。最高のパーフォーマンスと言っていいだろう。岩田の涙も納得。【ダービー】では豊とコンビを組むらしいが、距離的には僕は少し長いような気がする。ただ力はある。惜しかったのは2着のヒルノダムール。4角で詰まったところがあった。ただそれでいて2着だからその力は相当だ。まして左回りの方が走るので【ダービー】が楽しみになった。3着エイシンフラッシュはよく走っている。中間順調さを欠いたようだけど、それでこれだけ走るのだから立派。血統的には「ダービー」も距離は大丈夫だと思うが、ただ斬れる脚はあまりない。4着のローズキングダムは絶好の展開だったが直線弾けなかった。やはり馬体重の影響があったのだろう。5着のアリゼオも好位から流れの乗ったが、直線で伸びなかった。まだ幼いところがあるのが原因か・・・。ただ経験を積んでくれば走りそうな感じはある。
 勝ったヴィクトワールピサ(牡3・角居厩舎)は父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア(母父Machiavellian)で、半兄にアサクサデンエン、スウィフトカレントがいる血統。ネオユニヴァース産駒は昨年のアンライバルドに続いて2年連続で【皐月賞】制覇。G1は3勝目で、JRAの重賞勝利は通算で10勝目となった。【皐月賞】の連覇だが、過去SSが3度達成しているが、それ以前になると’49年と’50年のプリメロまで遡る。今日は最終レースにアグネスタキオンメモリアルが行われたが、ヴィクトワールピサの【ラジオNIKKEI杯2歳S】→【弥生賞】→【皐月賞】制覇は’01年のタキオンのみの記録であった。また今回で5連勝となったヴィクトワールピサだが、【皐月賞】を5連勝目で勝った馬には’92年のミホノブルボン、’94年のナリタブライアンがいる。
 鞍上の岩田康誠はアンライバルドで制した昨年に続く【皐月賞】2勝目(連覇は史上4人目)。G1制覇は通算9度目で、重賞勝利はエーシンフォワードで制した【阪急杯】に続く今年4勝目、通算33勝目となった。また乗り替わり初騎乗での【皐月賞】勝利は’07年の田中勝春のヴィクトリー以来だ。
 管理する角居勝彦調教師は【皐月賞】初制覇(2度目の挑戦)。重賞勝利はヴィクトワールピサで制した【弥生賞】に続く今年3勝目、通算では34勝目となった。またJRA・G1勝利は’09年【JC】のウオッカ以来通算16勝目で、今回の勝利によって、デルタブルースで制した’04年【菊花賞】、ウオッカで制した’07年【日本ダービー】を含め、これで牡馬クラシック完全制覇となった。これは現役3人目、史上10人目の偉業だ。

 今日プロ野球で大きな事件があった。「鉄人」金本が築き上げてきた連続試合フルイニング記録が1492試合で途切れたのだ。金本は右肩を痛めてまともな送球ができず、昨日の試合では失策まで記録していた。まぁ本人の直訴でそうなったというから仕方ないが、ファンとしては淋しい限りだろう(松村君も・・・)。ただ今日は代打で出場して連続試合は継続中とのことで、こちらの方はなんとか頑張ってほしいものだ

コメント
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