修正


D810 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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昨晩Dlifeを見ていたら、60周年記念だかの特別番組が入った。
そのためいつも日曜日の夜に見ていた連続ドラマの放映開始時間がずれた。

通常は、夜9時から「クリミナルマインド」、10時から「CSIマイアミ」、11時から「メンタリスト」の順番である。
それが「クリミナルマインド」の開始時刻が9時30分からと、いつもと比べて30分ずれてしまった。
当然すべての番組が30分ずれて、「メンタリスト」が終わるのが翌日の0時30分になるのかと考えた。

ところが「クリミナルマインド」は確かに9時半から始まったが、「CSIマイアミ」が10時20分から、「メンタリスト」は11時10分からと、番組ごとに10分ずつ遅れを取り戻していった。
結局「メンタリスト」はいつも通りの時間に終わり、3時間でずれた分が修正されてしまった。
恐らくCMなどを一部カットしたのだろう。
ディズニー1社が運営している局だから出来る、ウルトラCというか、強引なやり方である(笑)

数分遅れた時に、飛ばしに飛ばして遅れを取り戻す、どこかの鉄道会社みたいである。



オールデンの87、Vチップ・ブルーチャー。
アッパーは黒のカーフ。
ソールはウォーターロック。
ラストはトゥルーバランス。
サイズは6.5EE。

本来は医療用であるオールデンのフットバランス・ラインの1足。
90年代のデッドストックである。
例によって出張の時に入手した。

以前ここで紹介した幅広モディファイド・ラストのブラウンのVチップが非常に気に入り、次回はぜひ黒のVチップも欲しいと考えていた。
そこにこの87と出合ってしまったので、これはもう一発で購入決定である。
この時代の製品は革質も保たれており、所有する満足度も高い。
サイズまで合うものには、そうは巡りあえないから、見逃すわけにはいくまい。

Vチップは今でもあるが、こちらは2桁品番のオリジナルモデルである。
前回のヤコブセン・モデルとの違いは、下の写真でお分かりの通り、87は先端部分の縫製がダブルステッチになっている点である。
よりクラシカルな雰囲気が強調されたモデルといえる。



お店に行くと、ちょうどオールデンが大量に入荷したところであった。
まだウェブ上でも公開しておらず、誰も知らない状態であるという。
絶妙のタイミングであった。
早速僕に合いそうなものを、いくつか出してもらった。
EEやEEEといった特殊なサイズの表記された箱が積上げられた。

ウイングチップやプレーントゥなど、次々に好みのデザインが出てきたが、その中で黒のVチップに目が留まった。
ちょうど欲しかったタイプである。
サイズが合うなら、今回はこれにしよう・・・すぐにそう決まった。

ラストはモディファイドではなく、トゥルーバランスである。
オーソペディック系であるが、ソールを見ると幅が広く、モディファイドとはかなり違う。
サイズは、恐らく僕に合うはずだと出してきてくれた6.5のEE。

理論上はピッタリのはずであるが、実際に履いてみると少し小さめに感じた。
スリムなフィッティングで、余裕はほとんどない。
しばらく慎重に店内を歩いてみたが、当たるところはなさそうだ。
沈みを考えると、むしろベストフィットか・・・

モディファイドのように、土踏まずの部分を手の平で包むような、独特の履き心地では無い。
とは言えオーソペディック系だけあり、履いた時の負担は少ない。
ヒールもきっちりと喰らい付き、よくホールドされる。

フットバランス・ラインの靴を何足か所有し実感しているのは、靴全体が柔らかいということだ。
レザーソールもしなやかに曲がり、ストレスが非常に少ない。
靴の方から足に合わせてくれるような感触がある。
オーソペディック系のライン故、そう作られているのかどうかはわからないのだが・・・

実際この靴も、使い出すとすんなりと足の形に馴染み、痛みなど出ることなくほぼフィットしてしまった。
これで待望のVチップの黒と茶が揃った。
玄関に2足並べてにんまりとしている(笑)

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