閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

月で遊ぶ

2014-11-08 11:37:34 | 日々


月があかるい。とびきりあかるい。
月あかりだけで本が読めそうな夜はめったにない。
寝るのも惜しく、毛布をはおってベランダをうろうろする。 

 

何かこっそり「実験」をしてみたいような感じ。

 

 

 

月あかりで蜘蛛の糸を撮ってみようなんて思いつくのは馬鹿である。

 

 

ほら、ぼけた。

 

 

ほらねー、ぶれた。なんじゃこりゃ(笑

 

 

ぼけぶれで、なんかキレイだ。

 

 

その翌日の夕暮れどき。
がんばって高いところにのぼってみたのはいいが、
夕焼け雲を心ゆくまで眺めてから、さて下りましょうと思ったら、
もうどんどんどんどん暗くなってきて、早くも足元がおぼつかない。 
てっぺんは明るくても、下は陰になっているということを忘れていた。
だいたいわたしは下りのほうが苦手で時間が倍かかるのです。
潮が満ちて沖の小島に取り残されるのも嫌だけど、
暗くなって山から下りられなくなるのもかなり困るよね。
次回はライトと携帯持って行こう。
 

本日の「いいね!」


‘Lights Out’

(英文だし長いんですが・・日本語版がみつからなかったので!)

アメリカ全土で、ビルや通信塔などの人工物に衝突して命を落とす鳥は、
年間で推定5億から10億羽と言われているそうだ。
強い人工照明は、夜間に月や星を頼りに飛ぶ渡り鳥の
方向感覚を混乱させてしまう。
エンパイアステートビルだけでも、1シーズンに700羽の鳥が
衝突死しているそうです。
渡りのシーズンには、ライトアップならぬライトダウンを!

わたしは、自分が光によわいからかもしれませんが、
街へ行くと、ここまで均一に明るくしておく必要があるのか?と
疑問に思うことがよくあります。
お祭り行事だったはずの「光のページェント」がもう日常化している。
ほんとはこんなに光がなくたって人間は困らないんじゃないか。
車のヘッドライトも店舗からあふれる照明も異様なほど明るい。
その中に立って、さらに明るい液晶画面を見つめる人たち。
方向感覚を失ってさまよう人だって増えるかもしれない。

 

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ジョウビタキ・その2

2014-11-07 11:40:26 | 日々


写真、遠すぎて、何だかサッパリわかりませんが・・(笑

ジョウビタキ君、裏の窓に来なくなったと思ったら、
こんどは車が気になりはじめた様子。
窓ガラスよりミラーのほうが、もちろん鮮明に映る。
天候や光の具合に関係なく、いつでも映る。
ガラスなら、接近すると「あれ? 違った?」と気づくらしいが、
ミラーは近づけば近づくほどハッキリ見えてしまうので、
「あの野郎! 許せん!」と思うらしい。
しかも、車には、鳥が止まれる場所がたくさんある。
その結果・・

 

こういうことに、なってしまうんですね(・・涙
これは、ちょっと、カワイイとはいえないな。

うちの車は「乗れて、走れて、荷物が積めればよし」という、
ほとんど自走式ショッピングカートのようなものなので、
泥がハネようが落ち葉が乗ってようが気にしませんが、
ぴかぴかの高級車をステイタスシンボルにしている人には、
ホントに腹立つ鳥かもしれません。

まあ、いくらなんでも、このままほっとくわけにはいきませんので、
(ほっとくと穴があくとか、おどされた)
車、洗いました。そして・・

ミラーを隠すことにした。
ミラー、たたむだけでは、すきまから見えて駄目みたいなので。
コンビニ袋をかぶせていたけど、風で飛んでしまうので、
古タオルをセンタクバサミでとめました。

「ふん。やっといなくなったな。おれさまの勝利だ」
といばっているジョウビタキ君。
( いや、だから、こんな写真ではわかんないって!)

そして、次に気になるのは、Mの軽トラック。

しばらく近くで様子をうかがったあと、飛んできて、
ミラーの前に止まる。
うーむ、見れば見るほど凶悪そうな敵だ。
(って、それはキミ自身なのだが!) 

 

ジャンプして、ミラーにアタック!

「コン!」と音がするので、たぶん、くちばしがあたっています。
上の写真は、その直後。 
ミラーに足跡はついていないので、
「コン!」とやって、蹴らずに、そのままミラーの上へ。
これも、「つついてやろう」という意図があったのか、
突進したらくちばしがぶつかってしまったのか、
そのへんはよくわかりません。
(好奇心のカタマリ猫がすぐ足元に来てしまうため、
これ以上近づいて観察できない・・)

「どうかな? あいつ、行っちまったよな?」と
しばらく様子をうかがっている。
しかし、ここを離れると、またミラーが目に入る。
「あーっ、いるじゃないか、まだ懲りねェのかあの野郎ッ!」
てわけで、ジョウビタキ君、きりがない。

人間がガラスとかミラーとか、自然界にないものを作ったせいで、
ジョウビタキ君に余計な苦労をさせて、申し訳ない。
チョッキリ虫と同じく、百年やそこらでは学習効果は出ないので、
この時期、車のミラーは、なるべく隠しておくのがお互いのため。

 

本日の「いいね!」

Mの出雲みやげ。
その名も「ラフカディオ珈琲ハーンブレンドスペシャル」!
右のは畑のお芋でMが作ってくれた「すいーとぽてと」。 

 

もうひとつ「いいね!」


真空中では羽と鉄球は同じ速度で落下するのか (動画あり)

ガリレオの理論をNASAの真空チャンバーで実証実験!
これはぜひ一度見てみたかったものなので、すごくうれしい。
(下のほうの画像を見ないで、まずは動画をじっくりごらんください)

 

 

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夕焼け

2014-11-05 23:17:56 | 日々


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1枚目から6枚目まで、約10分足らず。
走り回って夕焼けを拾ってきた。 

 

 

本日のにゃんこ。

なかなか「いっしょに寝る」がマスターできなかったきなこ。
膝にはふつうに上がれるのだけど、人が横になると、
とたんにどうしたらいいかわからなくなるらしい。
オイデと呼んでもなかなか来ない。
「うあいぃ・・うないぃ・・」といいながらさまよっている。
そろそろ夜は冷えるようになってきたし、どうするかと思っていたら、
このごろ、わたしがお風呂に入っている間に、
先に布団にのって待っているようになった。
わたしは、きななをそーっと押しやって、あいたところにそーっと寝る。
これなら、お互いうまくいく。
小さい頭でやっと考えついた名案です。
えらいぞ、きなちゃん。 

 

本日の「いいね!」


シャボン玉凍った (動画あり)

うわ~~きれいだ~~

 

 

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ジョウビタキ

2014-11-04 21:26:53 | 日々


裏の窓にたびたびやってくるジョウビタキ。
(写真・・遠すぎですが・・)
オレンジと黒とグレイの配色はオス。
「ピッ! ピッ! カッカッ!」 と特徴のある鳴き方をする。
そして・・ 

 

いきなり網戸に!

 

 

 

そしてまた倉庫の屋根に。

ジョウビタキは渡り鳥で、日本には越冬のためにやってくる。
縄張り性が強く、他のジョウビタキを見ると追い払う性質がある。
天気や時間帯によって、この窓は鏡のようになるので、
うつった自分の姿をライバルと間違えて攻撃しにくるらしい。

 

有名なヒチコックの映画「鳥」で、カモメやカラスが
人を襲うシーンがあるけれど、実際に鳥が攻撃をするとき、
空中ではばたきながらくちばしでつつくのは無理だろうと思う。
ツバメのように飛びながら餌をキャッチする鳥はいるけれど、
ホヴァリング状態でものを「つつく」ことのできる鳥はあまりいない。
いない・・ですよね?
つつくには、まずどこかに止まって身体を安定させる必要がある。
そうしないと首に力が入らない(んじゃないかな?)
空中戦は、はばたきながら足を出して蹴り合う。
蹴り合いは、翼での叩き合いともいえるが、つつき合いにはならない。

蹴った瞬間の証拠写真を撮ってやろうと、しばらくねばってみたが、
これがそう簡単には撮れないのですよ。
どこかで「ピッ! ピッ!」と声がするなあと思っていると、
いきなり「ぱっ」と目の前の窓に来る。
あ!とシャッターを押すひまもなく、消える。
その間、1秒あるかないか。速いのなんのって。
(だいたい、このカメラはしばらく操作しないでいると自動的に
スリープ状態になってしまい、そこからの回復に2秒はかかるので!) 

動物写真を撮るコツは、一にも二にも「待つこと」だそうだ。
わたしは、こういうことには根気がない。すぐ飽きる。
魚釣りなんかも、すぐ飽きます。
動く相手を待つのは苦手だ。

というわけで、

動かないもの。台所の窓ガラス。
外側に、蹴った足跡がついている。
うちに来てこれをやるのは、ジョウビタキと、キセキレイ。
車のミラーなんかもよくやられる。

 

 

かわいい。

いや、本人(鳥)はテリトリー保守に必死なので、
カワイイなんていっては失礼かもしれないけど、カワイイので、
拭かないでとってあります。 

 

<追記>

さらに観察。
ジョウビタキは窓(=映った姿)を意図的に「蹴りに来た」のか。
それとも、突進したらぶつかりそうになったため、直前で
急制動をかけた結果、水泳のターンのように蹴ることになったのか。 
動作としては同じでも、動機の違いは大きな違いだ。
どっちでしょうかね。
(とにかく速いので、見てても一瞬で、よくわかんないです。
高画質の動画でスロー再生して見てみたい) 

ちなみに、ジョウビタキは、オスもメスもなわばりを持つけれど、
しつこくうちのガラスにアタックしてくるのはたいていオスで、
メスがやってるのはまだ見たことがない。

 

このつづきは→「ジョウビタキ・つづき」


 

動く相手でも、雲は飽きない。
空一面に、砂丘にできる風紋のような雲がひろがった。

 

 

風紋が崩れてマーブル模様になっていく。

 

 

みじかい夕焼け、そして・・

 



月が出た。

 

 

 

あ、こら、つまんで遊ぶな。

 

 

ケン玉にして遊ぶなってば。

 

 

本日の「いいね!」


鳥の巣ソファ

鳥の巣博士に「これ、どうですか」って見せたら
「お姉さんはついていないのか」と。
いや、このお姉さんの正体は、ホトトギスのヒナだから。絶対。

 

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そらとぶかたつむり

2014-11-03 20:23:22 | 日々


また!菜っ葉についてきてしまったミニかたつむり。
前回より大きくなって、殻の直径が1センチほど。
やれやれ、畑に返しに行かなくては。
その前に、ちょっと遊ぼう。

 


 

 

 

 

 

 

日が暮れてきたけど、どうする?
灯台に泊めてもらう?

 

本日のきのこ。

わお! きのこに水玉!

 

 

微妙にとろみ系。 

 

 

本日の「いいね!」


369 (動画)

えーと、すべてが9になる・・??
わかりませんが、面白いです。

(わからなくても面白いことと、わかって初めて面白いことがある。
閑猫にとって、理数系のほとんどは前者。
ニコラ・テスラとデヴィッド・ボウイの区別もあやしい)

 

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おやま・その2

2014-11-02 20:34:58 | 日々


桜は早く紅葉して、もう半分ほど散ってしまった。
他の木々はまだまだ緑。

 

 

なんとなくハロウィンな栗の葉っぱ。

 

 

上から見ると何だかわかりにくいが・・

 

 

横から見ると、きのこらしい。
(あれ? ニコもこういうアングルで撮れるんだ?)

 

 

ひらひら系。ニョロニョロの手みたいです。

 

 

 

こんなところでカタツムリさん発見。

 

 

上見ると、まだほとんど緑。

 

 

玉あじさいの名残の花に、くものす。

 

 

橋を渡って帰りましょう。

 

おまけ。
ひさしぶりに面白物件。

○一戸建て
渓流沿いのコテージ
快適な道を海から10km
庭先で渓流釣りができます
水道なし水は自前調達

(自前調達! うちと同じだー)

○リゾートマンション
海望む生活便利
駅前・買い物・銀行すぐ近く
リフォーム済みピカピカ
サウナ付き温泉大浴場
海・川・山・桜・バラ・滝・温泉

(海の近くに駅はありますが、
駅前に滝があるわけではありません)

○一戸建て
ワンチャン部屋付
見晴しの良い山麓の家
ワンチャン用柵グルリ
キレイで素敵な家
菜園ガーデニングOK

(ワンチャンが駆け回る庭では
菜園はあんまりOKじゃないかも)

○一戸建て
南向き明るい家
広~いウッドデッキ!
緑一色の素晴しい景色
改修済み手入れ不要

(緑一色は杉ヒノキの場合もあるので、
花粉症の人はご用心)

○一戸建て
海のある暮らし
波静かな渚へ徒歩2分
海辺の散歩で健康増進
釣り好きな方にオススメ
投げ釣・船釣・堤防釣・・

(これ書いてる人、よほど釣り好きなんでしょうね。
わずか数行しかないスペースで、他に何か言うことはないのか)

詳細は閑猫堂までお問合せ下さい。
(いつから不動産屋に??・・笑) 

 

本日の「いいね!」


I WON'T LET YOU DOWN

うわ~。ほんとだ~。すげ~。
(と、よく知らない知り合いから勝手にシェア。
そうか、あの「森の木琴」を作った人なんですね)

 

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