閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

サルトリイバラなど

2014-11-18 11:52:02 | 日々


あまり遅くなると実がなくなってしまうので、とってきました。
わが家ではクリスマスの飾りに欠かせないもの。

 

 

枝ごと棚の上に置いていたら、カーテンのすきまから、
夕方のある時刻にだけ光があたり、薄暗い中で
まるでイルミネーションのように光る。
(おりこうカメラが自動補正をしてくれるため、
光っているように撮れなぁい・・)
 

 

 

輝く巨大スペースシップのような雲が、ぐんぐんと東(左)へ行く。
そのあとからこまかい雲の群れがついてきて、
やがて幕をひいたように曇り空となった。
 

 

 

ユリオプスデージー、というらしい。
忘れないうちに書いておこう。

 

 

合成画像ではありません。念力で止めてみた(・・笑)

 

 

鬼に金棒、閑猫にドラゴンローズ(・・いてて)。
ドラゴンというのはローカル名、というか、うちだけの呼び名です。
本名はジャケツイバラ。バラとつくけどマメ科。
全長何メートルにもなるすごいトゲトゲ。
だいぶ退治したけど、まだいたのか。

 

 

今年のパンジーさんは、こんな子。
目新しいのを買っては失敗するパンジーなので、今年はオーソドックスに。
(あー、しまった、この色をもっと買えばよかったっ) 

玄関前の花壇は、植えようかどうしようか思案中。
一夜にして鹿に食われてしまうと悔しいので。
花を植えて二重三重にガードをするのと、何も植えないのと、
どっちがきれいに見えるかというと、後者ではないだろうか。 
 


本日のにゃんこ。

すもも。
最年長ですが、寝顔の可愛さでも文句なしに一位。
 

 

なんか言った?

 

 

本日は真鈴ちゃんと背中合わせで。
 

 

 

 

2階の窓際は人気のひなたぼっこスポット。
左から、すもも、真鈴、きなこ。
この左に閑猫の机もあり、みんなして太陽熱を最大限に利用中。
さんちゃんは前線基地で勤務中(=たぶん畑で昼寝中)です。 

さんちゃんの声が最近急に変わった。
わりと低めのハスキーボイスだったのが、高い声で
にゃおにゃおと子猫みたいに連続して鳴くようになった。
いったいどうしたんでしょうか。
よそ猫ジンジャーはあれきり姿をみせない。 



本日の「いいね!」 


リスさんにカメラとられた!

ひゃあ、どきどき!

 

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こがしわかおりさん個展

2014-11-17 15:24:17 | お知らせ(いろいろ)

『ちいさなおはなしやさんのおはなし』(小峰書店 2012年)で
絵を描いてくださった、こがしわかおりさんの初の個展です。
お近くの方はぜひどうぞ!

メリーゴーランド京都店

2014年11月22日(土)~12月3日(水)
10:00~19:00(最終日17:00まで) 木曜定休
ギャラリートーク11月22日(土)18:00~19:00

メリーゴーランドは四日市と京都にある子どもの本の専門店です。

 

 

ちいさなおはなしやさんのおはなし
竹下文子・作
こがしわかおり・絵
小峰書店

 

 

 

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テイカカズラ・つづき

2014-11-17 14:54:27 | 日々

様子をみましょう・・と言ってから4日ほど。
ふと見ると、持ち帰ったテイカカズラの実の裏(緑のほう)に
つーっと細い裂け目が! 

待ちきれないので、そーっと開けてみちゃおうかな。

 

 

中をのぞくと・・おおおっ?
薄い内蓋みたいなものが1枚はずれて・・ 

 

 

入ってる、入ってる。

 

 

これは真上から見たところ。
狭いところに種が同じ向きにきちんと並んで詰まっていました。
(タンポポと違って、ぶらさがった状態では毛先が下を向いている)

棒状にぴったりつぼんでいたパラシュートがみるみる開きます。
できたての銀色。すごくきれい。 



1本の実に大小14個の種が入っていました!

もういつでも飛んでいけそうな種に見えますが、
まだ完熟ではないのか、あるいは、熟した後、真冬まで待って、
下草も枯れたころに着地するほうが効率がいい、というような
戦略があるのかもしれません。 

これ、何年も前から見てみたかったので、すごく嬉しい。
3つ残っているので(1本の茎にさやが2個ずつついている)
あとは自然に開くまで置いておきましょう。

 

 

 


本日の「いいね!」


音符ジェットコースター

わ~~♪♪

 

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テイカカズラなど

2014-11-16 21:56:51 | 日々


休耕地。
こんな草のきれいなところもあるし、
セイタカアワダチソウに占拠されたところもある。

 

 

チカラシバも、これだけあると見事なもの。

 

 

ヒメツルソバ。
ヒマラヤ原産の園芸植物が雑草化したもの、だそうです。
金平糖みたいで可愛いんだけど、道端や側溝に多いため、
あまり人に愛でられることがないのが残念。
 

 


ハゼノキの実。ヤマハゼ?
 

 

 

これは何だろう。道端の崖のちょっと崩れたような場所に、
落ちていた・・のか、生えていたのか、よくわからない。
大きさはゴルフボールとうずらの卵の中間くらい。
まんまるなので鳥の卵ではないと思う。
爬虫類の卵のようでもあるけれど・・
やっぱりキノコの仲間でしょうか。
 

 


 
ここは杉林の中にある椎茸畑。
日陰に、きれいにホダ木を組んである。
(畑・・って言わないかな?)
田んぼでも畑でも、プロの仕事は無駄がなく合理的なので、
見た目にも非常に美しい。

 

 

 

 野いばらの実みつけた。
 

 そして・・

これ、これ! テイカカズラの実!
手の届く高さのを探していて、やっと見つけた。
濃い緑の葉の中の赤い実は、細いけれどよく目立つ。
 
 

 

 

で、ほくほくとお持ち帰り。
左下の丸いのは1円玉(=直径2センチ)。
長いほうの実が約20センチというところ。
おもてが赤、裏が緑色。まだ熟しきっていないのかな。
 

 

これは昨年拾ったテイカカズラの種。
このふわふわパラシュートみたいな種が、
直径5ミリもない細いさやの中にどうやって入っているか、
いくつ入っているか、それが知りたい。
さやが裂けて種が飛ぶのは、いつも12月下旬から。
とりあえずこのまま乾燥させて様子をみましょう。

 

私信 >ロクダイさん

何首烏(かしゅう)と鶏肉の薬膳スープのレシピ
こちらです。 

 

本日の「いいね!」 


Fat Cat Art

ワンパターンなのに妙にあとをひくロシアのおじゃま猫。 

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ビーチコウマー・その3

2014-11-15 23:26:19 | 日々


地元っ子なら、黄色い崖ですぐわかる例の場所。
あ、あのへんに富士山が・・

 

そう、あのへん。背後霊のごとくぼんやり佇んでおられる・・(笑)
この方向に見えるということが、どうしても納得いかないのだが、
実際に見えるんだからしかたない。
 

 

 

ビーチといっても、ここは大きな岩がごろんごろん。
相当風が強く、立っているとよろめく。
波がうねりながら大きく渦を巻くように湾に押し寄せてくる。
波打ち際に近寄ろうとすると、波しぶきがぶわーっと飛んでくるので、
拾い物などできる状況ではない。
 
 

 

寒いのに、ダイバーがおおぜい来ていて、アシカの群れのように
ひとところに集まって浮いたり沈んだりしていた。 
 

 

 

はい、ここが「馬の首」ってところ。(じゃなかったけ? )
右端の柵のところの、ぽちっと黒い1ミリくらいの点が人です。

 

 


 

でも、ここから見下ろすのはなかなかコワイのだ。
風はびゅうびゅうだし、閑猫はこのごろ高いところが苦手なので、
手すりにつかまって、よちよちと下りる。ひえ~。

海沿いの斜面にかなりの規模の「段々お花畑」があって、
春はきれいだけれど、いまはシーズンオフ。
こんな海辺にも猪が出るらしく、そこらじゅう電気柵だらけになっていた。
観光地はいろいろたいへん。

 

 

いいところなんだけど、ちょっと観光地すぎて・・
至れり尽くせり整備されすぎていると、逆に長居しづらいというか。
自分の気持ちが入りこむ隙間がないんだな、きっと。


本日の「いいね!」


有名アルバムジャケットをズームアウトしてみた

そ、そうだったのか・・。

 

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椎茸

2014-11-14 23:53:55 | 日々


庭のすみの古いホダ木に、大きな椎茸が。
出ると思っていなかったので発見が遅れ、
雨で巨大化してしまいました。
出るなら出ると言ってくれえ。

 

大きすぎる。。。

 

ホダ木の下には違うキノコもこっそり生えていた。

 

 

長く咲いていたトレニアも、もう終わりです。

 

 

なんだろう、このジグザグの雲は。

 

エンジェルトランペットの葉に、山桜の葉。

 

木枯らしが吹いて、急に気温が下がり、
くものすも、きれいに吹き払われてしまった。

 

 

 

 

撮りおさめだよ、ニコ。 

 

 

本日のにゃんこ。

きなこです。

 

 

これは、きなこのおもちゃに作ってやったおねず。
ぜんぜんねずみに見えない?
ええ、あんまりリアルに作るとまぎらわしいので(笑)
シッポが輪になっているのは、爪がひっかかるようにです。

きななは、人がじゃらそうとしても反応しないか、困惑するだけで、
見てないと、ひとりでこっそり遊んでいる。
気に入ったおもちゃは、かじってずたずたにしてしまいます。 

 

本日の「いいね!」


これで普通? 積みすぎ?

これで走れるというのも驚きだけど、どうやって積むんだろう。
ベトナムでは「バイク」=「ホンダ」なので、
スズキのバイクは「スズキのホンダ」になるそうです。

 

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よそ猫・ジンジャー

2014-11-13 23:19:15 | 日々

夜。おもてで小さく猫のうなり声がする。
出ると、道に見知らぬ猫がいて、小走りに去っていく。
うなっていたのは、すもも嬢さん。
あれ? 警備隊長さんちゃんはどこ行った?

その少しあと。
階下で、こんどは真鈴がうなっている。
窓ガラスをへだてて、縁側にさっきの猫がいる。
猫穴のすぐ外だ。
「にゃーん・・にゃーん・・」と優しい声で鳴いている。
子猫ではない。おとなの猫で、体格も良い。
茶トラの縞が全体にぼやけてにじんだようなショウガ色。
わりとカワイイ顔立ちで、目がグリーン。

あ。まずい。マドリに似ている。 

マドリも、こんなふうに、ひょっこり窓にやってきたのだった。
最初は女の子かと思ったくらいカワイイ顔立ちで、目がグリーン。
よそ猫はキッパリお断りする方針だし、Mも反対したのに、
ついつい、家に入れてゴハンあげてしまった。
結局、うちにいたのは3年ほどで、短いつきあいだったけれど、
わたしにべた甘の猫だったから、いまだに気持ちの整理がつかない。
あれから2か月。
色柄は違うけど、目がグリーン。
まずいですよ、このパターンは。

よそ猫ジンジャーは(と、例によって適当な命名!)
初対面でもあまり逃げない。けっこう人馴れしているらしい。
飼い猫か、野良ならまだ日が浅いか。
猫穴をくぐって入ってくるのも時間の問題かもしれない。
はてさて。どうしたものかしら。

と、気にしつつも、お風呂に入ったりしていたところ、
「ううわああ!」「なあああお!」「ふしゃーっ!」
と庭先で騒ぎがはじまった。
夜回りに出かけていたさんちゃんが帰ってきて、
どうやら縁側でジンジャーとばったり鉢合わせした様子。
(これでジンジャーが現役オス猫であることがはっきりした)

「こらこらっ」と、窓を開けて、さんちゃんの加勢に出ていくと、
普通のよそ猫なら、ぱっと身をひるがえして逃げるところなのに、
ジンジャー君、まったく動じない。
ライバルを前にしたら、人間なんてもう眼中にないらしい。
しかも、さきほどの「わりとカワイイ顔」はどこへやら、
牙をむき、全体がぶわっと5割増しくらいにふくらんだ戦闘モード。
(さんちゃんのほうも相当すごい形相になってるんですが、
暗がりの黒猫なのでビジュアル効果はイマイチ・・)
2匹で菊の花壇にころげ込み、ぎゃおぎゃおぎゃお!
近寄れないので、ほうきの先でちょいとつついたら、
ようやく気づいて、むこうは逃げた。

さんちゃんは、シッポをふくらませたまま戻ってきて、
すごい勢いでゴハンをがっついて、また出かけていく。
こういうときは、猫穴を閉鎖しても、無理やりどこかを
こじあけて出ていくのだから、しかたがない。
意気込みは良いが、しかし、キミはどうも脇が甘いぞ。
巡回中に敵の侵入を許してしまっては駄目じゃないか。
気をつけてくれたまえ。


<追記>
・・と書いた翌日の夜9時ごろ。
階下でいきなり「ううあああ!」の大声。
あ、また来た、と上からのぞいてみて、びっくり。
窓の内側で、毛を逆立て、外に向かってすごんでいるのは、
まぎれもなくジンジャーだ。
きょうはだいぶ寒くなり、ストーブを焚き始めた。
知らないうちに黙って入ってきて暖まっていたらしい。
ということは、外で光っている目がさんちゃんか?
立場が逆転してるじゃないの。

そんなあつかましい奴じゃなかったよ、うちのマドリはね。
もっとずっと控えめでフレンドリーな、いい子だったんだよ。

そのあと2匹ですっ飛んで行って、どこか遠くのほうから
うなり声が風にのって聞こえてくる。
平和を維持するには、フィジカル、メンタル両面で、
それなりの努力が必要であることを実感する。
とりあえず・・がんばれ、さんちゃん。

 

ふん。言うだけなら簡単でいいよな。

 

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深夜貨物の謎

2014-11-12 16:53:35 | 


夜11時すぎ。
家のすぐ下の道路を大型貨物車両が通っていく。

田舎の山中の県道だから幅が狭い。
歩道というのはほとんどなく、路肩はすぐ田畑や崖。
むこうから大型バスやダンプがやってくると、すれ違いできるのか
不安になるような場所もいくつかある。
そんな道を、深夜に大きなものが通る。 

この夏ごろから、ときどき気になっていた。
家の窓からは見えない。音だけが聞こえる。
重量感のある音だが、ふつうのダンプの音とは様子が違う。
ああいう単純な体育会系(?)の音ではなくて、
「きゅうい~ん」とか「ぽー」とか「こーんこーん」とか、
妙にSF的な音が混じっている。
宇宙船が地上走行実験をしているような感じ。
スピードは異常にゆっくりだ。徐行に近い。
あるいは停まって何かしている・・ような気もする。
人の声がする・・ような気もする。
なんだろう、あれ。

見に行きたいけれど、家から道路が見えるところまで50メートルほど、
その間は真っ暗なので、ライトを持たないと歩けない。
道側から見るとあまり人家がありそうに思えないところだから、
暗闇から急に人が出てくるとむこうがビックリするかもしれない。
それに、ほんとに宇宙船だったら怖いので・・
いや、宇宙船じゃないにしても、何かの秘密兵器を運んでいて、
見てしまったら記憶を消されるのかもよ・・(「メン・イン・ブラック」か?)
などなど、勝手に想像して遊んでいたところ、ひょんなことから謎が解けた。

 


 
これはその道を歩いて10分あまり下ったところ。
路肩にはみ出して、くっきりと太いタイヤの痕がついている。

 

反対側から見たところ。ガードレールぎりっぎりで通過しています。
ここは、このあたりの道としては、たいして急カーブとはいえないし、
特に道幅が狭いわけでもない。(もっと狭いところがざらにある)
ここが曲がりきれずにはみ出すって、どれだけ大きい車なのか。

 

 

 

そしてタイヤの溝の幅と深さがハンパでない。
なんなの、これ。

 


正体は、大型トレーラーでした。
そして、積み荷は、なんと、羽根!

風力発電の風車の羽根(ブレード)です。
フランスだかスペインだかのメーカーの製品で、
船で港まで来て、そこから山奥の工事現場まで、陸路で運ぶ。
交通量の少ない深夜、羽根を1枚ずつ、特殊なトレーラーに載せて、
護衛(?)のトラックや誘導の人が前後について、
慎重にゆっくりゆっくり運ぶんだそうです。
羽根1枚といっても、 大型のものなら長さ30~40メートル、
重さ5~8トンにもなるそうで、そりゃあ、深くめりこむわけですね。

風力発電は「自然環境に優しい」 と思われがちですが、
羽根1枚でもこれだけ重いものを(1基に羽根は3枚)
山のてっぺんに建てるには、まず木を伐採したり、
岩を削ったりして、大型重機が登れるような道を作り、
何千トンというコンクリートをつぎ込んで土台を作らねばならない。
にもかかわらず、本体の素材は強化プラスティックだから、
耐用年数はせいぜいもって20年くらいなんだそうで、
1年か2年でぽっきり折れて放置されてる風車もあるみたいです。
ここまで手間ひま労力をかけて、誰か儲かるのかなあ。
わたしにはよくわかりません。

それにしても・・坂とカーブだらけの狭い道を、よく通るなあ。
こんど「きゅうい~ん」が来たら、見に行ってみよう。

<追記>
で、見に行った話は→ 「ブレード」 

 

 

本日の「いいね!」


「モノのない暮らし」が、あなたを豊かにする

・・と、言うだけなら簡単で「いいね」。

 

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ビーチコウマー・その2

2014-11-11 10:34:58 | 日々


また別の浜辺。
ここは海藻もこまかい貝殻もみあたらず、シーグラスが少しと、
大量の丸い石がある。

右に見える小さい岬の向こう側へ行くと流木がいっぱいあるし、
逆に左へ行くとここよりずっと砂の色が黒くなる。
海岸線に小さな湾が連続してあり、ひとつひとつ違うのが面白い。

 

 

砂浜は波打ち際がいちばん歩きやすいのだが、
きょうは釣り人が等間隔で場所を占めている。
釣り人の前は歩けないし、すぐ後ろも歩きたくないので
(子どもの頃、釣り堀で、後ろの見物人が「釣られた」のを目撃したため)
砂が深くて歩きにくいところをずーっと歩くはめになってしまった。

釣り人は全員老人だ。
小さい折りたたみ椅子を置いて座っている。
クーラーボックスなど持っていないから近所の人だろう。
何が釣れるんですかと聞いてみようかと思ったが、
(こういう砂浜で釣る魚は、キスとか?)
誰の竿もいっこうに動く様子がなく、全体に不景気感が漂っている。
竿をほっぽって、横で体操をしているおじいさんもいる。
そのうち「駄目だ。帰るわ」と端の老人が声をあげると、
スローモーションのドミノ倒しのようにひとりまたひとりと
腰を上げて片づけを始めた。

 

きらきらが跳ねているね。

 

 



 

堤防のむこうは小さな漁港。
船を引き揚げて固定するためのレールが敷いてある。
漁船には「かとれあ丸」などと名前が書いてあり、
歩いていくと船と同じ名前の民宿もみつかる。

いまどきの小型漁船はみんなFRP(強化プラスティック)なので、
機能的かもしれないけれど、あまり美しいとはいえない。 
(無意識に船をよけて撮ったので変な写真に・・笑) 

 

 

地元っ子なら、これ見たらどこだかすぐわかりますね。

本当はこの浜は夕陽が良いのだけれど、ここにたどりつくまでに
工事中のところがめちゃくちゃ多くて、障害物競走のようなので、
あまり暗くなってから走りたくない。
道に立って誘導をする人が、みなさん不慣れなのか、
手の振りなどの指示がなんとなく中途半端で非常にわかりにくく、
(いや、こちらが特別わかんないだけなのですが、もしかしたら
ボディーランゲージにもローカルルールがあるのか?)
進んでいいのねと進むと「あーっ!」とか言われ、どきどきしっぱなし。
工事終わったらまた来てみましょう。 

 

本日の「いいね!」

The Ocean Cleanup

ひとりの高校生が立ち上げた海洋ゴミ回収プロジェクト。


 

そして、本日のごはん。

酔猫さんお手製の稲荷寿司弁当いただきました。
すっごく美味しそう。

(美味しかったです! ごちそうさまでした)


わたしはお弁当つくるのが下手で・・
ご飯とおかずのバランスとか彩りとかうまく考えられないです。
キャラ弁全盛の時代に「園児の母」じゃなくてよかったわ。 

 

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春菊など

2014-11-09 18:13:25 | 日々


コスモスの花も終わり。
野山の彩りは実と葉にうつっていく。
こんどよく晴れたらアメリカアサガオの種をあつめて、
カラスウリやサルトリイバラの赤い実も、
色があざやかなうちにとっておこう。

 

春菊。
種をわざと多めにまいておき、本葉が4~6枚くらいのときに間引く。
これくらいの小さいうちに生で食べるのがたのしみ。
洗って大皿に盛り、小皿にマヨネーズ、市販の和風ごまドレッシング、
オリーブオイルに岩塩など、いろいろ試す。
おすすめはオリーブオイル! 
長さ12センチくらいのを、包丁を入れずにそのまま、
指でつまんでむしゃむしゃ食べる。
摘みたての春菊は、あくもなく本当に柔らかいので、
ほんのちょっぴりのオイルに、ちょっぴりの塩だけで、
いくらでも食べられてしまう。
あ、チーズなんかも合うかな。 
チーズなら、わたしはオイルも塩もいらない。 

晩秋でもこのあたりは暖かいので、葉物は虫食いだらけになるけれど、
春菊はほとんど虫がつかないのでたすかる。
でもサラダで食べられる期間は短い。
美味しいのは、摘んだ日と、せいぜい翌日まで。
しかも、こんなふうに「ばさっ」と盛ってあるのが、典康さんのお皿。
なんとぜいたくなサラダ。 
 

 

羽。長さ約2センチ。地面の草の葉にちょこんと乗っていた。
あとで戻って拾うつもりでいたら、場所を忘れて拾えず。

 

 

本日のきのこ。

あ、これは、よくある、あれだ!・・と思うが、
その「あれ」が何だか思い出せない。

 

 

とりあえずアップにしてみましょうか。

 

 

つつくと「ぷしゅう」と煙が出る。
そうそう、これは、あれですよ。

(・・なんだっけね?) 

 

 

このあとは例によってニコの「くものすとり」なので、
苦手な人はすっとばしてね。 
くものすシーズンも、そろそろ終盤。 

 

 

 

 

 

 

 

 


本日の「いいね!」


「三春原」ってなんて読む?

いやいや、これはほんとに読めないなあ。
(解答編のリンクが下のほうにあります) 

そういえば、わが家の住所も、小学生でも書ける字だけど、
正しく読めない人が多いかもしれない。
わたしも引っ越し前、なんて読むんだろうかと思いました。
バス停名にある、柳生口(やんぎょうぐち)、高馬(たこうま)、
松尾(まとお)、田牛(とうじ)なども、知らないと読めないですね。

 

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