閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

薬師草など

2020-11-19 20:52:29 | 日々

家の裏の西向き斜面に群生しているヤクシソウ。
こういう黄緑系で柔らかい草は鹿の大好物。鹿に食われなくなって2年あまりで爆発的に増えた。

 

日があたるとそこらじゅう真っ黄色で眩しい。
なんとなく由緒ありげな名前だが、由来ははっきりしないらしい。
花を天日干しして胡麻油に漬けたものは腫れものに効く…とある。そんな薬を商うのに、薬師如来の名を借りたらよく売れた、などというのは、さもありそうな話だけど、これは閑猫説。

<追記>
花に限らず、何かを「胡麻油に漬けた」民間薬はたくさんあり、先祖代々伝わる「秘伝薬」だったりする。土方歳三の生家も、オトギリソウの傷薬を作って売っていた。というのは、司馬遼太郎の小説で読んだ気がする。事実かどうかは知らない。
胡麻は護摩の語呂合わせもあるのだろうか。「焼酎に漬けた」ものよりおそらく歴史は古い。塗らなくても治る場合もあれば、むしろ塗らないほうがよかった場合もあるだろう。効かなくても「信心が足りない」「日頃の行いが悪い」で済むから、訴えられたりしないと思う。

 

このくるくるしたのが可愛いな。

 

黒く光るシオデの実。
シオデは四方手(四緒手)で、巻きひげであちこちからまる様子を馬具の紐に見立てた…という説が一番もっともらしい。
棘はないけれど、サルトリイバラのお仲間。

 

ツタの紅葉。

 

ナンキンハゼの紅葉は、見ると拾いたくなり、

 

拾うと並べたくなる。

 

羽。
あとで拾うつもりで場所を覚えておいたのに、忘れて帰ってしまった。翌日にはもうなかった。

 

本日のにゃんこ。

ひなたのデッキで…

 

優雅にころがる…

 

真鈴ちゃんと…

 

かみついてアピールしているコマ吉。
「撮るならボクを!」

 

いたいいたいいたいっ!
(本気で噛んでる。前後のツメも全開)

 

本日の「いいね!」

経営難もニャンとかなる 神保町にゃんこ堂

”うちのキジトラ”もお世話になっております。

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