夜のテスト


暗い画像で、しかも殺風景な建物の写真で申し訳ない。
夜遅くなってからふと思いついて、新型三脚のテストをしてみた。
ブルジンスキーをジッツォ3型に取り付けて、霧雨の中、近所のビルを写してきた。
先日の紫外線撮影の時と同じビルだ。

使用した機材は以下の通り。

ジッツォ3型アルミ合金三脚 + ブルジンスキー・ボールヘッド + フォーバ・クイックシュー
ニコンD2X + ニコンAFマイクロニッコール200mmF4

ジッツォの三脚に関しては予想通り、まずまずと言ったところ。
驚くべきはやはりブルジンスキーで、左右からネジを締め付けると微動だにしなくなる。
カメラを強めに押してみてもガタが皆無。
カメラから三脚の脚の先端までが、まるでひとつの金属の塊にでもなってしまったかのようにガッチリ固定されてしまう。

さらに凄いのはマイクロニッコール200mmF4だろう。
こんなに暗い中でも壁面の凹凸や塗装のはがれを克明に描き分ける。
(APS-Cで300mm相当、これらの建物までの距離はかなりある)
その高性能ぶりは薄気味悪いほどだ。
このレンズは異様なほど優秀なMTF曲線を見て買ったのだが、その曲線通りの描写をする。

最近ニコン・レンズを特集したムックを2冊買ったが、なぜかこのレンズに関してはほとんど評価されていなかった。
それどころか、日本でこのレンズを評価している記事を読んだことがない。
もしかしたら僕の持っているレンズだけ、何かの間違いで、たまたま良かったのだろうか?

僕のは中古で買ったガタのあるレンズなのだが、もう1本新品で買い直したいと真面目に思うほど気に入っている。
でも買い直したら今度は平凡な性能だったりして・・・

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

3型


ヨドバシで懸案のジッツォ3型を購入。
ブルジンスキーを取り付けることが前提なので、センターポールの必要がなく、脚だけ付いた最低装備のモデルを選べばよい。
悩んだ末にカーボンではなく普通のアルミモデルにした。
重量(軽さ)より性能を選んだのだ。
多少貯まっていたポイントを使えたので、価格.comの最安値のお店よりかなり安く買えた。

ジッツォのラインナップについて整理すると、非常に小さい特殊目的の00型から、プロ御用達の5型まで、数種類の大きさ(脚の太さ)が揃えられている。
材質はスタンダードなアルミ合金製と、非常に軽いカーボンファイバー製(価格がかなり違う)、さらに最近は玄武岩から作られたバサルトファイバー製というのも加わった。
それらをベースにギア式やネジ式のセンターポール(それにもちろんヘッド)を組み合わせて使用するのだ。

僕はカーボン製の2型とアルミ製の3型、それに同じくアルミ製の5型を持っている。
写真は愛用しているカーボン製2型と新しいアルミ製の3型を並べたものだ。
長さが二回りくらい違うが、これは4段式と3段式の違いである。

大まかな重量を書いてみると、このアルミ3型3段の何も付いていないモデルが約3キロくらい。(もし材質がカーボンだと2キロくらいになる)
手前の2型4段のカーボン製が(センターポールは標準になる)1.5キロくらいである。
これが5型のアルミにギア式センターポールを付けたものになると、およそ6キロにもなる。
もちろんそれぞれの性能に見合ったヘッドを付けなければならないので、重量差はさらに広がる。

カーボンファイバー製のモデルは素人でも驚くほど軽いようで、手にした人が大抵「あれ?」という顔をする。
でも性能面では疑問が残り、材質自体の強度は高いのだろうが、ぶつかると簡単に動いてしまし、屋外では草などに負けて地面にめり込んでくれない。
それに多少しなるような気がする。
もちろんオモリを下に吊り下げて使うことが前提であるのだが・・・

ブルジンスキーのヘッドは3型の頭部にすっぽり収まるように作られている。
アダプターを介せば4型、5型にも取り付けられる。
2型以下のモデルは頭部の形状が違うこともあるのだが、少なくとも3型以上でないと性能的に意味がないよ、と言いたいのだろう。

一方で外に持ち出す三脚としては、3型くらいが限度で、5型なんて持って歩いたら遭難してしまう。
したがって3型を買わざるを得ないことになる。
これは論理的な結論である(笑)

三脚選びというのは本当に難しい。
カメラの本体を買うより悩むのではないか?

D2X + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

穴場


お昼時に銀座で食事をとろうとすると、どのお店も混雑していてなかなか座れない。
お茶を飲むのにさえかなり苦労する。

今日はMrs.COLKIDが知り合いから聞いてきた穴場のお店に行ってみた。
なるほどここは穴場だ。
空いているし味も水準以上・・・

というわけで僕もその知り合いに倣って、むやみに人には教えないことにした。
せっかくの穴場なので大切にしたい。
悪しからず(笑)

D2X + EL Nikkor 105mm F5.6N
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )