人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

サクラ散る

2006-04-09 21:15:18 | 競馬データ
 関口房朗氏、堀紘一氏、そして前川清・・・。
 牝馬クラシック第一弾【桜花賞】のパドックはとても豪華であった。しかし馬より馬主が目立つのは如何なものか・・・。それから目立ったといえば、馬場入場時の誘導馬に騎乗していたあの白いドレスの女性。一体彼女らは何者なのだろうか? 単なるJRA職員? それとも有名な人? それにしてもいろいろJRAも考えるものである。 ただそうは思いつつも、ドレスの誘導馬は必要ないだろう。皆さんはどう思います?   ではその【桜花賞】を振り返る。勝ったのは、アンカツ騎乗の6番人気キストゥヘヴン(戸田厩舎)。道中は後方を追走、3角手前から徐々に進出し直線大外から追い込むと、内を衝いてきた1番人気アドマイヤキッスを3/4馬身差抑えて優勝。さらにハナ差の3着には5番人気で前川清が馬主のコイウタが入った。勝ったキストゥヘヴンは徹頭徹尾アドマイアヤキッスをマークする競馬で久々に「さすがアンカツ!」という騎乗であった。馬体重が418㌔と小柄な馬で追いきりは火曜日と苦心の調整だったようだが、この勝利は関係者すべての勝利と言っていいだろう。2着のアドマイヤキッスはマイナス14㌔の馬体重。細いという感じはなかったが、最後の追い比べで切れなかったのはその影響があったのかもしれない。3着コイウタは早めの栗東入厩して万全の調整。レースぶりもスムーズで力は出し切ったといえるだろう。他ではフサイチパンドラ(14着)は外枠が仇となり、気分よく行き過ぎてしまった。逆にテイエムプリキュア(8着)、ダイワパッション(16着)は窮屈な競馬を強いられてしまったようだ。僕が推したユメノオーラは、もう少しスムーズに外に出せると思っていたが、それは叶わぬ望みであった。渡辺薫ももう少し捌けると思っていたが、ナリタトップロードの時からその腕はさほど上達していないようだ。正直ガッカリである。
 勝ったキストゥヘヴンは、父アドマイヤベガ、母ロングバージン(父NT)という血統。伯母に’83年の【エリザベス女王杯】優勝馬のロンググレイス、伯父に’81年【菊花賞】3着のロングイーグルなどがいる。’05年12月のデビュー戦から3戦続けて2着と勝ち切れないレースが続いたが、4戦目で初勝利。続く【フラワーC】では6番人気ながら今回と同様、1番人気馬(フサイチパンドラ)を差し切る競馬で2連勝を飾っていた。通算成績6戦3勝(重賞2勝)。鞍上のアンカツ、管理する戸田調教師共に桜花賞初制覇。JRA重賞は、アンカツがドリームパスポートで制した【きさらぎ賞】に続いての勝利で今年2勝目(通算35勝目)でGⅠ・8勝目。戸田調教師は同馬で制した【フラワーC】に続く勝利で通算2勝目。GⅠは初勝利となった。
 上記のように勝ったキストゥヘヴンの牝系には距離が持ちそうな馬が揃っている。ということは【オークス】でも・・・。問題は少し引っかかる気性だが、今のところ最有力候補と言っていいだろう。
 来週は牡馬三冠第一弾【皐月賞】が行われる。【弥生賞】快勝のアドマイヤムーン、【ラジオたんぱ賞】ではムーンに先着したサクラメガワンダー、4連勝のフサイチジャンク、2歳王者フサイチリシャール、【京成杯】勝ちのジャリスコライト、【スプリングS】勝ちのメイショウサムソン、【きさらぎ賞】勝ち馬ドリームパスポート、そしてアンカツがサクラを捨て選んだ良血キャプテンベガなど個性派が揃う。1番人気は今週同様“豊&アドマイヤ&松田博”が1番人気となるだろうが、今日の雪辱を晴らすことが果してできるのだろうか(噂ではキッスの方に自信あったと・・・)。ちなみに僕も今日の雪辱に燃えているが、今日の【桜花賞】の予想がばっちりだった安田君に【皐月賞】は乗ろうかなとも考えている。情けな~い。
コメント
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