COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
酸味

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母親が時折コーヒー豆を買ってくる。
少し離れたところにあるモールに、休日にひとりで、散歩がてら行くことがある。
その際に、美味しいコーヒーが飲める喫茶店で、休憩するのを楽しみにしている。
そこでお土産として、豆を買ってきてくれるのだ。
けっこう本格的なお店で、美味しい自家焙煎の豆を扱っている。
どうせ買うなら、そのお店で買って欲しいと、いつも言っている。
そこの豆なら大歓迎だ。
まあ、そうは言っても、どういう豆を買ったらいいのか、母親も分からないのだが・・・
いつも僕がいれたコーヒーを、美味しいと言って飲んでいるが、コーヒーに詳しいわけではない。
先週そこで買ってきた豆は、酸味の非常に強いものであった。
酸味に特化したような味であった。
どうしてこの豆を選んだのか聞いたら、お店の人に人気のある豆を・・と言って任せたら、選んでくれたのだという。
確かにコーヒーの愛好家なら、気に入る味なのだろう。
しかし我々全員、そこまでコーヒー好きというわけでは無いので、酸味にはあまり強くない。
最初は少し戸惑った。
まあたまに飲む分には、こういうのもいいかと思い、何日かに一度、その豆でいれるようにしていた。
一昨日、また母親が豆を買ってきた。
今度は、酸味が苦手なので、酸味の少ないものを・・と頼んだという。
前回、酸味の強い豆を買ってしまったので、その反省を生かしたのだ。
飲んでみると、今度は逆に酸味がまったくない。
苦いだけで酸味が無いのだ。
これはこれで、何だか欠落したような味である。
やっぱり酸味も必要なんだな・・・
強すぎてもダメだし、弱すぎてもダメだ。
なかなか難しいものである。
先週の豆も、今週の豆も、ちょっと極端な味だな・・と困っていた。
ふと、まてよ・・と思い、2種類の豆を混ぜ合わせてみた。
自分で作るブレンドである。
以前より、中途半端に残ってしまった豆を、適当に混ぜ合わせて、飲んでみることはあった。
自家製ブレンドである。
たまたまそれが上手くいく時もあるのだが、いい加減に混ぜるだけなので、大抵失敗して酷い味のものになっていた。
しかし今回は、酸味の無い豆に酸味を付け加えるという、明確な目標があってのブレンドである。
二種類の豆を同量混ぜてみた。
すると出来上がったコーヒーは、なかなかバランスのいい味のものになった。
皆に飲ませてみると、これは美味しいと高評価である。
しばらくこの二つの豆で、自家製ブレンドを作って飲むことにしよう(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コーヒーは詰まる所、酸味と苦味のバランスに尽きるのではないでしょうか。なかなか奥が深いので、余り深入りしないで楽しみたいものですね。ふと禅宗に言う喫茶去を思い起こしました。
私もコーヒーはそこまで味が分からないので、まずは普通に味を楽しみたいですね。
逆にこちらの味覚が未完成なので、だんだん分かってきた・・というのが実情です。
たまたま会社のそばにコーヒー豆の仕入をしている人の喫茶店があり、そこのブレンドがおいしくて、その味が今は基準になっています。