窓の外の桜


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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昨日はやっとの思いで荷物を出荷するところまで漕ぎ付けた。
しかし書類など作る作業は、まだかなり残っている。
一息つける状況ではない。
今日も工場に出社して、それらの仕事を片付けた。

週末なので電話は少なく、いつもより少しは静かだ。
昨日ほど時間に追われている訳ではないのだが、それでも1分1秒を無駄に出来ない。
朝から机に向かいっぱなしだった。

昨日のマッサージで身体のあちこちが痛い。
揉み返し・・・?
けっこう力を込めて揉んでくれたようだ。
昨日はあれから元気になったが、今日になってみると筋肉痛に悩まされている。

ふと窓の外の桜を見ると、既に散り始めている。
地面には沢山の花びらが舞っている。
もう長くはもたないだろう。

数日前、満開の一歩手前の頃を見計らって、桜の木の下で過ごした時間を思い出した。
咲いたばかりの桜の花は、握りしめた拳のように、枝にしっかりと付いていた。
風も無く、音もなく、静止した世界の中で、満開の桜は幻想的であった。

ほんの数日で、その花びらが散ってしまう。
こんなに儚く失われてしまうのなら、何故あれほど見事に咲くのか、不思議でさえある。
風が吹くたびに、盛大に舞い散る花びらを見ると、心が痛むような気持ちになった。
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