今日は、
7歳繁殖雌馬の臼歯の間隙と歯周病の治療。
一般的な歯科処置で改善されないと全身麻酔しての処置が必要になる。
前回も全身麻酔して処置したのだが、「まだ噛み出しする」ということで2回目の処置。
ただ、体重は前回から5%以上増えていた。
-
その後、
当歳馬の腰痿のX線撮影。
今年は当歳馬の腰痿が多いかもしれない。
以前は治す方法がないものかとモヤモヤしたものがあったが、
サラブレッド競走馬ではどうやら適応は難しい。
というUSA馬獣医師達の意見を聞いて私的にはなんかすっきりした。
-
午後は、
2歳競走馬の腕節のchip fractureの関節鏡手術。
-
そのあと、
副鼻腔蓄膿が治らず、そのうちに疝痛から腹膜炎で死んでしまった1歳馬の頭部の剖検をする。
おそらく歯からの感染による副鼻腔炎で、骨増勢と肉芽形成とそれらによる副鼻腔の変形と狭小化がひどく、
とても治るようなものでないことがよくわかった。
残念なことだが、まだわれわれには治せない馬の病気は数多い。
//////////

オラ、次の日も、沼の見物をしてから

また、山に登ってきた
向こうから、後方羊蹄山、ニセコアンヌプリ、チセヌプリ。
登ったのはシャクナゲ岳。
岩場では何度か動けなくなったゾ


オラは色弱だし食べれないから、紅葉には興味ね~ナ
7歳繁殖雌馬の臼歯の間隙と歯周病の治療。
一般的な歯科処置で改善されないと全身麻酔しての処置が必要になる。
前回も全身麻酔して処置したのだが、「まだ噛み出しする」ということで2回目の処置。
ただ、体重は前回から5%以上増えていた。
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その後、
当歳馬の腰痿のX線撮影。
今年は当歳馬の腰痿が多いかもしれない。
以前は治す方法がないものかとモヤモヤしたものがあったが、
サラブレッド競走馬ではどうやら適応は難しい。
というUSA馬獣医師達の意見を聞いて私的にはなんかすっきりした。
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午後は、
2歳競走馬の腕節のchip fractureの関節鏡手術。
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そのあと、
副鼻腔蓄膿が治らず、そのうちに疝痛から腹膜炎で死んでしまった1歳馬の頭部の剖検をする。
おそらく歯からの感染による副鼻腔炎で、骨増勢と肉芽形成とそれらによる副鼻腔の変形と狭小化がひどく、
とても治るようなものでないことがよくわかった。
残念なことだが、まだわれわれには治せない馬の病気は数多い。
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オラ、次の日も、沼の見物をしてから

また、山に登ってきた
向こうから、後方羊蹄山、ニセコアンヌプリ、チセヌプリ。
登ったのはシャクナゲ岳。
岩場では何度か動けなくなったゾ


オラは色弱だし食べれないから、紅葉には興味ね~ナ
治せない病気。
どうか、治したいと思う人が増えますように。
歯の健康はあなどれないですね。初回は生後すぐでしょうけれど、その後はどれくらいで健診するのがいいのでしょう。
アメリカだと、歯科は専門医が担当するそうですが、副鼻腔に及んだ場合はやはり獣医さんでしょか。
いつか治せるようになるとしたら、画期的な方法が開発されるか、あるいは地道な方法が普及したとき、かな?
歯の健診をしても今回のような症例の異常を早期に見つけたり処置するのは無理です。できるとしたら、片っ端からCTを撮ることです。どなたか無料で使えるCTを寄付してくれないでしょうか?;笑
飼い主さんはもっとそう思ってるでしょか。
歯が不調だと、お世話している人はわかるのかも、と思いました。副鼻腔の炎症も無症状で悪化の一途ではないでしょうし。
このように難治で治療に抵抗性の副鼻腔炎は多いのですか?少ないのであれば、何が原因でそうなったのかなぁ、と気になるところですが。逆に多いのであれば、それもまた検討を要するのではないかなぁ、と思います。
無料CTだけで解決するでしょか。
ニセコの木々は、下の方はすでに歯を落としてますね。美しい秋はほんとに短く、冬も近いのでしょう。間に合ってよかったですね!
北海道の秋は本当に短いです。もう山や峠は雪が降ったようですから。