単焦点


D3 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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AF-SニッコールのF1.4のシリーズが揃いつつある。
現時点で24mm、35mm、85mmと揃っている。
50mmもあるが、価格帯が少し違うので、噂のようにF1.2で新たに登場するのかもしれない。

どれも素晴らしい性能のレンズで、明らかにかつてのシリーズとは一線を画している。
もう古いレンズを使うことは、ほとんどないだろう。

ズーム全盛の時代に、単焦点でないと得られない価値を、しっかりと保持しているところもいい。
実際に持って歩いてみると、やっぱり単焦点っていいなと思う。
機能重視のズームレンズにこだわるより、単焦点で揃えた方が楽しいのではないか。

この後、どの焦点距離の単焦点レンズが加わるのだろう?
F1.4ではないかもしれないが、DCニッコール系のリニューアルはあるかもしれない。
20mm、フィッシュアイといった超広角系の充実もあるだろう。

気になるのは、広角の28mmである。
かつては広角レンズの中心的存在であった焦点距離である。
ところが今は素晴らしい24mmがある。
24mmが出ているのに、あえて28mmを出すだろうか?

最近のニコンにとって、24mmは重要な焦点距離だ。
主力ズームレンズもこの焦点距離で区切られるし、シフトレンズにもこの焦点距離が用意されている。
24mmをDXフォーマットで使用した場合、36mm相当という使いやすい画角になることも、重要視される理由のひとつのような気がする。

新しい28mmの単焦点レンズも出るかもしれないが、恐らく価格から考えても、すでに24mmを持っている人が購入することは少ないだろう。
至近距離に強いなどの、特色を持たせる必要があるように思う。
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