24日から日本海側、北海道は大荒れ。
25日の千歳-福島便は夕方には欠航が決まった。
スマホで26日以降の福島便への振り替えはできるが、それでは26日の研修に穴をあけることになる。
25日早朝に千歳空港へ行った。
空港カウンターでは、羽田便への振り替えができた。
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モノレールで浜松町、JRで東京駅、東北新幹線で那須塩原へ。
今は、ほとんどの人が切符って使わないんだね。
改札を通るのにも戸惑う。カードとかIC専用の改札機がほとんど。
キャッシュレス化、なんでもスマホの時代の変化についていけてない。
ついていきたくもないけど。
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26日は骨折内固定をテーマに研修していただいた。
ジョンソンアンドジョンソン Synthesさんの協力で器材を4セット使わせていただいた。
テーブルふたつは中手骨外顆骨折のscrew固定。
業者さんの協力のおかげでDRを4台も使えたので、X線撮影しながら位置決めができたのだが、
良い位置に、良い角度でscrewを入れるのが難しい。
ドリル、デプスゲージ、タップ、を正しく操作し、しっかりlag screw を効かせるのもなかなか難しい。
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テーブルひとつは子牛の脛骨骨折のプレート固定を練習してもらった。
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テーブルのひとつは内固定の基本手技の知識があるJRAの獣医さん達。
PIPjoint の関節固定
下顎骨骨折のプレート固定
尺骨固定のプレート固定を体験していただき、それにまつわる実践的な要点を説明した。
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骨折内固定は、特殊な機材を使う特別な外科手技だが、骨折した馬や牛を救うためには獣医外科医のがんばりが必要。
その入り口を体験していただけたと思う。
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今年も泊めていただいた寮。
やっぱりホテル泊まりより便利で快適。
夜の部(飲み会・意見交換会)もできる。
朝夕、源泉掛け流しの温泉に入れる。熱っいんだけど、目が覚める、疲れが取れる。
馬外科専門医がおらず、勉強する過程もなく、獣医科大学も馬の二次診療をほとんどしていないので、基礎知識が普及しようがないのです。なるほど、こういうものか、と知っておいていただくことにも意義があると考えています。
乗馬は空振りでしたか。それは残念。
間に合ったのは奇跡のようですが現地は雪がないのですね。
熱意が伝わるような画像の数々。よりカラフルなのも想像以上。
今回もスポンサー付きの豪華な内容。
治療の選択肢として今回の実習の成果を適時提案できる先生がまた増えそうですね。
土日、馬に乗ろうと出かけたのに空振りで不貞腐れてたけど、先生方のがんばりを拝見して気持ちが