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Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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エンドユーザーに物品を販売する際には、消費税込みの価格を提示する必要がある。
それならば消費税込みの価格が、消費者にとって覚えやすい数字の方が、販売に有利であろう。
税込み価格が、59,800円とか、79,800円とかの、分かりやすい価格に設定するのである。

現在会社で使っている経理の仕組みでは、消費税を付加した時の小数点以下の数字は、四捨五入するよう設定されている。
切り捨て、切り上げ、四捨五入のどれを選ぶかは、企業の自由のようだ。
アプリの導入時の初期設定が四捨五入になっていたので、そのまま使っていた。

アプリの商品マスターには、基本的に税抜き価格を登録し、税込み価格は自動的に計算される。
最初に税抜き価格から考えれば、それに消費税10%をプラスすればいいだけなので、計算上は特に問題は無い。
ところが最初に消費税込みの価格から考えるとなると、どうしても思ったような数字にならないことがある。

ひとつの例が、税込み69,800円で販売する製品である。
計算上の税抜き価格は、63454.5454・・・円と割り切れない数字になる。

仮に税抜き価格を63,454円にすると、消費税込みで69,799.4円になり、四捨五入すると69,799円になる。
では1円上げて税抜き価格を63,455円とすると、消費税込みで69,800.5円になり、四捨五入すると69,801円になってしまう。
四捨五入だと、どうしても税込み69,800円にならないのだ。

まあ、商売をされている方の多くは、とっくに経験されていることなのだろう。
今まで主に販売店に卸していて、エンドユーザーに直接販売していなかったので、こういう時にどうしたらいいのだ・・という事になった。
経理の先生に電話して、アプリの会社に確かめてもらったところ、商品マスターに消費税込み価格を固定させるモードがあるそうで、対象商品をそれに切り替えることで、恐らく解決するはずだとアドバイスいただいた。

消費税絡みではよくあることだが、どうしても1円単位の誤差が出てしまう。
伝票ごとに消費税を付加した上で集計した場合と、月末に合計してから一括で消費税を算出した場合とでは、計算結果に差が出るのは当然のことだろう。
まあ、いずれにしても大した差ではなく、恐らく問い合わせた電話代の方が高くついているのだが・・・
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