人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

プロ野球予想

2006-04-07 22:24:52 | 野球
 パ・リーグが開幕して2週間、セ・リーグが開幕して1週間が経った。
 先週MLBの予想は書いたので今日は日本のプロ野球の予想を書きたいと思う。ただこれを書くにあたってなるべく公平に判断するつもりであるが、僕がアンチ巨人でソフトバンクファンであることが顔を出すこともあるので、そこは加味して読んで頂きたい。
 では先に始まったパ・リーグの予想。僕の本命は勿論ソフトバンク、と予想したいところではあるが、残念ながらロッテとする。このところ楽天に大敗するなど開幕ダッシュはできなかったが、ご存知昨年のアジアチャンピオン。今は流れが悪いだけでサブロー、橋本将ら故障者が復活したら浮上してくるだろう。それで我がソフトバンクとの差だが、それは抑え投手と捕手である。まず抑え投手。ロッテ小林雅とソフトバンク馬原を比べると、1年間を考えた場合、やはり小林雅のほうが上である。抑え投手の条件でいちばん必要なことは“なんとしても勝つ”ということで、3点リードなら2点、2点リードなら1点は取られていいのである。小林雅は往年の勢いはなくなってきたものの、そのピッチングが確実にできる。逆に馬原は完璧に3者連続三振を奪うことができても打たれ始めたら止まらないことが多々ある。そう考えると・・・。捕手の差は歴然、ロッテにはWBCベスト9の里崎にその実力は甲乙つけ難い橋本将(故障中)がいる。それに比べ、ソフトバンクはやはり城島の抜けた穴は大きく、的場、山崎では1年間は苦しそうだ。投手の先発陣に関してはソフトバンクがやや上だろうが、中継ぎはロッテがいい。打撃陣もソフトバンクの方が全体的に上かもしれないが、ソフトバンクの打者の方が好不調の波が大きい感じがする。
 西武はどうだろう。野手では中島、中村、GG佐藤など若手が伸びてきているがやはり投手陣が不安。はっきりいって豊田の穴よりその前で使えるところが多かった森の穴の方が痛いような気がする。先発も松坂、西口の両輪の活躍が必要不可欠で、どちらかが故障でもしたら・・・。不安視されていた捕手は一応炭谷銀ちゃんで賄うつもりだろうが、やはり1年間の出場は無理だろう。しかし細川らが控えにいるのでそう大きなマイナスにはならなそうだ。
 日本ハムは故障者さえ出さなければ面白そう。抑えにマイケルが固定できそうだし、投手陣も野手陣も外国人選手を上手い具合に配備し、ヒルマンの手腕が発揮できそうだ。怖いのはガッツマン小笠原の故障。新庄に関しては7,8番で愉しんでいればそれなりに力は発揮する。
 清原、中村が入団した注目のオリックスだが、打線はいいものができたものの、投手陣があまりにも小粒(新人の平野はいいね)。中継ぎ以降も加藤、菊地原、大久保と揃っているが、安定性が欠けており信頼できない。また中村監督の手腕も疑問で昨年仰木さんと比べると酷かもしれないが、その采配で試合を落とすことも多くなるのではないかと思っている。
 最後に楽天だが、いくらノムさんでもどうしようもないだろう。打撃陣、投手力をとってもあと3人づつは駒がほしいところ。特に投手陣は三木谷さんに外国人投手3人ぐらいとってあげてほしい。よって僕の予想は◎ロッテ、○ソフトバンク、▲西武、△日本ハム、注オリックス、無印楽天
 次にセ・リーグだが、好スタートを切った巨人についてまず触れたい。僕は今年の巨人に対しては(嫌ではあるが)ある程度その実力を認めなくてはならないと思っている。そのいちばんの理由は尾花投手コーチの加入。とにかく現在日本の投手コーチNO.1で各投手の能力把握力は抜けている(使い過ぎて壊すこともあるが・・・)。その彼の凄いところはローテーション投手より、谷間や中継ぎ投手の抜擢で発揮される。ヤクルト、ソフトバンク時代もそうで「これ誰?」と思う投手が活躍することが多々あった。元々巨人の投手陣は層が厚く各自実力もあるのだからその手腕は限りなく発揮できる環境にあるといえよう。ただコーチがどんなに良くても働くのは選手で、この投手陣が万全かというとそうでもないと思っている。先発陣は上原、パウエルが軸で回ると思うが、それ以外となると高橋尚が長期離脱だし、グローバー、工藤、野口らに期待しているようでは苦しいだろう。(アンチ上に)僕がそれよりも危惧している点がある。それはストッパーの豊田。はっきり言ってここ2年間ははっきり力が衰えてきている。フォークのキレも悪く、ストレートの走りが悪い。現に昨年はリリーフ失敗が目立っていた。豊田を熟知しているパ・リーグとの交流戦もあり、セ・リーグでも慣れられるとそんな場面が増えるのではないかと思うのだ。そうなると、巨人は豊田の後釜を探す必要に迫られる。多分その場合、林や久保になるのだろうが、果たして彼らにその代わりが務まるかというと・・・。打撃陣も今は李が4番にどっしり座っているものの、彼も交流戦以降に調子を崩す可能性がある。彼は性格的にも調子のいいときはいいが、一度調子が悪くなるとその不調の時期は長いタイプの選手だ。狙いどころを良く知っているパ・リーグの投手陣がいい手本となればセ・リーグでも・・・。そう考えると、巨人がVを狙うのには交流戦が鍵だといえる。
 僕は巨人の力は認めても、やはりチームとしては中日の方が上だと思っている。開幕早々岩瀬が2度もリリーフで失敗しているが、毎年そんなにいいスタートをきる投手ではなく帳尻はきっちり合わせるだろう。投手陣は次から次へと生きの良い若い投手が出てきておりその層は厚い。打撃陣も7番に立浪を置ける打線は脅威。足が使え、福留、ウッズ、アレックスと長距離砲が充実。守備力は12球団一だし、手薄だった捕手も疲れた谷繁を巨人から取った小田で十分カバーできそうだ。あとは落合監督がつまらない意地を張った指揮をとらないかだけである。
 巨人、中日を追うのは横浜、阪神の2チーム。横浜は1にも2にも中継ぎ次第。日本人だけの打線は厚みがあり魅力がある。先発も三浦、門倉、土居など計算はでき、抑えもクルーンがいるのだが、とにかくクルーンに繋ぐまでが不安。特にここに左投手がいないのがネックとなりそうだ。阪神は強力投手陣も看板のJFKが不安。特に抑えの久保田にはその危惧は大きい(藤川も昨年ほどは完璧ではない)。打線は層が厚くなり安定しているだけに、連覇の鍵はココだろう。
 古田プレーイングマネージャーのヤクルトはV争いしてもおかしくない戦力はあるが、この1週間を観ていて古田のぎこちなさだけが目立った。捕手としてリードにしても、監督として作戦を立てるにしても古田らしからね、大胆かついい意味での姑息さが見えない。ヤクルトが優勝争いに絡むには古田が如何に遠慮を失くすかによるだろう。そのためには伊東ヘッドコーチの役割は大きい。
 広島はブラウン監督となってチームが変わりそうで、秘かに僕は楽しみにしている。根性、泥臭い野球からアメリカ式のベースボールへの変化が新しいチームへの生まれ変わりとなったら、潜在能力が高い選手が揃っているだけに台風の目になってもおかしくない。ただそのためには新井や栗原らの和風大砲がもう少しベースボールを理解する必要があるが・・・。で、予想は◎中日、○巨人、▲阪神、△横浜、注ヤクルト、大穴広島。
 
では競馬の予想。まずは中山11R【ニュージーランドT】。ここは1番マイネルスケルツィに人気が集まるので狙って面白いのが12番ドラゴンウェルズ。僕はこの馬が2勝目を上げたとき(こぶし賞)に、【NHKマイル】を勝つのはこれではないかと思った馬だ。センスがよく、ソエを抱えながらのこの2勝は相当の器。馬券的には関東初見参の今回が狙い目だ。中山9R【山吹賞】は松田博厩舎の3歳勢最期の大物2番アエローザ本命。緒戦の勝ちっぷりにアンカツが絶賛した馬。買い被りかもしれないがここは人気でも買い。8Rは6番バンダムハリアー。ハッキリ言って左回りの方がいい馬だが、藤田がうまく内ラチを頼らせて走れれば一発がる。阪神で行われる11R【阪神牝馬S】は強い牝馬が揃った。普通に考えるなら4番ラインクラフトか12番エアメサイアのどちらかを軸にするべきだろう。しかし配当的にそれでは美味しくないのでどちらかに“もしも”があるのを期待して熟女10番スナークスズランを狙う。1400mは得意で、時計がかかり始めた阪神も合うはず。鞍上は内田博の影に隠れたが、先週4勝2着3回の小牧太。暖かくなって本領発揮だ。福島からは1R11番ジョウエンジェリコ。ノドの手術後いきなりの2着。たたき2走目でここは確勝
 今週は【桜花賞】もあるが、ゴルフのマスターズも行われる。早起きしなくてはならないが楽しみのある週末である。【桜花賞】で荒川静香馬券を探しているが見つからず・・・。
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