デビュー


D3X + Ai AF Micro-Nikkor ED 200mm F4D(IF)

大きな画像

体調が万全とはいえないのに、日曜日に撮影に出かけたのには訳がある。
最近購入したいくつかのカメラグッズを試してみようと思ったのだ。
撮影は二の次で、その使用感を知ることが目的であった。

まず新しい信三郎のカメラバッグ。
これは普通の四角い帆布製のカメラバッグであり、使った感じもその通りのものであった(笑)
D3Xとマクロレンズを2本持っていったが、ショルダーバッグなので長い時間持って歩くのはやはりきつい。

ところがこのバッグ、ショルダーベルトを一度外してループに通すとリュックになる。
僕は気付かないで買ったのだが、重いので撮影中バッグをMrs.COLKIDに持ってもらったら、いつの間にかちゃっかりリュックにして背負っている。
ああ、そうやって使うんだ・・と驚いた次第。
早速僕も背負ってみたが、簡易リュックにしては背負いやすかった。
背負っても荷物を入れればやっぱり重いが・・・(笑)

もうひとつ新しいグッズを持っていった。
それはジッツォ純正の一脚用ホルスター。

パドル・ホルスター・スタイルのプラスチック製のへらが裏面に付いており、それをズボンのベルトに引っ掛けて使用する。
今回は3型の一脚を持っていった(これもデビュー戦であった)が、ホルスター側の固定バンドの長さの調整で、他の大きさ(太さ)の一脚にも対応できるようになっている。

最新のジッツォの一脚は、手提げ部分にクリップが付いていて、直接ベルトに引っ掛けて運ぶことが出来る。
そのためホルスターは必要ないかと思ったのだが、実際使ってみると、一脚を腰にしっかりと固定することが出来てなかなか快適であった。
慣れないと座る時には邪魔であるが、武士が刀を差しているようで気分がいい。
あとは職質警官がそれを見てどう思うかだ・・・(笑)

ところでこのホルスター、一脚の持ち運び以外にもうひとつ重要な機能がある。
小さい三角形のリングが下部に付いており、そこに一脚の先端を引っ掛けると、一脚を地面まで延ばさずに、その体勢で撮影することが出来る。
要は自分の体を地面の代わりに使うわけだが、意外に安定した保持が可能で、ピント合わせに集中できる。
今回のような接写では非常に役に立った。
(ただし一脚を折りたたんだ時の、ヘッドを含んだ最短の長さによっては使いづらいかもしれない)

重いD3Xであるが、この体勢のまま移動すると、腕にはそれほど負担がかからず、カメラの重量の大半は他に逃げてくれる。
それどころか、カメラのストラップを首に巻いておけば、一時的にカメラから両手を放すことさえ可能であった。
上から押し付けられたズボンが、少し下がり気味になるのが気になるくらいだ(笑)
花や昆虫などの接写をする時には、極めて有効な道具だと感じた。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )