みなみ北海道管内の獣医さん3名を対象に、馬臨床技術研修。
午前中は要望が多かった疝痛の診断。
講義のあと、直腸検査、超音波検査、胃チューブの挿入、を実習していただいた。
午後は、跛行診断。
講義のあと、跛行馬の見方、神経ブロックをやっていただいた。
蹄の跛行を神経ブロックがみごとに抑えるのには驚きの声があがっていた。
牛の処置にも生かせるかもしれない。
そのあとは、X線撮影。
DRが配備された診療所もある。
大いに活用していただきたい。
撮影方向や角度、画像の質にこだわる理由もわかっていただけたと思う。
牛のX線画像診断にも役立つのではないだろうか。
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さて考えている学術論文・症例報告の査読。
査読のルールや方法が教えられることがほとんどないのは産婦人科医の業界でも同じようだ。
課された義務をこそ自己の特権と認識すること。
スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットの言葉だそうだ。
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オラに課される義務はない
たとえ落ち葉に埋まってしまいそうになっても
義務はときと場合によっては特権。くらいかなぁ。
カシワの枯葉は被毛に絡まないのでしょか?きれいですね、オラ君、おはよう。
風呂上りでした;笑
今やっていることの価値を再確認できる。
投稿した数より、引用された数の方にその義務は生じるのかもしれません。
あなたの引用されてますけど、悪用されてませんかみたいなシステムで査読を構築していけば格段に雑誌の価値を押し上げるでしょう。
物故さんに関してはその筋の権威の方にエディターとして参加していただく形ですね。
引用している文献の著者へ査読が行くこともしばしばあります。狭い分野ですから。
自分の論文を引用せよ、と強要していはいけない、というのが「査読の技法」に出てきます。
それではダメなんでしょうけれども。
そうしてしまうこともできる魔力はエディターさんお持ちかも知れませんね。
匿名査読でこの論文引用したら通してあげるなんてのは我田引水ですね。
金の斧銀の斧みたいな話です。
投げ込まれたボロ斧に鍍金して次差し出してるだけじゃね、となります。
自分の報告の新規性や優位性を述べなければいけませんから、どうしても今までの報告では・・・と批判的なことを書きがちです。「先駆者に敬意を払え」とコメントされたこともあります;笑
どうして俺の報告を引用しない、というのは言いたくなるのでしょうね。それもまた強要なら査読のルール違反です。