以前、馬の異物による腸閉塞の症例を紹介したが、今回は、
このブログを見てくださっているワンコの飼い主さんのために、
おどすわけじゃないけど、
お互い気をつけましょうねという意味で、
紹介しておきます。
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チャレンジャーだね~
鎮静して端っこをつかんで引張りだせたそうだ。
飼い主の一番高い釣竿だったそうな。
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それと石もたくさん入っている。
食べたのは3ヶ月のブルマスチフ。
手術して取り出したそうだ。
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8インチというんだから、20cmあまりのレンチ。
手術で取り出された。
レンチの柄の部分と頭のラチェットの部分は胃の中ではずれている。
別々に食べたわけではないだろうから、胃の中ではずれたのだろう。
しかし、それ以上は消化できなかったんだな・・・・・
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(この犬種は異物を食べ易いのか??)
X線画像を見たスタッフは、
エイリアン!と叫んだそうだが・・・
結局なんだったのか?どうやって取り出したのかは書かれていない。
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85個の石を飲み込んでいた。
手術で取り出した。
・・・・・・
ラブも危ないか・・・・・
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40本のピンを食べていた。
手術で取り出したが、すでに腸へ移行していたのもあった。
麻酔中に状態が悪くなったので、手術は中断した。
手術後に5本が自然排泄された。
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おもちゃのゴム製の弓が一部は胃に、
端は食道に入っていた。
手術で取り出した。
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おやつにもらった肋骨を丸呑みしてしまったらしい。
手術で取り出された。
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釣り針を飲み込んだ。
口に引っかからずに胃まで飲み込むというのは、犬の飲み込む能力は魚以上なのかもしれない。
内視鏡で取り出された。
獣医さんってスゴイ!
(どうやれば食道にひっかけずに内視鏡で取り出せるんだ??)
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ねじ回しを食べた。
開腹手術して胃切開して取り出したが、
麻酔から覚めるとすぐに静脈カテーテルの接続部を食べたそうだ。
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プラスチック製でもこれだけ鮮明に写るかな?
高級な石製のチェスの駒か?
木でできた将棋の駒だとこんなにはっきり写らないと思う。
それに、王将か飛車か形ではわからない・・・・
わかっても意味はない・・・・
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手術で100枚以上の爪を取り出したそうだが、
何枚かは腸へ移動していて残った。
しかし、自然に排泄された。
近所の子供がボウルの水に爪を入れたらしい・・・
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毛抜きを飲み込んだ。
内視鏡で取り出された。
若い犬が多いような気もするが・・
10歳になってもネ~・・・・・・
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妊娠しているが、石を飲み込んだ。
開腹手術して帝王切開もやった。
11頭の子犬と石が5つ入っていた。
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皆さん!気をつけましょう!!
って無理だよね。
こんな物、食べるはずがないと思うようなものばかり。
Eklin社のHPから紹介しました。
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