コスモス畑のマクロレンズ 1


コスモス畑に2本のマクロレンズを持ち出してみた。
もう花も終わりに近く、開ききってしまっている(笑)

VIVITARの方は、ほどほどの明るさのところなら問題なく写るのだが、光の具合によってコントラストの低下した画質になるようだ。
絞りの値にも影響を受けているかもしれない。
コーティングがだめになっているのだろうか?

なにぶん古いレンズなので、カメラ上に撮影データが残らない。
後から絞りを調べたくてもわからなくて不便である。

D2X + Vivitar Series 1 90mm F2.5 MACRO
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濃霧で交通機関に影響の出た地域があったようだ。
その上早朝からカラスが盛んに何かを告げようとしている。
川崎にはホオジロザメが浮かぶし、次々とうれしくない宏観現象が現れている。
行徳高校の前兆電波観測では、主に南方向に非常に大きい反応が生じている。
まずは千葉・茨木あたりに大きめなのが来て、それから東京だという。

D2X + Vivitar Series 1 90mm F2.5 MACRO
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もう1枚


同じような写真で申し訳ないが、らちさんのために、35mmF1.4の写真を載せておく。
このレンズ、たしか色収差が多めだった気がするが、Capture4の補正機能が常時ONの状態なので、ファイルを開いた時点で収差はきれいに消えてしまう。

この機能はレンズの個性も消してしまうという説もあるので、良し悪しではある。

D2X + Ai Nikkor 35mm F1.4S
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久々の35mmF1.4


ヒルズには3本のレンズを持っていった。
そのうちの1本が久々に持ち出したAiニッコール35mmF1.4だ。

当初は有栖川公園に行く予定だったので選んだのだが、結局六本木ヒルズで1日が終わってしまった。
ヒルズには35mmはいまひとつアンマッチだったようで、もう少し広角が欲しいとか、もう少し望遠が欲しい・・・という場面が多かった。

はじめてこのレンズを使ったときは、ファインダーの像が盛大に霞んで見えたのでビックリしたが、注意して見ると他にもそういうレンズは無きにしも非ず・・・
気にしないで使えば、けっして悪いレンズではない。

D2X + Ai Nikkor 35mm F1.4S
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VIVITAR 90mm F2.5 マクロ


VIVITARのテスト。
天気が悪くなってきたので、大した写真は撮れなかった。

驚くほどの解像度・・・という感じは受けない。
やはりこのレンズは本調子ではないかもしれない。
コントラストの悪い写真が多く、加工ソフトで通常より多めに補正してやらなければならなかった。

引き続きテストをしてみる。

D2X + Vivitar Series 1 90mm F2.5 MACRO

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展望台


1,500円払って52階の展望台に登る。
天気が良く素晴らしい眺めだった。
陽射しが強すぎて、窓ガラスへの映りこみが多く、撮影が大変だった。
ガラスを通したくすんだ色の写真が多かったので、思い切ってモノクロームにしてみた。


知り合いがヒルズの中の某コンピュータ関係の会社に勤めている。
ところが、そのことを一切人に話してはいけないと会社から言われているらしい。
仕事のことは家族にも話してはいけないのだそうだ。

情報漏洩の問題があるのだろう。
引き抜き合戦なども行われているのかもしれないな・・・なんて想像している。
何も話してくれないので、勝手に想像するしかない(笑)

D2X + AF Ai Nikkor 28mm F2.8D
D2X + Ai Nikkor 105mm F2.5S

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ヒルズ


日曜日に六本木ヒルズに行った。
実はヒルズに入るのは初めてだった(笑)

予想外に「大人向けの場所」だと思った。
ちょっと立ち寄る程度のつもりだったが、つい長居してしまい、結局それだけで一日が終わってしまった。

D2X + AF Ai Nikkor 28mm F2.8D

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時間の終わり


六本木ヒルズの森美術館で開催されている「杉本博司 時間の終わり」を見た。

これは凄かった。
かなり衝撃を受けたので、隅から隅まで時間をかけてじっくりと見た。

たとえば「劇場」のシリーズ。
各地の映画館のスクリーンを捉えているのだが、これが凄い。
カメラを劇場後方に据え付け、映画の始まりにシャッターを開き、終わるとシャッターを閉じるのだ。
つまり2時間シャッターは開きっぱなしになる。
当然スクリーンは真っ白に写り、劇場内の観客も消え去り、まるで無人の劇場のようになる。

しかしその真っ白なスクリーンには映画1本分の情報がすべて写っている。
そこには時間の経過がいかに無であるかが表現されている。

ひとつのシリーズが10年単位で作られているようだ。
僕はその類稀なるアイディアと、完成まで長い時間がかけられていることに衝撃を受けた。
芸術家って凄いものだなと思う。

館内の展示も凄い。
しっとりとした薄暗い空間は、まるで暗闇の階調を楽しみながら写真を調整している時のようだ・・・と思ったら、この展示も当人がやられているという。
見る価値のあるすばらしい展示会であった。

D2X + AF Ai Nikkor 28mm F2.8D
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VIVITAR


実はVIVITARの90mmマクロF2.5も届いている。
例のNASA設計では?というレンズだ。
しょっちゅうでは無いが時折ebayに出品される。
アメリカでも評価が高いようで、それなりに高値になる。

しかし今回落札した固体はちょっと失敗だったかもしれない。
ガタガタのレンズが届いたのだ。
カメラボディに取り付けても本体がグラグラと上下に揺れる。
NASA設計といっても、まるで宇宙から帰還した後のスペースシャトルみたいだ(笑)

これでは到底本領を発揮しないだろう。
そう思ってネジをはずしてばらしてみたら、案外簡単な構造で、何とか修理できた。
ボディのガタも無くなったので、これから少し撮影してみる。
ただし精密な芯出しは出来ないから、本来の性能が出るかどうかはわからない。

D2X + Micro-Nikkor Auto 55mm F3.5
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剃刀


古いニッコールレンズ。
40年も前のものだ。
だがこのレンズは剃刀のようにシャープなピントを持つことがわかってきた。
その性格は、お気に入りのマイクロニッコール200mmF4に近い。

壁のトンボを撮ってみた。
f8まで絞り込んでもピントの合う範囲は狭く、帯となって画像を横切る。
ピントを眼に合わせてみる、腹に合わせてみる、羽に合わせてみる・・・
その度に、それ以外の部分はピントの合う範囲から抜け落ちてしまう。

傷だらけのおんぼろレンズだが、お気に入りの1本になりそうな予感・・・

D2X + Micro-Nikkor Auto 55mm F3.5
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New Comer


新しいレンズが届いた。
古いマイクロニッコールだ。
ebayで非常に安く入手したが、もともとそれほど珍しいレンズではない。
日本のヤフオクでも時折出品されるようだ。

実はこのレンズ、驚くべきことに、ルールスレット氏により「ベスト・オブ・ザ・ベスト」の1本に選ばれている。
しかもその評価は実に面白く、近接撮影では満点の5点なのに、遠距離の使用では2点という非常に低い評価になっている。
それでいてベストの1本として選ばれているのだから、これは相当ユニークなレンズであろうことが予想される。

ただしレンズの入手には注意が必要だ。
というのも、マイクロニッコール55mmF3.5というレンズは何世代ものタイプが存在し、そのうちルールスレット氏が評価しているのは2代目の60年代半ば-後半に作られたものに限られているからだ。
しかもその区別がニコンでもはっきりしないところがあるという。

61年に作られたのが初代。
この2代目は63年に登場し、レンズにはAUTOと刻印されている。
もともとは非Aiモデルであるが、僕の入手したものは前ユーザーがリングを削ってAiに改造している。
3代目は70年に登場しP AUTOと刻印されており、4代目は73年に出てPC AUTOと刻印されている。

ルールスレット氏は2代目のみを評価しており、たとえば4代目のPCの評価は4である。
2代目を見分けるにはフォーカスと絞りのリングが山谷型である・・などいくつかあるようだが、2代目の中でもいくつかのタイプがあるのか、必ずしもはっきりしない部分があるようだ。

前玉が非常に奥まったところにあり、4群5枚のレンズはマウント接合部近くに集中しているようだ。
本体の重量は非常に軽い。

とりあえずMrs.COLKIDの棚からヘレンドを勝手に持ち出して撮影してみたが、なるほどかなりシャープなレンズであることは確かなようだ。

D2X + Micro-Nikkor Auto 55mm F3.5
D2X + UV Nikkor 105mm F4.5 (上)

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Mikado Mutsuhito


ebayで明治天皇のガラス乾板を購入した。

写真嫌いと言われる明治天皇の写真は極めて少ない。
我々がイメージする明治天皇の姿は、写真ではなくイタリア人画家キヨッソーネの描いた肖像画である。
しかし明治時代、人々にもっとも知られていた天皇の姿は、写真家内田九一の撮影したこの写真であるという。

それまで国民の間では知られていなかった天皇の容姿を、政策上国民に広める必要があった。
この写真はそのために撮影され、歴史的に大きな役割を果たすこととなったのだ。
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Midnight


夜の森・・・

実はこれは昼間撮った写真である。
Capture4に追加できるnikのソフトから、Midnight Blue というフィルターを選んで加工してみた。

写真を思い切って加工するのは実に楽しい。
しかし今はレンズ毎の画質を比較するサイトを作っているのだから、こういう極端な加工は好ましくないだろう・・・と思う。
まあ、撮り貯めしたRAWデータがいっぱいあるのだから、後からゆっくり楽しめばいいわけだ。

最近ニコンはnikのソフトを積極的に売らなくなってしまった。
フルバージョンは通販のリストから消えてしまったようだ。
もうフルバージョンは手に入らないかもしれない。
仲間内でも、今後はnikの紹介はあまりしないで隠し持っていこう、という話になっている(笑)

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
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さかなの目


同じ超広角でも、フィッシュアイレンズと普通のそれとでは、見た時のワイド感が相当異なる。
フィッシュアイレンズはファインダーをのぞいたままカメラを動かすと、クラクラと強烈なめまいに襲われる。

これはニコンの10.5mmフィッシュアイレンズの画像。
対角線画角180度の非日常的な世界を見せてくれる。
気をつけないと自分の足が写りこんでしまう。
35mm判に換算すると約16mm相当の魚眼なので、昔から定評のあるニコン製品のAPS-C版を意識して作られているのに気付く。

あまりに個性的で特殊な映像なので、このレンズでばかり撮るのはちょっと難しい。
こういう写真が何枚も続くと飽きてしまうだろう(笑)
時折スパイス程度に使うのが正解か?

D2X + AF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mmF2.8G
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西ノ湖


途中から湯川沿いのコースを離れ、西ノ湖の方へ行ってみた。

西ノ湖は「さいのこ」と読む。
中禅寺湖西岸の山奥にある湖だ。
かつては中禅寺湖の一部だったが、湖の水位が下がるにつれ、取り残されてしまった遺留湖だという。
低公害バスに乗り換えて、比較的近くまで車で行くことができる。

突然目の前に現れる静けさ。
死んだように静かなその世界に驚かされる。
なぜこのような湖が人知れずこのような山奥あるのか・・・という不思議な感覚。
生き物のいる感触が得られない湖・・・しかしよく見ると時折魚の影が湖面に映る。

今回は渇水状態で写真のような有様だったが、水位が高い時は周りの木々までが水に浸かるという。
ぬかるんだ土の上には鹿の足跡が残されていた。

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
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