ゆうべは、9時に呼び出された。
3月分娩予定の繁殖雌馬の疝痛。
術前PCV63%とのこと。
腹囲は異常に膨満。
開腹すると珍しいことに大結腸の途中からの捻転だった。
それも2回転以上捻れて、そこから先は変色し、腫れあがっていた。
大結腸の亜全摘をする。
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今朝は腰がだるかった。
休みだったので、頼まれた診断書を書いてから相棒と散歩に出かけた。
今日は突然寒さが緩んで3月の気温。
防波堤に停まっているオオワシを観ながら河口まで歩く。
人も車もいないのでオフリード。
相棒もあちこち走り回ってご機嫌。
寒さや冷たさなど感じないようだ。
でも
そんな
氷の上に乗ったら
まずいんじゃないの・・・・・
と思っていたら、まるで映画かドラマのようだった。
氷が割れてドボン。
這い上がれなくて、情けそうな顔をして氷の端につかまっている。
どうしたものかと思うが、助けにいったらやはり氷が割れてはまるに決まっている。
で・・・・
近くの工事現場から一応木材は借りてきて、
その上に寝そべって、できるだけ氷が割れないように近寄って、
相棒の肢を掴んで引き上げるところで氷が割れて、
あとは水泳。
左写真の材木の先辺りにはまっていたわけですよ。
その辺に私も落ちて、そこからは氷を割って岸に泳いで、
岸近くの厚い氷(白い部分)には這い上がれました。
今日は、暖かかったので大丈夫;笑。
そういうと、コンラート・ローレンツ博士の「人イヌにあう」にも冬のドナウ川に落ちた愛犬を助けるために川へ飛び込んだ話があった。
動物好きって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・馬鹿だ;笑
馬医者修行日記が映画になったら、重要なワンシーンになると思います。
「暖かかったので、、、、」
すべてはそこに起因し、結論は、そうですか。
おんまさんもそんなことってあるだろか?あるようですね! おんまさんだと引っ張るだけでは難しそう。
そういうとき、写真やビデオ撮ってる場合じゃないでしょう!と思うので、オラ君のどつぼった写真がないのは正しいと思いました。
ご家族にとっても、語りぐさになりそうですね。
まさかまさか、北海道の冬の海に!!危ないですよ!びっくりしました、どうかお大事に!!(パニック~)
カメラも時計も携帯も防水を選んでおくべきですよね;笑。服も化繊かウールにすべきです。冬に遭難したり、泳ぐときに差が出ます・・・って、備えてどうする。
海外では馬のこのような事故に対応するための講習会が開かれることがあるようです。実際に事故もけっこうあるのでしょうね。
意外にさほど冷たくも寒くもありませんでした。きのうは暖かかったので・・・・
ゴムボート取りに行ってる隙もなかったのでしょうが、使うならコンパネだったでしょうねぇ
いくら助けなきゃと思っても、わが身も真冬の氷水に投じる覚悟はそうそうできるもんじゃないです。飼い主の鏡です!
オラくんも、すこしは学習したでしょうか。
次は無いことを願います。
コンパネも探しましたが、周囲にはありませんでした。でもコンパネを使っても結果は同じだったでしょう。