吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

陰陽五行説( 木・火・土・金・水 ) の中の「土」と 夏の “土用 ” 小話

2024年07月26日 | Weblog
陰陽五行説とは 中国古代で生まれた思想。その”五行説”とは「万物は、木・火・土・金・水 の5元素から成り立つ」という説。この5つの元素は 人間の生活に不可欠なもので、その元素は 一定の法則で 互いに影響し合って 変化循環し合っている、という思想。
 
「木・火・土・金・水」万物は、すべて大地に生じ、大地に育まれ、次の世代に受け継がれているが、中心に位置するのは「土」。木火金水なる万物は ”土の上でのみ存在”し、土がなければ 存在できないと言える。木・火・金・水 4元素物十字の交点( 中心 ) にあるのが「土」と表される。
 
農事や生活の四季に当てはめれば「 春は木、夏は火、秋は金、冬は水」。春夏秋冬の季節の変り目に位置すると言われる”土”だが、土は 万物の中心的”王” (土王説)。しかして、土を動かし得るのは天の神ゆえの”土用”ができた。地に居る我々が ”土をいじってはいけない”期間だ。※”間日”は別。

(2024年)7月24日は 土用の間日ならぬ”土用の丑” 。大暑(7/22) は過ぎたが まだ
”土用の明け”(8/6) まで大分ある。「うなぎ」の蒲焼でも食べ、この夏の残暑猛暑を乗り切ろう!。
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