シャンプー


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風呂に入っている時、シャンプーの入ったポンプ式の容器を押したところ、あらぬ方向に液体が飛び出し右目を直撃した。
しまった、と思ったがもう遅い。
痛い。
痛いなんてものじゃあない。
拷問に近い痛さだ。

しかも目の表面に冷たいものがパシッと当たってから、痛みが始まるまでに数秒の間がある。
とてつもない痛みに襲われる事は分かっているので、失敗を悔やみながら待つその数秒間の辛さといったらない。
固く閉じた瞼の内側に熱いものが広がり、直後に刺すような強烈な痛みが始まった。
涙を流しながらも、目を無理に開けて、水でジャージャーと洗うしかない。

実は今回が初めてではない。
一月ほど前に同じ目に遭ったばかりなのだ。

細いくちばしの様な形をしたポンプ式容器を、Mrs.COLKIDがどこかで買ってきたのだが、シャンプーの液が出口付近で固まってしまい、押し出されたシャンプーがあさっての方向に勢いよく飛び出すことがあるのだ。
くちばし部分の通り道が細すぎるのだろう。
これは欠陥商品といっていいかもしれない。

気を付けていたのに、ほんの一瞬の気の緩みで同じ罠にはまってしまった。
飛んでこないようにと手をかざしながら押したのに、つい勢いよく押してしまい、斜め上に飛び出したシャンプー液が変化球の様に手のひらを飛び越えて、よりによって右目にもろに当たった。

目をやられたら万事休す、写真が撮れなくなってしまう。
よほどその容器を蹴飛ばしてやろうかと思ったが(笑)、この上足を怪我するのも馬鹿々々しいので、怒りを抑えながら風呂から出た。

D3X + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)
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