人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

偉大なカメラマン

2010-04-02 22:12:03 | 競馬予想

 島内英佑というカメラマンがいる。
 僕が15年ほど付き合わせてもらっている御年72歳の超ベテランカメラマンで、日本写真家協会や日本旅行作家協会の重鎮である。その島内さんと僕との出会いは僕が編集をやっていた時に、彼が旅行ルポの企画を編集部に持ち込んできたのがきっかけだった。そして、たまたまそういうページの担当をしていた僕は島内さんと一緒にモロッコに旅立つことになった(プレスツアーで計8人ほどいた)。経費はモロッコの観光局持ちというおいしいツアーで、僕たちの仕事はそれを雑誌に記事として掲載することであった。
 そのとき、僕の親父的な年齢の島内さんはカメラマンという仕事を僕に鮮明に植え付けてくれた。被写体を見つけた時の素早さ、良い写真が撮れるまでの我慢強さ、そして、被写体に対する心温かい接し方はすべてにおいて「凄い」の一言だった。その取材は10日弱だったと思うが、とにかく二人で取材しまくった。僕は細かいところまで話を聞き、島内さんはシャッターを押しまくった。
 そのモロッコの記事は島内さんの写真を中心に僕が記事を書き、8ページのものとなったのだが、モロッコ観光局の方から「観光記事としては一番良くできている」とお誉めをもらったのであった。
 それからというものは、僕は島内さんが持っている写真はもちろん、その他のことでも精一杯利用させてもらった。例えば、
「アンコールワットとその周りの女性の写真がほしいんだけど・・・」というと、島内さんは脇田恵暢氏というカンボジアの写真では第一人者(と僕は思っている)を紹介してくれたり、
「ヨーロッパのオペラ劇場や世界の祭りの写真がほしい」
というと、通常だと借りるだけで凄い金額を取られるものを、島内さんを通すことによって格安の値段で使用させてもらった。
 そして、仕事以外でもよく一緒に飲みに行き、極め付けはなんと僕の結婚式の写真までも島内さんに撮ってもらったのであった。その後、僕は編集を離れ一緒に仕事をすることがなくなったが、今でもいい親父としてお付き合いさせてもらっている。そんな島内さんだが、数年前お体を壊された。さすがにその時は心配したが、カメラマンの体力というか、根性というか(憎まれっ子世に憚るというか)、今では病気を克服され、またシャッターを押されている。 
 そんな島内さんの『セピア色の吉野川』(高知新聞社)という写真集(この写真集がすごい!)の出版パーティーが今週3月30日に行われた。僕も勿論その会に出席させて頂いたが、日本写真協会の田沼会長やジャーナリストの江森陽弘さん、今大学教授をしている見城美枝子さん、噺家の古今亭志ん彌師匠らが出席され、それにお孫さん達にも囲まれ実にほのぼのとした会であった。
  そんな会に出席して、『島内英佑』という偉大な人物と知り合えた幸せをなんか書き留めたくなったので、今日は柄にもなく真面目に書かせてもらった。親父、いつまでも元気でいろよな!!!
 尚、今その島内さんの写真展が行われている。興味のある方は是非ご覧ください。その写真展の詳細は下記の通りです。

・名称:島内英佑展「セピア色の吉野川」 】 
・月日:3月30日~4月5日
・時間:10時~19時(最終日は16時)  
・会場:新宿ニコンサロン  
・住所:新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28F  
・休館:会期中無休

 では明日の予想。まずは中山メイン【船橋S】は15番タイセイハニー。この馬このところ着順は悪いが、0.4,0.6,0.3,0.4と着順ほど負けていない。おまけに現級1200mで「2着2回がある割には人気が全くない。鞍上は乗り慣れた勝浦だし、血統的には困った時の母父SS。相手は同じ母父SSの2番や6番、10番。
 阪神10R【コーラルS】は距離短縮が吉とでそうな9番ナムラハンター。いつも馬群がばらけず嵌らないときが多いが、この距離の方がばらけやすく競馬がしやすい。鞍上は康太に替わって兄藤岡佑介、兄の威厳をみせるはずだ。相手は同馬主の7番や5,3番。
 阪神9Rの【マーガレットS】は一か八かの狙い。本命は4番ナリタスプリング。今回が芝替わりとなるが、素質、スピードは通用すると見る。父フジキセキは阪神芝1400mと相性がいいし、鞍上も福永で問題ない。相手は13,1415番の重賞実績馬。

 明日はゴルフなのでレースは絞って馬券を購入する。先週多くのレースを買って失敗したのでこれが吉に転ぶことを期待する。

コメント
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