月があかるい。とびきりあかるい。
月あかりだけで本が読めそうな夜はめったにない。
寝るのも惜しく、毛布をはおってベランダをうろうろする。
何かこっそり「実験」をしてみたいような感じ。
月あかりで蜘蛛の糸を撮ってみようなんて思いつくのは馬鹿である。
ほら、ぼけた。
ほらねー、ぶれた。なんじゃこりゃ(笑
ぼけぶれで、なんかキレイだ。
その翌日の夕暮れどき。
がんばって高いところにのぼってみたのはいいが、
夕焼け雲を心ゆくまで眺めてから、さて下りましょうと思ったら、
もうどんどんどんどん暗くなってきて、早くも足元がおぼつかない。
てっぺんは明るくても、下は陰になっているということを忘れていた。
だいたいわたしは下りのほうが苦手で時間が倍かかるのです。
潮が満ちて沖の小島に取り残されるのも嫌だけど、
暗くなって山から下りられなくなるのもかなり困るよね。
次回はライトと携帯持って行こう。
本日の「いいね!」
(英文だし長いんですが・・日本語版がみつからなかったので!)
アメリカ全土で、ビルや通信塔などの人工物に衝突して命を落とす鳥は、
年間で推定5億から10億羽と言われているそうだ。
強い人工照明は、夜間に月や星を頼りに飛ぶ渡り鳥の
方向感覚を混乱させてしまう。
エンパイアステートビルだけでも、1シーズンに700羽の鳥が
衝突死しているそうです。
渡りのシーズンには、ライトアップならぬライトダウンを!
わたしは、自分が光によわいからかもしれませんが、
街へ行くと、ここまで均一に明るくしておく必要があるのか?と
疑問に思うことがよくあります。
お祭り行事だったはずの「光のページェント」がもう日常化している。
ほんとはこんなに光がなくたって人間は困らないんじゃないか。
車のヘッドライトも店舗からあふれる照明も異様なほど明るい。
その中に立って、さらに明るい液晶画面を見つめる人たち。
方向感覚を失ってさまよう人だって増えるかもしれない。