閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

7月

2024-07-02 14:43:36 | 日々

モネのカレンダーも後半に入る。
睡蓮が出てくるのはここまで。わたしは一年じゅう睡蓮づくしでも構わないけれど。
毎年いまごろになるとカレンダーの紙が湿気で反ってくる。

睡蓮というと、英国のキューガーデン(王立植物園)が思い出される…と言っても、そこには一度も行ったことがない。小説か何かで読んだのが、間違って自分の記憶に刷り込まれてしまったのかもしれない。本当に睡蓮池があるかどうかも知らないけれど、いかにもありそうな気がするでしょ?
それから、子どもの頃に通った図書館の前庭。コンクリート造りの長方形の池に、小さい睡蓮がひとつふたつ咲いていた。記憶の中の図書館は、夏の午後。水底をゆらゆら泳ぐ赤い金魚。

朝の4時半に、蚊に襲われる。
薄手のタオルを頭からかぶってやりすごそうとしたが、タオルくらいものともせず刺してくる猛者で、それも1匹ではない。すべての窓には網戸がついているのに、どこからか入ってきている。
どうやらこれを退治しなければ眠れないらしい。あきらめて読書灯をつけ、本を読みながら、わざと手を出して待っていたら、すぐふわふわと寄ってきた。しかし、ふわふわのくせに逃げ足は非常に早く、叩いてもなかなか当たらない。
ときどきうとうとしながら、6匹まで叩いたところで、7時になってしまったので、しかたなく起きる。どうも叩いた数より刺された数のほうが多い。
あとでよく見たら、寝室の窓の網戸でない側が15センチほど開いていた。これでは入ってくるわけだ。
それにしても、この家の2階の、たまたま開いていた15センチの隙間のずーっと奥にヒトがいるということが、どうしてわかるんだろう。1匹だけなら、たまたま迷い込んだとも思えるけれど、6匹(以上)だから、全員が特殊な高性能センサーを搭載しているとしか思えない。おそろしい。
時代劇を見ると、平安時代の寝殿造りなんて、あっちもこっちも開けっ放しで、庭には前栽や池などあり、夏にはさぞ蚊が多かっただろう。
「ねぶたしと思ひて臥したるに、蚊の細声にわびしげに名のりて、顔のほどに飛びありく。羽風さへ、その身のほどにあるこそ、いとにくけれ」(枕草子・にくきもの)
それを、どうしたか、については書かれていない。清少納言さんも、薄物をひきかぶって寝たふりしていたかしらね。
(眠いので文章がぐたぐたで、すみません)


ホスタ3号(ジューン)も咲きました。
いまのところ、この子がいちばん背が小さいけれど、雰囲気は昔ながらのギボウシにいちばん近い。

 

2号ちゃんはお花がいっぱい。

 

ジニア。珍しくふんわりした色のがあったので。
見切り処分みたいなのを買ってきて、ぱちぱち切り詰めてやったら、暑くなるにつれて調子が出てきた。

 

本日のにゃんズ。

つめとぎトギトギ。

 

さて、どこ行こっかなっと。

 

A4サイズにきちんとおさまる。

 

正しい折りたたみ方。

 

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