ロディナ


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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先日中国から輸入した時計について書こう。
製造元のシーガル社から直接購入した。
ブランドは「ロディナ」、型番はR005である。
シーガル社ロディナR005の直販ページ

本当は同社が製造している「ライダー」のR002が欲しかった。
しかし先日書いたようにそちらは品切れであった。
そこで代替品としてロディナのR005が送られてきた。
ロゴ以外はまったく同じものである。

2017年3月16日の日記「代替品」
2017年3月23日の日記「再発注」

価格は送料込みで約120ドル。
ペイパルの手数料を入れても1万3千円台で収まるだろう。
シーガルのウェブサイトから誰でも買うことが出来る。



送られてきた箱がこれ。
価格からいってパッケージは十分である。
おまけとしてトリコロールカラーのナイロンベルトが付いてきた。(種類は選べない模様)
ただこの時計のデザインにはあまり合わないように思う。



いわゆるバウハウス・デザインである。
別にノモスを真似たわけではない。
あくまでバウハウスである(笑)
いずれにしても、カッコはなかなかいい。



幸運にも問題の「CHINA MADE」のプリントは入っていなかった!
ああ、良かった。
(ただ今後送られてくる製品もこれである保証はないので念のため)
針はほとんど黒に見えるが、光の当たり方でブルーに輝く。
本物の焼き入れなら大したものであるが・・・



生意気にもシースルーバックになっている。
シーガル製の自動巻きムーブメントで、リューズを引いても秒針は止まらないタイプだ。

ケース径は39mmと少々大きめである。
どうせなら手巻きにして36mmくらいにした方が、精密感がグッと増してよかったろうに・・・
まあそれでは「ノモスそのまんま」になってしまうが(笑)
こっちは豪勢に自動巻きでっせ・・の感覚で、余計な機能を追加してしまったように見えて残念だ。



というわけで、予想していたより出来がいい。
これで耐久性さえ問題なければ、それなりに価値のある時計と言えるのではないか。
耐久性、使い勝手に関しては、これから試していく。

海外の掲示板などでも、この手のチープな腕時計の集まりがあり、この時計に関しても議論が交わされている。
コレクションの分野のひとつになっているのだ。
高級腕時計へのアンチテーゼと言えなくもないか・・・
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