吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

都市化日本で出来ることは、第6次産業モデル・ビジネスの推進か。

2012年12月22日 | Weblog
人は明るい場所で暮らす。動物の多くもそうだが、人はとくに光やあかりのある場所を好む。休むときは、灯りを消したり目を閉じたりするが、活動するときはあかりをつける。明るい場所で働く。都会に集まる。

国により定義はまちまちらしいが、国別の「都市人口」の割合(統計)を覗いた。世界平均、おおむね50%が都市人口、50%がローカル地域に居住している。アメリカやカナダは80%、ドイツや日本は70%が都市域に集中居住している。20年後の2030年あたりには、日本も80%が都市人口(割合)になると思われている。

この都市人口(割合)は、おおむね第3次産業人口(割合)とも重なる。日本の場合、第3次産業人口70%、第2次産業人口25%、第1次産業人口は5%に満たない。農業漁業林業などに携わる人口が、全就業者人口6500万人のうち300万人ぐらいの日本だ。第二次産業の約1600万人の半分ぐらい(800万人)を加えたトータル1100万人17%が、食(含、加工)関連産業人口だとして、これで国の食料自給率40%(カロリーベース)をまかなっているのだから、スゴイ。

国土(耕作地)が世界の0.3%の狭小なこの国が、食料自給率を50%オーバーにするのは大変難儀なことだ。農林漁業などの第6次産業化(1次+2次+3次=6次)で、幾分でも食料自給率を高めること(政府農水省推進)ぐらいが、展望できる”いま出来ること”なのかも知れない。
コメント
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