風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

喫茶 友路有

2018-08-25 | 食べ物・お店


なぜ昭和テイスト香るレトロ喫茶店が好きかというと、
そこには幾多の物語を感じるからだ。
ここで笑った人たちがいただろう。
ここで泣いた人たちもたぶんいただろう。
出会いもあったろう。
もちろん別れも。

それらの物語は
スタバやタリーズやドトールには感じない。
それらの、いわゆるカフェは
ひとりで時間を潰したり、仕事したり、
涼んだりする場所。
それらに人と人との触れ合いや息遣いを
なぜか感じないのだ。

長いこと営業を続けている老舗喫茶店の魅力は
その場所が持つ体温なのかも知れない。

写真は浅草新仲見世にある喫茶 友路有(トモロウ)
コメント (6)
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