風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

喫茶 友路有

2018-08-25 | 食べ物・お店


なぜ昭和テイスト香るレトロ喫茶店が好きかというと、
そこには幾多の物語を感じるからだ。
ここで笑った人たちがいただろう。
ここで泣いた人たちもたぶんいただろう。
出会いもあったろう。
もちろん別れも。

それらの物語は
スタバやタリーズやドトールには感じない。
それらの、いわゆるカフェは
ひとりで時間を潰したり、仕事したり、
涼んだりする場所。
それらに人と人との触れ合いや息遣いを
なぜか感じないのだ。

長いこと営業を続けている老舗喫茶店の魅力は
その場所が持つ体温なのかも知れない。

写真は浅草新仲見世にある喫茶 友路有(トモロウ)
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6 コメント

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喫茶 ()
2018-08-25 23:33:26
あたしも、チェーン店じゃない喫茶店さがししてますが、なかなか見つからない昭和の喫茶店紹介してくれてありがとう。私達 昭和生まれは、まだ人の温かさがわかる、ぬくもりがわかる幸せな年代だね。
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>Kさん (風屋)
2018-08-27 08:59:14
いらっしゃいませ。
今回大学時代の同級会に出て昔話するうちに、東海道新幹線以外の新幹線がまだなかった時代の話になりました。東京に行くのに5時間も6時間も特急に揺られたり、夜行急行に乗ったりしている間に隣の人と話をする・・・ということが今は無くなってしまった。喫茶店も同様ですね。人と人との触れ合いが極端に減ってしまった気がします。SNS上でのバーチャルな人間関係では人の温もりを直接感じることができないと思うのですが・・・。
便利さと引き換えに、人は何を無くしたのでしょうか。
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喫茶 ()
2018-08-28 15:39:27
便利のなかでなくした数々…、青春18切符でゆっくり東北へ旅にでたくなり 情を感じたくなる。普通列車の旅はホットします。 情報ネットの時代で 母子関係で「そこは私に聞いてよね」と思うことでもネットで調べてる 親子関係も薄くなります。金足農業のように地域性を大事にする風土の田舎に戻りたいと思う日々、今の地域は人々はいるが孤独感をかんじます。皆さん広い心 人とつながろうと叫びたくなります。批評批判だけの世の中になりそうな…

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>Kさん (風屋)
2018-08-29 09:24:09
幸い当地は地域のコミュニティが強く
人の温もりを感じる毎日です。
田舎だけではなく、最近は市街地活性化を図る
若い世代も次々につながっていて
とても面白いまちになってきたと感じています。
例えば東京でも、下町にはコミュニティが
まだまだ残っていると感じています。
それを嫌うことなく、ゆるく交わることができれば
心に豊かさを感じられると思うのです。
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喫茶 ()
2018-08-29 13:50:15
お返事ありがとう。 ありがたんちゃ ブログから温もりを感じ元気をもらいました。わたしはIBCラジオと岩手日報の読者投稿欄が好きだった。時代はかわれど昭和生まれは健在だね。
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>Kさん (風屋)
2018-08-30 10:03:04
岩手出身の方でしたか(^^)
NHK-FM土曜日の「FMリクエストアワー」は
聴いていませんでしたか?
まぁそれで年代がわかっちゃいますけど(笑)
ハガキリクエストも今は昔の話ですね(^^;
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