吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

「 国民投票 」 の怖さ!

2016年06月25日 | Weblog
イギリスのEU(欧州連合)離脱か残留か を問う国民投票が、2016年6月23日午後10時(日本時間24日午前6時)に閉め切られた。結果は、”EU離脱”。遠い国の話だが、近い。

早速の24日の日経平均株価は、一時1300円ほどの下落で、15,000円を割った。円(相場)も急騰し、100円を割り99円台をつけた。安倍総理の言った”リーマンショック級の危機”に直面した。日本経済への影響、超大となった。

英国の総有権者数 約4,650万人(投票総数3,360万票)は、離脱1,625万票 残留1,513万票。その差112万票と約3%の差をもって、EU離脱を選択した。文字通り、国民(選択)を二分しての僅差決定。100人に2~3人が、どちらを選択するかの6月23日だった。

残留を支持した国民の半数と離脱を支持した国民の半数。離脱の決定。それぞれの職業や生活の違い、年代や立ち場の違いおよび国のあり様についての考えの違いなどがある結果だ。”民主主義”というものの怖さを知った。グローバリズム傾向の中でのナショナリズム台頭なのだろう。深慮したいし、注視したい。
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2 コメント

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為政者が直接民主主義を選択する意図 (佐東亜阿介)
2016-06-27 12:33:58
為政者が直接民主主義である国民投票や住民投票を選択する意図は何でしょうか?

言わずとも知れた反対意見の抑え込みですよね。

英国EU残留or離脱しかり、大阪都構想しかり
どんなに僅差であっても結果を振りかざすつもりであった為政者は沈黙するしかありません。

我が青森市でも住民投票がありました。
平成の大合併の合併相手、浪岡町の合併是非を問う住民投票です。
結果は合併否決。
しかし、既に法的に合併が決定していて、投票率が過半数にならなかった経緯もあり、住民投票の結果は生かされませんでした。

勝っても負けても二者択一は、わだかまりを残します。
今回の国民投票が、新たなイギリス崩壊の引き金でなければいいがと思います。
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そうですね (KY)
2016-06-27 15:01:07
そうですね。佐東さんのいうとうりなのでしょうが、それにしても、イギリスの選択は、影響が大きすぎますね。地域と
年代による意見や当面の利害の違いは、どこの国にもありますしね。日本のそうですしね。
国や欧州のように広げれば、結局は多数や妥協でまとめるしかないのでしょうかね。民主主義って、何なのでしょうかね。自分もよくわからないで、どうとか言えませんし、悩みます。また。
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