COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
BOX住宅
Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
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次々に大きな災害が日本を襲う。
新型コロナでは世界中が被害を受けているが、この数年、地震、台風、水害といった自然災害が日本で発生している。
その度に考えていたアイディアがある。
もし実現できていれば、今回の災害でもかなり有効であったはずだ。
それはBOX型の住居を大量に作り、国がストックする・・ということだ。
8畳くらいの大きさの箱である。
それを一つの単位としたBOX住宅だ。
トイレや洗面所、バスルーム、洗濯機などは、まとめて水回り専用のユニットとする。
8畳のBOXは四方に別のユニットを接続することが出来る。
メインの8畳にベッドや机、テレビ、空調などを置き、それに水回りユニットを接続した組み合わせが一人用住居だ。
夫婦ならメインを二つ繋げて、ひとつをベッドルームにしてもいい。
重要なのはこのユニットの塊をヘリコプターなどで輸送できることだ。
また倉庫に保管する時はBOXを上下に複数個重ねることも出来る。
自然災害が発生して家を失う人が出たら、即座にこのBOXを被災地に運び込んで住居として使う。
通常こういうものを設置するにはしっかりした基礎工事が必要であろう。
何十年も住むものでもないから、すぐに設置出来る専用の土台があればいい。
地面に食らいつく構造の金属製の枠を設置し、その上にBOXを乗せて固定するくらいでいいのではないか。
さらには土台との間に免震の仕組みを組み込んでもいい。
電気と水の供給、排水さえ確保すれば、どこにでもすぐに設置可能である。
各地の倉庫から自衛隊のヘリコプターで数時間以内に輸送できる体制を作る。
何よりもスピードが大切である。
本体は気密性を高め、船のように水に浮く構造にするのがいいのかもしれない。
これは地震などの自然災害だけでなく、今回のコロナ騒ぎのような場面でも役に立つ。
気密性の高いユニットを横に繋げれば、重症者用の病床として利用できる。
長い廊下ユニットに個室を並べて軽症者用の隔離施設を作ることも可能だ。
スペースが無ければ上下に重ねて2階か3階建てにも出来る。
再利用することが前提なので、内部の徹底的な消毒が出来る必要がある。
備え付けの寝具、衣類などは使い捨てとして焼却し、壁や床は専用の洗浄機を通せば新品のようになる。
感染者向けの施設として使用する場合は、排水タンクはカートリッジ式にして、安全に自動回収出来るようにするのがいいだろう。
地震の被害を受けた人たちが途方に暮れているのを見るたびに、BOX住宅があればいいのに・・と思っていた。
それがそのままコロナにも有効に使えることに気付いた。
こんなに便利なもの、国が率先して作りストックしておくべきだと考えたが、どうも国にはお金が無くて無理そうだ。
それなら企業が協力しあって量産し、国にレンタル料金を請求すればいいのでは?
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コンテナハウスやトレーラーハウスなど、移動してすぐに設置できるものが沢山あればと。
あとは地震や台風被害用に千人、二千人規模で乗れる大型のクルーズ船も有れば良いのにと思っていました。
普段は国が管理して安いクルーズ旅行に貸し出すなどして使い、非常時には被災地近くに停泊し、被害にあった住民を受け入れると。
ただ、今回のコロナ禍で、クルーズ船がウイルスに滅茶苦茶弱いことがわかり、この方法は無理っぽいですが。。
各室の換気をよく考えて消毒や隔離もしやすい構造で作ればいいかも。
BOX住宅は快適でそのまま住み続けたくなるような作りにしたいですね。
またこれでベーシックインカムの時代に進めば、こういう国が提供する形の住宅も必要になるんじゃないですかね。