吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

月1回の田舎訪で夏の花々小話

2018年05月25日 | Weblog
四季自然を語る花々。花は、木花でも草花でも庭の花でも季節を語る。自然の四季を知らせる。春や春から夏にかけては、花が元気。葉や木々の緑も濃く、香りや薫風も夏の兆しを知らせる。名は体を表すと言われるが、花の名前もいろいろある。同じ、その花なのに名前や呼び方が違ったりする。


春から夏にかけて咲くクレマチス。蔓性の大きな花をつける花だ。その蔓(ツル)が針金のように強いからか、鉄線(花)という。鉄仙ともいう。わが家のクレマチスは紫の大きな花だが、鉄線花というと白い風車のような花弁6枚にオシベがこんもりしているものをいう。クレマチスは、花弁は大きく8枚八重のようなものが多い。


なかなか識別できないのが、牡丹と芍薬。立てば芍薬座れば牡丹というが、よく見れば逆にもみえる。牡丹が木花で、芍薬は草花なのだが、葉は大きいがツヤがなく葉先が3つにわかれギザギザしているのが牡丹。芍薬の葉にはツヤがあり、葉先はギザギザなしで丸みがある。蕾(つぼみ)の形などや香りの有る無しも違うのだが、細かいことを気にしない英語圏の人は、牡丹も芍薬も”peony” と言って同じなのだ。


最近は野生種も多そうなポピーも春から夏を知らせる。ケシとはどう違うのだとか、雛芥子とポピーは同じかなど言われるが、150種もあると言われるポピー。ヒナゲシやアイスランドポピーや〇〇ポピーなど多数あるなかで、街路ヨコや田舎町周辺でよくみるポピーは、大体シャ-レ-ポピーやナガミヒナゲシなどだ。黄色、ピンク、オレンジや赤、白などの淡い色の花が多い。


淡い色の花々に混じって、ときどき濃い原色の花も見られる。夏の太陽が近くになると、真っ白や黄色のカーラーやサルビアやカンナとハイビスカスや向日葵が目につく。7月初旬、北海道のラベンダー畑を観賞しようと思っている。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さんさん(喜寿の)会を故郷... | トップ | 獣除け電気牧柵の棚田の景色 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事