吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

2024年(新暦) 3月5日は 二十四節気の「啓蟄」。春季(気) 爛漫 の時節。

2024年03月06日 | Weblog
2024年3月5日は、二十四節気の”啓蟄”(中気) 。四季に正節と二つの中気が配されて一年12節気。その他の12節気と合わせて一年二十四節気。まずは「立春、啓蟄、清明」の春季。つぎに「立夏、芒種、小暑」の夏季と秋季の「立秋、白露、寒露」および「立冬、大雪、小寒」の冬季の” 四季” 。

5月5日(新暦)頃になると、春季色が褪せてきて(暦では)爽快な夏の気が立ち込める「立夏」。そしてまだ 真夏の暑さが消えない(新暦) 8月7日頃が「立秋」。この日より冬に入るという正節「立冬」が 目立って日脚が短くなる11月7日頃。

このように(四季) 季節の変わり目を教えてくれる正節だが、より細かく季節を感じ見て農耕したり生活するわが国の人々にとっては、”正節”よりその中にある”中気”や雑節などのほうが、生活に役立っているかも知れない。

農事や生活行事に役立つ主な雑節は、節分や八十八夜や入梅と二百十日や二百二十日および(春・秋の) 彼岸や社日など。それと上巳の節句(雛祭り)や端午の節句(こどもの日)および七夕祭りや重陽の節句やクリスマスと大祓など。

啓蟄は 毎年(新暦) 3月5日頃から3月19日頃までの15日間。「啓」は開く、「蟄」は 虫などが土中に隠れ閉じこもる意味。「啓蟄」で ”冬籠りの虫が這い出す”意になる。これより15日間、春気春季爛漫となる。
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