城島健司のマリナーズ入りが決まった。
日本人初のメジャー捕手となるが、果たして日本人捕手がメジャーで通用するか注目が集まる。実は捕手としてメジャーを目指したのはこの城島が初めてではない。’97年オフに中嶋聡(現日本ハム、当時オリックス)がFA宣言し、同年11月に外国人集団テストに参加。その後アスレチックスなどからオファーを受けたが、具体的に条件提示があったのはエンゼルスだけ。それもマイナー契約だったため、メジャー入りを断念して西武入りした。また’01年には谷繁元信(現中日、当時横浜)がFA宣言して12月に実技テストを受けた。マリナーズ、パドレスから高評価を得たが条件面で折り合わず結局は断念、中日入りとなった。ただ谷繁の場合はタイミングも悪かった。この年のメジャーは球団削減問題でスト突入の可能性などがあり、大物FA選手にも買い手が付かなかった年だったのだ。
そんな中、今までメジャー契約はいなくてもマイナー契約をした選手はいる。’96年11月に橋本知周(函館有斗卒)がアスレチックスと、’00年12月に佐藤隆彦(法政大)がフィリーズと、’03年4月に石田雅弘(福岡大卒)がマーリンズとマイナー契約を結んだのだ。しかし彼らにもメジャーの壁は厚く、夢には届なかった。尚、佐藤は’03年ドラフト7位で西武に入団(逆輸入)し、内野手に転向している(登録名はG・G・佐藤)。
これらの歴史を経て誕生した初のメジャー捕手・城島だが、僕は打撃の方はそれほど心配していない。まぁそれでも2割8分、本塁打15本、70打点をクリアできれば上出来だろう。そう思うのはやっぱり守備への負担があるからだ。勿論言葉の問題があるが、それはスペイン語圏の捕手が多く活躍しているところからなんとかなるだろう。それよりも実戦。まず肩だが、マリナーズはこれまで弱肩捕手が多く投手に必要以上の負担がかかっていた。それらの捕手に比べれば城島の肩の方がずっといいだろうが、それでもメジャーでは中。よって本人が思う以上に盗塁は差せない。阻止率3割5分いければ・・・。肩以上に戸惑うのは配球に対する考え方だろう。メジャーの配球は簡単に言うシンプルな思考が基本。“相手の裏をかく”ような日本のリードが受けいれられるかわからない。まして言葉の壁があると・・・。しかも投げるのは自尊心の強い投手ばかりである。城島のリードを信じるまでは容易に首を縦に振らないことは考えられる。また大事な場合になるとベンチからサインが出されることも少なくない。日本と違う環境、それに戸惑うことは間違いないだろう。それでも僕は城島には捕手として立派なメジャープレーヤーになって欲しいのだが・・・。
明日は先週に続き府中へ出撃する。その府中ではGⅠ【JCダート】が行われる。外国馬3頭を含め16頭が揃い、6代目王者を目指す。たぶん1番人気は“ダート界のディープインパクト”と称される10番カネヒキリだろうが、果たして3歳馬の同馬が王者となれるのだろうか。【JCダート】ではこれまでクロフネという3歳での王者はいたが、はっきり言ってクロフネと比べると・・・。まして父はフジキセキ、2100mはどうだろう。で、僕の本命だが11番サカラートを推す。鞍上がデットーリになる分人気になるが、今年の充実ぶりは凄い。左回りは3戦3勝と負け知らずだし、前走の折り合いを欠きながらの4着は実力の証とみていいだろう。ここは狙い撃ちしてみたい。相手は5番タイムパラドックス、3番サンライズバッカス、そしてデザーモが乗る6番スターキングマン。カネヒキリはそのあとの評価。外国馬ではアメリカの2頭だが、特に8番タップディの方が2番ラヴァマンより距離適性がありそう。そして大穴だが、9番ハイアーゲーム。SS産駒は府中の2100mは勝ちきれないが、2,3着にはよく来る。
京都で行われる【京阪杯】は12番ヴィータローザ本命。前2走は不利があったが、末脚は確実なタイプ。コース替わりもいいはずで、人気の盲点の今回が狙い目。相手は13番カンパニー、6番グレイトジャーニーだが、大穴には3番アルビレオ。相手は軽くなるし、白井厩舎が連闘で使うということはそれなりの計算がたっているとみる。
その他では京都8R【京都2歳S】は6番マルカシェンク。鞍上の福永は今週GⅠがあるのに京都での騎乗。その福永がこの馬で来年の【JC】に出走したいと語っている。断然人気だが後々のためにも勝ちっぷりを観てみたい。10R【鞍馬特別】は1番スピニングルノアール。珍しく京都で騎乗する中館、メインのオペラシチーより1200mのこっちの方が似合う。東京からは10R【シャングリア賞】の10番サンデーストリーム。藤沢和厩舎の連闘、ダート替わり、鞍上デザーモ。人気でも買いだろう。
昨日からフジテレビ系で『女の一代記シリーズ』というドラマが行われている。昨日が瀬戸内寂聴、今日が越路吹雪、明日が杉村春子の3夜連続。いろいろドラマ的には気になる点はあるが、そこは別にして日本には偉大な女性がいるものだと感じている。このドラマを観ながら【JC】は“日本の偉大な女性”ヘブンリーロマンスかなと思い始めてきた。どうだろう・・・!?
日本人初のメジャー捕手となるが、果たして日本人捕手がメジャーで通用するか注目が集まる。実は捕手としてメジャーを目指したのはこの城島が初めてではない。’97年オフに中嶋聡(現日本ハム、当時オリックス)がFA宣言し、同年11月に外国人集団テストに参加。その後アスレチックスなどからオファーを受けたが、具体的に条件提示があったのはエンゼルスだけ。それもマイナー契約だったため、メジャー入りを断念して西武入りした。また’01年には谷繁元信(現中日、当時横浜)がFA宣言して12月に実技テストを受けた。マリナーズ、パドレスから高評価を得たが条件面で折り合わず結局は断念、中日入りとなった。ただ谷繁の場合はタイミングも悪かった。この年のメジャーは球団削減問題でスト突入の可能性などがあり、大物FA選手にも買い手が付かなかった年だったのだ。
そんな中、今までメジャー契約はいなくてもマイナー契約をした選手はいる。’96年11月に橋本知周(函館有斗卒)がアスレチックスと、’00年12月に佐藤隆彦(法政大)がフィリーズと、’03年4月に石田雅弘(福岡大卒)がマーリンズとマイナー契約を結んだのだ。しかし彼らにもメジャーの壁は厚く、夢には届なかった。尚、佐藤は’03年ドラフト7位で西武に入団(逆輸入)し、内野手に転向している(登録名はG・G・佐藤)。
これらの歴史を経て誕生した初のメジャー捕手・城島だが、僕は打撃の方はそれほど心配していない。まぁそれでも2割8分、本塁打15本、70打点をクリアできれば上出来だろう。そう思うのはやっぱり守備への負担があるからだ。勿論言葉の問題があるが、それはスペイン語圏の捕手が多く活躍しているところからなんとかなるだろう。それよりも実戦。まず肩だが、マリナーズはこれまで弱肩捕手が多く投手に必要以上の負担がかかっていた。それらの捕手に比べれば城島の肩の方がずっといいだろうが、それでもメジャーでは中。よって本人が思う以上に盗塁は差せない。阻止率3割5分いければ・・・。肩以上に戸惑うのは配球に対する考え方だろう。メジャーの配球は簡単に言うシンプルな思考が基本。“相手の裏をかく”ような日本のリードが受けいれられるかわからない。まして言葉の壁があると・・・。しかも投げるのは自尊心の強い投手ばかりである。城島のリードを信じるまでは容易に首を縦に振らないことは考えられる。また大事な場合になるとベンチからサインが出されることも少なくない。日本と違う環境、それに戸惑うことは間違いないだろう。それでも僕は城島には捕手として立派なメジャープレーヤーになって欲しいのだが・・・。
明日は先週に続き府中へ出撃する。その府中ではGⅠ【JCダート】が行われる。外国馬3頭を含め16頭が揃い、6代目王者を目指す。たぶん1番人気は“ダート界のディープインパクト”と称される10番カネヒキリだろうが、果たして3歳馬の同馬が王者となれるのだろうか。【JCダート】ではこれまでクロフネという3歳での王者はいたが、はっきり言ってクロフネと比べると・・・。まして父はフジキセキ、2100mはどうだろう。で、僕の本命だが11番サカラートを推す。鞍上がデットーリになる分人気になるが、今年の充実ぶりは凄い。左回りは3戦3勝と負け知らずだし、前走の折り合いを欠きながらの4着は実力の証とみていいだろう。ここは狙い撃ちしてみたい。相手は5番タイムパラドックス、3番サンライズバッカス、そしてデザーモが乗る6番スターキングマン。カネヒキリはそのあとの評価。外国馬ではアメリカの2頭だが、特に8番タップディの方が2番ラヴァマンより距離適性がありそう。そして大穴だが、9番ハイアーゲーム。SS産駒は府中の2100mは勝ちきれないが、2,3着にはよく来る。
京都で行われる【京阪杯】は12番ヴィータローザ本命。前2走は不利があったが、末脚は確実なタイプ。コース替わりもいいはずで、人気の盲点の今回が狙い目。相手は13番カンパニー、6番グレイトジャーニーだが、大穴には3番アルビレオ。相手は軽くなるし、白井厩舎が連闘で使うということはそれなりの計算がたっているとみる。
その他では京都8R【京都2歳S】は6番マルカシェンク。鞍上の福永は今週GⅠがあるのに京都での騎乗。その福永がこの馬で来年の【JC】に出走したいと語っている。断然人気だが後々のためにも勝ちっぷりを観てみたい。10R【鞍馬特別】は1番スピニングルノアール。珍しく京都で騎乗する中館、メインのオペラシチーより1200mのこっちの方が似合う。東京からは10R【シャングリア賞】の10番サンデーストリーム。藤沢和厩舎の連闘、ダート替わり、鞍上デザーモ。人気でも買いだろう。
昨日からフジテレビ系で『女の一代記シリーズ』というドラマが行われている。昨日が瀬戸内寂聴、今日が越路吹雪、明日が杉村春子の3夜連続。いろいろドラマ的には気になる点はあるが、そこは別にして日本には偉大な女性がいるものだと感じている。このドラマを観ながら【JC】は“日本の偉大な女性”ヘブンリーロマンスかなと思い始めてきた。どうだろう・・・!?