吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

2024(令和6) 年 1~3月の 月季 " 詠句5句 ”(私撰) と 2エッセイ ―1月

2024年03月24日 | Weblog
◇ 2024(令和6)年 1 月の 5詠句:
    ・新年を 不安視させる 能登・羽田        ・山茶花に メジロの渡り 光る朝
    ・忘れ物 思い出せずや 鬼やらひ            ・やかましや 鵯の声 冬晴るる
    ・静かなり 寒波の後や 青い空

庭先の山茶花。冬から初春の 花の時季、メジロ(目白) が 群れで飛来する。自詠の俳句では ” メジロの渡り” としたが、目白は渡り鳥ではないと聞く。どうやら留鳥とか漂鳥とかいうらしい。
 
メジロは 好物の花蜜や木の幹や枝にいる小さな虫を食す。 春から夏に低平地の
雑木林や街の公園などで 産卵や育雛などをしつつ、群れで暮らす。春の訪れめがけて山地から低地へ移動飛翔する。群れで飛翔し 庭の山茶花などに来るので、つい” 渡り”と詠んだ。
 
「鬼やらひ」は 単純に 節分などでの” 鬼は・・外 ”の意。大晦日時などの” 厄払い” 的 追儺( ついな ) と 同じかも知れない。認知症まじりになった高齢者( 私)の 最近の”モノ忘れ”を 追儺したいと思ってのこと。
 
コメント
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